昔あるところに旅をしている僧侶がいた。
ある日僧侶が道を歩いていると、雀が蛇に捕らえられている。
雀が涙を流しながら僧侶に命乞いをするので、
僧侶は雀を不憫に思い、蛇に語りかけた。
「その雀はまだ若い。私の腕の肉と交換に助けてやってくれないか」
すると蛇は不思議な天秤を持ち出すとこう言った。
「これは命の重さを量る不思議な天秤だ。
この雀と釣り合うだけの肉を差し出せば雀を助けてやろう」
僧侶は少し訝しげに思ったが、涙する雀を見てその交渉を呑むことにした。
僧侶はまず腕の肉を少し削ぎ落とし、天秤の反対側に載せた。
肉は雀と同じくらいの大きさだが、天秤はピクリとも動かない。
更に肉を削ぎ落とし載せたが、やはり天秤はびくともしない。
次々と肉を削ぎ落とし、とうとう片腕を失ってしまった僧侶だが、やはり天秤は一向に動く気配を見せなかった。
業を煮やした僧侶が自ら天秤に乗ると、ようやく天秤は釣り合ったという。
たまげた僧侶を尻目に、蛇は不適な笑みを浮かべて曰く、
「どうだ坊主。この雀の命は、腕の肉切れ一片で足りるとでも思ったか。
己の命も犠牲に出来ぬ分際で命を助けるようなぞ高尚なことをほざきおって、
おこがましくも哀れで愚かな人間らしいことよ」
呆然とする僧侶を横目に、蛇は雀と僧侶の腕を丸呑みし、どこかへ去っていった。
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（37）![動画：ドッキリ -ドアノブをバーナーで加熱してみた- [おもしろ]](http://kamibakusho.com/image/prevarticle.gif) |
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![漫画：デスノート -バスジャックをノートで殺したんだけども- [衝撃]](http://kamibakusho.com/image/nextarticle.gif) |
天秤は細工済みです。
怖いけど深い話だな
ある男が小指を切り落として天秤に載せるとみごとに釣り合った。
蛇驚愕。
男は雀を逃がしてやり、ガウンを翻して立ち去った。
背中には闘魂の文字が輝いていた。
蛇「オレ、『ち』と『き』を間違えて言ったかも…」
蛇驚愕。
男は雀を逃がしてやり、ガウンを翻して立ち去った。
背中には闘魂の文字が輝いていた。
蛇「オレ、『ち』と『き』を間違えて言ったかも…」
雀もて・・・
うぅむ
栄養価ではかれよ糞蛇がって縊り殺そうよ
業を煮やした僧侶が蛇を鷲掴みにして天秤に載せると、ようやく天秤は釣り合ったという。
呆然とする蛇を横目に、僧侶は雀と自分の腕を丸呑みし、どこかへ去っていった。
呆然とする蛇を横目に、僧侶は雀と自分の腕を丸呑みし、どこかへ去っていった。
後のガッツである・・・
仏教説話ですね
僧侶「ならば私のﾃｨﾝｶｽを…」
秤は釣り合った。
雀「…」
秤は釣り合った。
雀「…」
暴力の強さで言ったら僧は1位だったろうにな
蛇を叩き殺す覚悟、命の価値などという不確かなものに賭ける覚悟
蛇を叩き殺す覚悟、命の価値などという不確かなものに賭ける覚悟
他人のために腕犠牲にします(立派？基地外か)
腕だけじゃ救えません→じゃあいいや、腕損した、最悪って単純な話だろ
命助けるのに命賭けなきゃいけないなら助けません(至って正常であり普通。しかも見ず知らずの他人)命賭けなくても救える場合は多々ある、こいつは腕犠牲にした分自己陶酔が強いと見える
腕だけじゃ救えません→じゃあいいや、腕損した、最悪って単純な話だろ
命助けるのに命賭けなきゃいけないなら助けません(至って正常であり普通。しかも見ず知らずの他人)命賭けなくても救える場合は多々ある、こいつは腕犠牲にした分自己陶酔が強いと見える
これ何ヶ月か前にここで見たぞ
元ネタは仏教説話。
たしか鷹と小鳥で、小鳥を助けようとするのは坊さんじゃなくて王様で、そもそも天秤についての説明はなかったな。「王様は自分の命を差し出すことで小鳥を助けました。鷹はなんだったかの神様でした。この王様の魂は神様に導かれて輪廻に戻り、後にシャカ族の王子として生まれました。」とかって話だ。
慈悲とは同情ではなく、救おうとするもののために自らの命を投げ出そうとするのは当然のことであるのだ。徳の高い魂とはそういうものであるのだ。的な話だった。
たしか鷹と小鳥で、小鳥を助けようとするのは坊さんじゃなくて王様で、そもそも天秤についての説明はなかったな。「王様は自分の命を差し出すことで小鳥を助けました。鷹はなんだったかの神様でした。この王様の魂は神様に導かれて輪廻に戻り、後にシャカ族の王子として生まれました。」とかって話だ。
慈悲とは同情ではなく、救おうとするもののために自らの命を投げ出そうとするのは当然のことであるのだ。徳の高い魂とはそういうものであるのだ。的な話だった。
深い話だね
この世には無償の愛なんて無いって事かね
蛇に見透かされてましたね
この世には無償の愛なんて無いって事かね
蛇に見透かされてましたね
波平の頭頂の毛なら一本でおつりがくるな。
現実問題なら、同じ量の肉片で助けることができるのは事実。
命の尊さを教えたいなら、僧侶をもう少し悪側にしないと、いまいちしっくりこないな。
「命を犠牲にしないと、何かを助けちゃいけない」
みたいな言い回しは、流石に無ェだろ。
命の尊さを教えたいなら、僧侶をもう少し悪側にしないと、いまいちしっくりこないな。
「命を犠牲にしないと、何かを助けちゃいけない」
みたいな言い回しは、流石に無ェだろ。
米15
無償の愛はあるよ。
知らないの？知らずに ここまで育ったの？
無償の愛はあるよ。
知らないの？知らずに ここまで育ったの？
蛇がうまいこと言って腕一本儲けたって話と解釈していいですか^^
雀は小さいから、量的には腕で十分なんじゃ…
米18
あったら老老介護で親を手にかけたりしないし、その逆も無い
俺が言ってるのはそういう根源的な話だよ
自分の精神の安定が前提にある（保障される）愛情なら誰でも差し出せる
しかし、精神の安定すら奪われることが前提で差し出せるかな？
この蛇はそれまで見透かしていたんだよ
痛みを感じない寄付行為なんて誰でも出来る
しかし極限の苦しみの中では人間は自我にとらわれるんだよ
まずは自分が優先的に楽になりたくなる
この僧侶は雀の命を軽くみてたんだよ
命とつりあうものを差し出すんだから、「自我の安定」まで差し出すのが公平
あなたの言う無償の愛は精神の安定が前提にあるから、それは当たり前の話だよ
でもここでの話は「他者の命を救うために差し出すもの」なんだから、
相当の痛みを伴うはずだし、
「一寸の虫にも五分の魂」っていう仏教的教えに添うなら、
坊さんは精神の安定を含めたすべてを差し出す必要がある
あったら老老介護で親を手にかけたりしないし、その逆も無い
俺が言ってるのはそういう根源的な話だよ
自分の精神の安定が前提にある（保障される）愛情なら誰でも差し出せる
しかし、精神の安定すら奪われることが前提で差し出せるかな？
この蛇はそれまで見透かしていたんだよ
痛みを感じない寄付行為なんて誰でも出来る
しかし極限の苦しみの中では人間は自我にとらわれるんだよ
まずは自分が優先的に楽になりたくなる
この僧侶は雀の命を軽くみてたんだよ
命とつりあうものを差し出すんだから、「自我の安定」まで差し出すのが公平
あなたの言う無償の愛は精神の安定が前提にあるから、それは当たり前の話だよ
でもここでの話は「他者の命を救うために差し出すもの」なんだから、
相当の痛みを伴うはずだし、
「一寸の虫にも五分の魂」っていう仏教的教えに添うなら、
坊さんは精神の安定を含めたすべてを差し出す必要がある
結局、命の重さはみんないっしょってことでしょ？
>22
そういうことでしょ。
そういうことでしょ。
米２１
ここ最近、目覚めた高校２年位の匂い。
ここ最近、目覚めた高校２年位の匂い。
↑ここまでゆとり
所詮この世は弱肉強食。自然の節理だよね。
でも人間だもの。助けたい気持ちもわかる。
でも人間だもの。助けたい気持ちもわかる。
前に見たときは、最後に蛇が「雀と腕と坊主」を丸呑みにして去っていった話だったな
>21
「その時、若い未亡人ね濡れた瞳が」
まで読んだ
「その時、若い未亡人ね濡れた瞳が」
まで読んだ
精液を天秤にぶっかければよかったものを・・・
命じゃなくて相応の肉をやるって言えば良かったのかな？
蛇はしゃべったりしません
※10と※29が正解だと思う。
俺も毎日3〜4億×2もの命を粗末にしているんだなぁと痛感した。
精子について考えさせられる実に深い話だ。
俺も毎日3〜4億×2もの命を粗末にしているんだなぁと痛感した。
精子について考えさせられる実に深い話だ。
なんかこの蛇が偉そうなのかが納得いかない。
誰かの命がいるって言うなら蛇殺しゃすむ
誰かの命がいるって言うなら蛇殺しゃすむ
蛇は別に命が欲しいわけじゃなくて肉が欲しいんだから腕の肉でいいじゃないか。
それに無償で雀の命と僧侶の腕を喰ったやつに言われることじゃないよね。
変な倫理観にとらわれたら助けられるものも助けられないということ。
それに無償で雀の命と僧侶の腕を喰ったやつに言われることじゃないよね。
変な倫理観にとらわれたら助けられるものも助けられないということ。
けど確かに「命」の重さは人でもそれ以外でも同じだよな
精子をぶっ掛けてみりゃ僧侶の精子が一気に重くなるんじゃなかろうかね
仏教逸話に何熱くなってるんだよ・・・
日本人としての最低限の仏教知識があれば、「「この僧は傲慢だ」と言いたいのか」とわかるのに
日本人としての最低限の仏教知識があれば、「「この僧は傲慢だ」と言いたいのか」とわかるのに
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