久々にクリスマス用のケーキの材料買いに行って思い出した。
高校1年の今頃、ブッシュドノエルの材料買いに行ったケーキ屋のこと。
その店は自分の店で作ったケーキの他に、材料や道具も少し売ってた。
周囲には秘密だがお菓子やデザート類作るのをひそかに趣味としていた俺は、たまたまその店に買い物に来て、そこでショーケースのケーキに目移りしてる彼女に会った。
彼女「こんにちは、何買いに来たの?」
俺「ん?グランマニエ」
彼女「えーっと、それってどれ?おいしい?」
俺「あ、いや、ケーキじゃなくて」
学校では同じクラスにいながら、挨拶以外の会話はたぶんそれが初めて。
お菓子作るのが大好きだと、特にクラスの男連中に知られたくなかった俺は、暗に口止め料として時々おやつをご馳走するようになって、引っ越しの編入でその頃はまだあまり友達出来てなかった彼女と、それをきっかけに仲良くなった。
あの店のなんとかいうケーキが美味しいとか、どっかの国のなんちゃらいう
すごいデザートを雑誌で見たとか、作るのが好きな俺と食べるのが好きな彼女と、方向性に違いはあっても趣味は同じだから話も合って、一緒にいて楽しかった。
まあ、良い友達だったんだな。
2年生の、やっぱり今頃だったかな。
彼女が突然、チョコレートを使ったお菓子の作り方を教えてくれと言い出した。
バレンタインデーに贈りたい3年生がいるんだって、ようやくちょっと仲良くなったんだって。
珍しく真顔でそんなこと言うもんだから、俺は友達として応援してやりたくて、一生懸命メニュー選んで材料そろえて、休日の真っ昼間からうちのキッチン占領して、二人で頑張っていろいろ作ってみた。
ぷち料理教室だね。
で、その結果
「このケーキを本命にする。食べてみて」
そう言って、レシピ覚えた彼女がメニューいろいろ試しながら、初めて一人で作って持ってきた
ザッハトルテは、いちばん上手にできた自信作と言うだけあって、びっくりするほど美味しかった。
これ食べたら絶対オチる。
その3年生、喜ぶといいなって二人で笑った。
でも、2月14日過ぎて、やっぱり例の3年生には何も贈らなかったと彼女に言われた。
理由を聞いたら、二人でいろいろ作ったのがすごく楽しかったから、ちゃんと考えてみたんだと。
なんであんなに楽しかったのか、仲良くなってからずーっと俺のことをどう思ってたのか。
「だから、あの時食べてもらったのが本命のケーキ」
そのままその場で告白されて交際開始、数年後めでたく結婚することになりました。
と、今では食べるだけの彼女が昔一回だけ作ったケーキが、俺達が付き合い始めたきっかけでしたというお話。
彼女、今となっては
「しょーがないじゃない、あの頃は作れなかったし、食べるだけだったし」
とか、過去形で話すけれど、料理は上手なんだがお菓子は今でも食べるだけなんだよね、
俺に任せるとか言ってさ。
ヤバイです、なんか書いててものすごく恥ずかしいですw
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MO
夜は彼氏が彼女をおいしくいただくと
上手くできてんじゃねぇか
俺も憧れる。
でも、まぁ モゲれ。
もげろもげろ
女の書いた文章→読みづらい
泥ママねた→どっちもどっち
仕返しなどの復讐ねた→どっちもクズ
リア充ねた→もげろ
親父ねた→萌え
ネタのコメント→顔真っ赤にしてマジのコメント
だいたいこんな感じ。あとは基本的に粗探し。
あらやだ、素敵。の略です。
※21が必死過ぎて笑えた
えっ
そして幸せにな


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