新郎会社関係で出席した結婚式にて
新郎の高校時代の友人Aのスピーチを、当日になって急遽別の友人B(男)がやることになったそうで自席の後ろでスタッフとBが小声で打ち合わせをしていた。
いわく
「参加予定だったAが来る途中で何たらかんたらで、代理で来た。
新郎も知ってるし、スピーチのカンペは預かっているからそのまま喋るので大丈夫」
と、聞くでもなく聞こえた。
大人数の式で、披露宴も大盛り上がり。
お色直しだ何だで怒涛だったからか、
新郎はどうやらキャンドルサービスまで、Bが来ていた事に気づかなかったらしい。
「え?B!?あれ!?」
と驚いてたけど、スタッフに次のテーブルに引っ張られてササーっと流されていった。
で、キャンドルサービスが終わったらその流れで友人スピーチ。
このスピーチがトンデモ修羅場だった。
まず
「ご友人のスピーチです、Bさんどうぞ」
と司会者が紹介したら
新郎がイスをガタっと鳴らし、明らかにソワソワと汗をかき始める。
B「ご紹介にあがりました友人Bです。
新郎とは高校時代の友人で3年間ともにサッカーをしてきました。
新郎は、見た目どおり爽やかで頭もよく、学年でも人気者で誰にでも優しかったのです。
僕 以 外 に は」
ここで、ジョークだとゲストからは軽い笑いが生まれる。
「新郎は、同じサッカー部の僕にだけは陰で陰湿なイジメを繰り返しました。
暴力、罵倒、物を隠す、究極には性的暴行。
しかもタチが悪いことに性行為を重ねるうちに、
「クズ相手でも、セックスすると執着心湧くわ」と愛を囁くようになり、
遠い大学に逃げた僕にストーカー行為を繰り返しました」
ここでスタッフと親族が必死に止めに入る
「おい●●!!オレは一度もお前のことを許してねえからな!!!
人のケツの穴ボロボロにしやがって、お前なんざさっさとエイズで死ね!!!」
という様な事を、広い会場でマイクを握り締め叫びながら退出させられてしまった。
もう300人近くいた会場は完全にドン引き、冷たい空気が目に見えた、マジで。
新郎はガタガタ震えて、腰を抜かしてて
新婦はそんな新郎をワケがわからないといった呆け顔でただ見つめるだけ。
結局、司会の
「先ほどの方は招待されていない方で、でたらめです」
みたいなフォローがあったけど、Bは新郎の名前を叫んでいたし
何より真っ青になった新郎がそのまま戻ってこなかったので、あとはササーっと流されて解散になった。
結局、新郎はそのまま会社に出社せずに退職。
離婚したのかどうかは判らないけど、引継ぎの都合色々聞かなくちゃいけなかった自分に上司が言葉を濁していたので…あれかなあ。
でも新郎は本当、爽やかでイケメンで面倒見の良い同僚だったんだよね。
新婦も大学の頃からずっと付き合ってた〜って話だったし。
真実は判らんけど、まあ強烈な経験でしたわ
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これと同じように(ただしもっと静かに)式をブチ壊したのなら、取引先社長息子の式で体験した
京極の小説はアレからヒントを得たんじゃないか?ってくらいシチュが同じ
生きてる価値のないヤツってのは、確かにいる。
『I'm AIDS!』
しかしホモ魔は・・・
『No problem,me too』
だってさ
それは海外でのゲイ誘惑の鉄板回避方だね。けど、ニューヨークとかの裏通りで、マッチョ黒人に誘われた時にその会話になったってあるあるネタ。笑
まぁ、元記事の新郎ならこの俺が美味しくいただきますよ。元サッカー部か…。( ̄ρ ̄)
イケメンを妬むやつの創作話でしたとさ


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