体験談：キモオタだった俺は今の嫁が初彼女 [感動]

就職してからも要領が悪いうえに気が弱く、頼まれたことは断れず怒鳴られながらバタバタ走り回ってばっかだった。
そんなある日、嫁が派遣でウチの会社に来た。

上品そうなスレンダー美人が立ってた。

上司「新しい派遣さんだ。前はモデルやってたんだぜ。美人だろ」

俺（なんだよ、スイーツかよ･･･どうせキモがられるんだろ）

と思ってたから、当初は事務的に対応してた。
なぜか机の並びが二人ずつ隣り合う、いわゆる学校形式になってて一番下っ端の俺は派遣の彼女と隣り合って座ることになった。
そんで仕事を頼んだりするうちに世間話をするようになり、昼飯を一緒に食いに行く仲になった。

そうすると世間話も余計にするようになり、最初に思ってたほどスイーツじゃないことも分かってきた。
それどころか名門大出身、お茶や着付等の資格もある、調理師免許もありしっかりしたお嬢さんだった。

その時点で彼女に惹かれていたが、どうすることもできなかった。
仕事も出来ない、キモオタの俺じゃ相手にならない、ところが、彼女は俺にメールを頻繁に送ってきた。
我慢できなくなった俺は、人生で初めての告白をした。
アッサリ受けてくれた。

彼女も俺が好きだったらしい。
どこが？と聞くと、

「皆から押し付けられた雑用を文句言わず引き受けてて、縁の下の力持ちだと思った。えらい」
「前の彼氏がオタクだったから、オタク趣味は気にならない」
「モデルだった私から見て、身嗜み整えたらその辺の男よりイケメンになる」

すげー嬉しかった。
絶対に離しませんｗ