世界的に有名な私立探偵、シャーロック・ホームズを世に出したサー・アーサー・コナン・ドイルは自分のこっけいな失敗談を披露することがあった。
これもそんな話のひとつである。
ドイルはパリの駅前でタクシーを待っていた。
タクシーが前に止まった。
彼はスーツケースを積みこむと自分も乗り込んだ。
運転手に行き先を言おうとすると、運転手が尋ねた。
「どこへ行きますか、ドイルさん?」
ドイルは仰天した。
自分を見知っているのかと運転手に尋ねた。
「いいえ、以前にお目にかかったことはありません」
ドイルは不思議に思った。
どうして自分をコナン・ドイルだと思ったのであろう。
運転手はこう答えた。
「貴方がマルセイユで休暇を過ごしていらっしゃるという記事が今朝の朝刊に載っていました。
このタクシースタンドは、マルセイユから戻ってきた人達がいつも来るところです。
肌の色を見れば、休暇を過ごしてこられたのは分かります。
右の人差し指のインクのしみで、作家だろうと思いました。
洋服はフランス風ではなく如何にも英国人らしいものです。
これらの情報を総合して、サー・アーサー・コナン・ドイル氏であろうと考えたわけです」
「それは本当に素晴らしいな。
君は私が書く作品のシャーロック・ホームズに匹敵するの推理力の持ち主だ」
「もうひとつあるんです」
と運転手。
「なんだい?」
「スーツケースにお名前が書いてあります」
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1 . 名無しさん ID:3ma6epsx0 : 編集:削除
コナン君、失敗はしてないよ
おもしろい
でもマルセイユ行ってきた事が解るって事は, 朝刊に書いてあったのか.
とっさに辻褄合うような事言えるってのも割と凄いなぁ.
とっさに辻褄合うような事言えるってのも割と凄いなぁ.
営業の仕事はこんなもんだ 毎日、口先で契約をとってくる
ん?…アメリカンジョーク…?
初対面の相手に名前を知られたくない時は、帽子のつばとスーツケースに書いた名前は相手に見えないようにすることですな
実話ならこの運転手の頭の回転速っ
ヤングシャーロックであったな
帰宅中だけに行先はホームズってか・・・
この運転手のコードネームは"ワイン"。
実際にはカバンの名前を見てから新聞記事を思い出したんだけど
ドイルへの情報開示順は逆にすることでインパクトを与えたんだな
てか名札の話だけ本当で後はドイルが盛っただろ!
ドイルへの情報開示順は逆にすることでインパクトを与えたんだな
てか名札の話だけ本当で後はドイルが盛っただろ!
まさにシャーロック・ホームズと同じ手法で推理を披露したわけだ。いい運転手さんだね。
ドイルの失敗ではないよな。
推理力の有る無しは関係ないにしても
そんだけその当時の人達がホームズにはまってたってことなんだろな。
そんだけその当時の人達がホームズにはまってたってことなんだろな。
「作家」のネタ話にマジレス(・∀・)ニヤニヤ
落ちが定番すぎておもしろくなかた
この話、英語の長文問題で高校の頃やったことあるな(笑)
懐かしい。
懐かしい。
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