ある年の夏休み、○○渓谷に涼みに出かけた。
△△淵というところでふと見ると子供(保育園児くらい)が板切れのようなものに掴まって流されていた。
騒然となる観光客。
すぐに近くにいた大学生のカップルの彼氏のほうが助けに飛び込んだ。
彼女のほうは手近な岩に駆け上がって大声を出している。
パニックになって叫んでいると思ったが、そうではなく泳ぐ彼氏に方向や助け方の指示を出していた。
やがて彼氏は子供を後ろから抱くようにしてラッコのような体勢でこちらの岸に向かった。
しかし行きのクロールと違って泳ぐのが遅くて流されていく。
するとなんと彼女が岩から見事な飛び込みを見せて、たちまち彼氏のところへ泳ぎ着き
2人がかりで子供を腹の上に乗せて泳ぎ始めた。
その間、岸ではロープなど何か投げてあげるものを探す人が続出したがなにもなし。
するとどこかのおじさんが「手を繋ぐぞ」と叫んで水の中に入っていった。
何人か忘れたが一列に手を繋いだ男が自分たちをロープがわりにしてカップルをつかまえてみんなで引きずり上げた。
俺が係わったというのはその手を繋いだ男の中に俺も俺の友だちも参加したから。
何人か忘れたが一列に手を繋いだ男が自分たちをロープがわりにしてカップルをつかまえてみんなで引きずり上げた。
俺が係わったというのはその手を繋いだ男の中に俺も俺の友だちも参加したから。
子供は意識あり、咳き込んだ後はギャン泣き。
無事だった。
子供の親がどうだったか、なぜか記憶にない。
子供が助かったからいえることだが、俺はそんなことより抱き合って泣き笑いしているカップルがうらやましくて仕方がなかった。
競泳スタートの時のような鮮やかな飛込みをみせた白いワンピースが目に焼きついている。
6年前、彼女のいない高校生だった夏の思い出話。
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「2人がかりで子供を腹の上に乗せて泳ぎ始めた。」
どういう状態なんかな?誰か教えて。
どういう状態なんかな?誰か教えて。
貝を持ったラッコが、下半身だけ沈んでる感じ
>>1
二人が横並びのラッコみたくなって
その上に十時に交差する形で子供を載せたんだとおもう。
そうすれば子供の重みを2人分の浮力でカバーできるから。
二人が横並びのラッコみたくなって
その上に十時に交差する形で子供を載せたんだとおもう。
そうすれば子供の重みを2人分の浮力でカバーできるから。
>>白のワンピース
ほう…
ほう…
文才なさすぎ
川に頭から飛び込むとか、怖くて絶対出来んな・・・
水深が判からんし。
水深が判からんし。
>板切れのようなものに掴まって
アニメかマンガのよう、都合よくこんなのがあるわけない
アニメかマンガのよう、都合よくこんなのがあるわけない
よく服着て泳げるな
素直にカッコいいわ〜
マンガやドラマのような事って案外実際起こるもんだよ?
現実にドラマとかにありがちな事が起こると リアルに感じなくて困る
現実にドラマとかにありがちな事が起こると リアルに感じなくて困る
たしかに川に飛び込むの怖いな。
濡れ透けは好物です。
確かに飛び込むのは怖いかもしれないが、いざその場に遭遇すると飛び込めるんだよ
逆に言えばそういう判断なんかする間もなく行動しちゃうから助けた人が死ぬ場合もある
でも、自分の危険なんて気にならないくらい「助けなきゃ」って気持ちが働くんだよ
逆に言えばそういう判断なんかする間もなく行動しちゃうから助けた人が死ぬ場合もある
でも、自分の危険なんて気にならないくらい「助けなきゃ」って気持ちが働くんだよ
「よく考えりゃ」二次被害の危険性も少なくないんだろうが、
いざその場でそんな風に考えられるのはあまりいないよな。
自分の後先考えないか溺れてる奴の後先まで即座には考えられないかのどちらか。
勿論大抵は後者。考えられた時点で、救助ポイントをやや下流に定めての救出ミッションに思考が及ぶ。
いざその場でそんな風に考えられるのはあまりいないよな。
自分の後先考えないか溺れてる奴の後先まで即座には考えられないかのどちらか。
勿論大抵は後者。考えられた時点で、救助ポイントをやや下流に定めての救出ミッションに思考が及ぶ。


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