数年前に同居していた祖父が無くなり老人介護から開放されたうちの母。
弟と一緒に何かプレゼントを!と言うことになり、以前から母が欲しがっていた
犬をプレゼント。(どちらかというと私らのほうが欲しかったのかもw)
はじめのうちは、
「俺は面倒みないからな。世話なんか、散歩なんか絶対にしないからな!」
と念を押すように毎日唸っていた。
なんのこたーない、一週間もしないうちに朝晩各1時間半の散歩、昼も犬の
お願いベースで散歩。
犬がパパンの右の耳を舐めたときは散歩の催促、左の耳を舐めたときはトイレの催促・・・
などのコミュニケーションが取れるまでに成長。
「なんだかんだ言って、結局かわいーんじゃん」
と言うと、
「俺は仕方がないから、誰も面倒みないから世話してるんだ」
と屁理屈。
しまいには、家族の見ていないところで犬に向かって、
「お前はおとーちゃんがいないと散歩もおしっこもできない。
俺がいないと生きていけないんだよなぁ。」
などと目じりを下げながら恩を売っていた。
素直になりなよパパン
その後
なんだかんだ言っても溺愛していたその犬が、交通事故でパパンの目の前で
死んでしまった。
私は出張先から戻る途中の空港で連絡を受けた。
速攻で家に戻るとパパンが、
「A子(私の名)ごめんっ」
と男泣きに泣いていた。
私が買ってきたので、パパンにしてみたら自分の犬ではなくて私の犬という意識があったのだろう。
私もパパンが一生懸命犬の世話をしていたのを知っていたので、
「パパンのせいではないよ、ワン子も幸せだったと思うよ。」
と自分も悲しいけど慰めた。
その日の夜、二人きりの時にもう一度謝られて、
「俺はなぁ、お前たちが小さいとき会社人間仕事人間だったから、
お前らの世話はママンに任せっきりだった。後になってものすごく後悔したんだ。
だから、ワンコは俺の次男だと思って、
もう一度子育てをするつもりで一生懸命大事に育てたんだ。」
と涙ながらに語られた。
思春期の頃には、普段家にいないくせに都合のいいときだけ父親面してと反抗したこともあったけど、この一言を聞いて胸にグっときた。
それ以降犬はもう絶対に飼わないといっていたパパンだったが、半年後に縁あって同じ犬種の女の子を迎えた。
今度は相手が女の子なので、
「ねぇ、おとうちゃんの事好き?好きでしょ?
おとうちゃんがイイ子ちゃんしてあげるからこっちいらっしゃい」
などとキャバクラに通いつめるエロ親父モード全開で、包み隠さず愛情表現してる。
まぁ、どっちの犬も迷惑顔なのは同じなのが笑える。
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読み直しくらい汁w
通りますよと。
てか なんてかわいいオヤジ様なんだ。
なぁ8よ
�
祖父を無くしちゃったのか・・・・ ドンマイ。
はい、やり直し。
誰か漸くして暮れ
なぞなぞ‥?


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