最近外が暖かくなってきたので、
職場の仲間数人と外で飯を食おうと言う流れになり、
コンビニで飯を買って、会社の近くの公園のベンチで食い始めた。
ターミナル駅の近くの公園なんで、
排気ガスや車の音はうるさいけどいい気分転換になった。
飯も食い終わって仲間数人と話してると、
俺たちの居るベンチの前で一人の男の子が転んだ。
5歳ぐらいかな?かなり泣き始めた。
俺たち全員独身で子供の扱いなんか慣れてなかったから、
オロオロしながらも抱き起こした。
周りを見渡すと、
そこの近くのデパートの袋を足元において、
携帯で話し込んでる女性が一人。
でも、泣き声に気付くそぶりも無い。
とりあえず狼狽しながら
「大丈夫?痛いの痛いの飛んでけ〜!!」
とか言いながら慰めてた。
んで、だいぶ落ち着き始めてその子も泣き止めかけた時、
その女性がすごい形相で走ってきた。
「ちょっと!!あんた達何やってんのよ!!」
「いえ・・・この子が僕らの目の前で転んだんで」
「あんた達がやったんでしょう?ほんと酷いわね!!」
「いえ、けしてその様な事は・・・」
正直キレそうになった。
目を離したのはアンタだし、それにせめて泣き声で気づけよ・・・
「あんた達この辺の会社でしょ?名刺出しなさいよ!!
警察呼んで訴えてやるから!!」
母親のファビョリ方に怒りがふつふつと湧いてきたところで、
なんと本当に警察がきた。
どうやら公園の周りの駐禁を取りに来ていたらしい。
「あの〜大丈夫ですか?」
「おまわりさん!!この人達家の子供に悪戯したんです!!訴えます!!」
「事の顛末は見ていましたよ。事実は彼らの言うとおりです。
なんだったら、カメラの映像見ますか?」
と、おまわりさんは外灯の上にある監視カメラを指差した。
「おまわりさんの言うとおりだよ!!
ママずっとおしゃべりばっかり!!ママなんか嫌い!!」
子供まで味方してくれたのは嬉しかったけど、ちょっと情けなかったかな。
さっきとは逆に母親はスゲー落ち込んで半泣き。
ちょっとかわいそうだった。
でも、この後のおまわりさんがかっこいいんだ。
「駄目だよ、僕。ママの事嫌いって言ったら。すごくママかわいそうじゃない。
男の子はママを守らなきゃ。だから、ママを責めるんじゃなくて、
今落ち込んでるママを慰めてあげなきゃ」
そういって子供の頭撫でたんだ。
その子は元気良く頷いて、
俺たちに「ありがとう」って言って母親の手を引いて帰っていった。
なんかNHKのドラマみたいに恥ずかしいぐらいの展開だったけど、
おまわりさんのおかげでスーともしたし、何より心温まったね。
おかげで昼からの仕事に遅れてしまったのはご愛嬌としておこう。
今日は代休ゆえ、ゆっくり寝ます。
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お母さんもこれから代われたら素敵だね
普通だったらDQNな母親がうんぬんかんぬん愚痴る記事になる。
ただしキモメンに限る
似たような親は実際にいるけどね。
それはともかく肛門がかゆい。
もし警官が見てなかったら話が拗れて午後の出勤に遅れ、散々な目に遭う
仕事の重要さも分からんニートがほざくな


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