一番古い記憶でも、幼稚園の頃からそれとないいじめに合っていた。
小中高は言わずもがな、良くもまぁ自殺しなかったものと我ながら思う。
友達はいなかったので、本ばかり読んでいた。勉強も頑張った。
大学は、地元を離れた。誰も俺を知らない所に行きたかった。
今更ねじれた性根が直る訳もなく、浮かれる空気の中、やはり俺は一人きりだった。
それが当然だったし、もはやこの頃には人間関係を構築しようという意識もなかったように思う。
たまたまクラスが同じになり、たまたま俺の前の席に座ったのは、見た目も性格も素晴らしいリア充だった。
外見で「こいつは俺の敵になりうる」と判断し、警戒し、接触は極力避ける様に誓った。
その誓いをあっさりやぶって、奴は何の気負いもなく笑顔で話しかけてきた。
どもって黙ってろくにコミュニケーションもとれない俺に、一方的に話しかけては笑っていた。
しかし後になって考えると、奴は俺が小さく頷いたりとか、そういった所作に応じて会話してくれていた様に思う。
1週間後、なぜか俺とヤツは一緒に行動するようになっていた。
同じ授業を選び、ヤツの勧めで同じサークルにも入った。
とは言え、まだ本音で付き合っていた訳ではなく、上辺だけではないか、実際は蔑んでいる事だろう、と勝手に邪推しては一定の距離は置いていた。
夏の日、サークルの部室に入る直前で中の会話が聞こえた。
同じサークルの女子連中が、
「なんであんなの(俺)とつるんでいるのか」
と聞いていた。
今更他人にどう評価されようと知った事ではなかったが、これはいい機会だった。
俺の邪推がどこまであたっているか、その答えが聞きたかった。
「おい、今『あんなの』と言ったか?お前らにあいつの何が分かるんだ。
あいつはすげー人生歩んできてるんだ。
俺やお前らなんかかなわない位、すげー生き方してんだよ。
それが分からねえのか?
なんでつるんでるか聞いたよな?あいつは『いいやつ』だからだよ」
別に身の上話をした覚えもないが、当時の俺の様子たるや察するに余りあったろう。
そしてそれを分かった上で俺に対してあの様に振舞っていたのかと思うと、一見無責任なまでの明るさがとても嬉しかった。
そのままサークル棟を後にしたが、間もなくメールが入った。
『このサークル辞めようぜ。つまんねえや』
それからもヤツとはつるみ続けて、気付いたら人並なりの人間関係も出来ていた。
俺の人生は、あの大学のあの日、ヤツに救われたといって過言ではない。
今、何とか真っ当に生きていられるのだから。
今でも連絡は取り合っている。
骨髄移植が必要になっているようだ。
ヤツはいいやつなんだ。本当に。
俺みたいなどうしようもないのを救ってくれる位、いいやつなんだ。
死なせる訳にはいかないんだ。
明日、会社を休んで病院に行く。
きっと俺の骨髄は適合するだろう。
しなければならない。
それが、俺が生まれてきた意味の一つに違いないはずだから。
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ひとを見た目や先入観で決めつけない人間になろうっと
お前、可哀想な人間だな。
女の書いた文章→読みづらい
泥ママねた→どっちもどっち
仕返しなどの復讐ねた→どっちもクズ
リア充ねた→もげろ
親父ねた→萌え
ネタのコメント→顔真っ赤にしてマジのコメント
だいたいこんな感じ。あとは基本的に粗探し。
女の書いた文章→読みづらい
泥ママねた→どっちもどっち
仕返しなどの復讐ねた→どっちもクズ
リア充ねた→もげろ
親父ねた→萌え
ネタのコメント→顔真っ赤にしてマジのコメント
だいたいこんな感じ。あとは基本的に粗探し。
女の書いた文章→読みづらい
泥ママねた→どっちもどっち
仕返しなどの復讐ねた→どっちもクズ
リア充ねた→もげろ
親父ねた→萌え
ネタのコメント→顔真っ赤にしてマジのコメント
だいたいこんな感じ。あとは基本的に粗探し。
実際骨髄取るときの激痛に耐えきれないで辞退する人もいるというから意思を強くもって頑張れ
ネタとしては薄いかも。
女の書いた文章→読みづらい
泥ママねた→どっちもどっち
仕返しなどの復讐ねた→どっちもクズ
リア充ねた→もげろ
親父ねた→萌え
ネタのコメント→顔真っ赤にしてマジのコメント
だいたいこんな感じ。あとは基本的に粗探し。
骨髄穿刺と勘違いしてる
今どき骨髄採取は全麻だボケが
金とかでは決して買えないものだからな。
できることは骨髄バンクに登録するだけ
他人事だがそいつ死なせたくないわ。
だからそういうこと出来ないんだよ
友人や知人じゃ直接ドナーになることはできない
回復したあとで色んなトラブルに発展することがあるからね
骨髄バンクに登録してドナーになっても、誰に移植されたかはわからない
二人とも無事で幸せに生きてほしい。
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