小声でこそこそした会話だった。
俺「僕たち、どうしましようか?」
嫁「…どう?って、別に取らなくて良いですよね」不満そうだった。
俺「…そうだよね、ちょっと残念だけれど」
嫁「?」なぜだが目を輝かせて、
俺「あ、プリクラって取った事ないんだ」
嫁「え〜、本当なんですか?」馬鹿にしたようだった。
俺「…付き合い狭いんで」
嫁「…」ふーんと値踏みするような流し目で。
俺「…一緒に取ってくれる?」
嫁「しょうがないですねぇ〜」やけに嬉しそうだった。
大学2年生の時、サークル仲間(全員男3人)と繁華街を歩いてたら、その内の一人の妹とその友達グループに出会った(全部女3人)。
もう一人の男がその妹と面識があるらしく
勝手に盛り上がって嫁以外の女性陣から一緒に遊ぼうとなって、適当にカップルになりツーショットプリクラを取り始めた。
上はあまりものになった俺と嫁の会話。
あまりもの同士お互いを尊重すれば良いとおもうが。
「しょうがないですねぇ〜」から付き合い結婚した嫁は3歳下なのだが出会いから今に至るまで俺に対してずっと上から目線である。
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