俺が通っていた高校は新しくできたばかりの学校で、設備があまり整っていなかった。
高校一年のときには、まだプールが無く、夏でも体育館でバスケをやったりしていた。
7月のある日、体育の授業があった俺らはいつものように体育館に集まった。
ところが、体育教師W田は、
「お前ら、運動靴に履き替えて体育館の横に集合」
と言った。
俺らは言われたとおりに靴を履き替えて、体育館の横に集合した。
そこは、体育館と剣道場のあいだにある、幅10メートル×奥行き30メートルほどの空き地だった。
体育教師W田は俺たちに向かって言った。
「お前ら、今日はプールを作るぞ」
へ? 理解できずにいる俺たちに、W田は続けて言った。
「ここを掘って、デカい石があったら掘り出して、向こうに運んで捨てろ」
周りを見回すと、スコップや運搬用の一輪車がいくつも置いてあり、地面もところどころ掘り返されていた。
おそらく、別のクラスの生徒が作業させられたのであろう。
「こんな狭いところにプールなんて作れるわけないだろ!?」
「そもそも、自分たちでプールを作るなんて話があるか!?」
誰もが疑問に思った。
しかし、学生時代に剣道で国○舘を優勝に導いたという噂のW田には誰も逆らえない。
俺たちは渋々スコップを手に取り、地面を掘っては石を運んだ。
結局、その日の体育の授業は、石を掘り返しただけで終わった。
そして、一学期が終わり、夏休みに入った。
俺たちはプールのことなんてすっかり忘れていた。
夏休みが終わり、久しぶりに学校に行くと、なんと、プールができていた。
ただし、プールの場所は俺たちが必死で掘り返したところから遠く離れた場所だった。
俺たちの作業はいったい何だったのか? 急いであの体育館の横に向かった。
そこには、青々とした芝が敷きつめられ、悠々とゴルフのスイング練習をするW田がいた。
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いっしょにゴルフの練習したいものだ。(違
…間違いない(今年消える長井)
しかし、ちょっと憎しみが湧いた。
掘るのに何時間かかったんだろ?
脇田だろ。
ってかなりキモくね?
え?俺?
休みの間にできるくらいなら先生は普通に知ってるはず。
名前が悪いな。
ワロタだろ
俺がやられたらクラスでW田に落とし穴祭り開催決定だな。車ごとドスーン
,.∩ `ヽ
〃∪'´ ̄`二二人\ ヽ
| ツ´ ̄ ̄ ̄ ̄´ ヾ ヽ. ',
|ハ ,ニ、 ,. - 、 | | | l |
| ハ ィハ ,二ヽ. | | | | | 同じ板にコピペするとそのままだけど、
| | | じ' |トJ〉 /)} l | 違う板にコピペすると鬼のような怖い顔
| ハ 、'_,  ̄,, 厶イ川| に変わる摩訶不思議な佳子様コピペ。
l l /\ .. イV\川 |
,' l l ,イ `l ̄´ / /ヽl l
l | l ハ `メ、 〃 ヽヽ、__ノ
早稲田
ネタ確定
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