ある日、キリストが天国の真珠の門の前を歩いていると、天使がキリストに頼みごとをした。
天使が休憩している間、門番を代わってくれという。
キリストがこれを引き受けてから数分後、一人の老人がやってきた。
その男は本当に年老いていた。
足並みもぎこちなく、非常にゆっくりと歩き、髪は長く真っ白で、あごひげも長く真っ白だった。
キリストが声をかけた。
「何かご用でしょうか?」
老人は震える声でこう答えた。
「はい。私は息子を捜しているのです。」
キリストは助けてあげたかったが、それは無理だと思った。
なにしろ天国には無数の人々がいるのだ。
老人は、言葉を続けた。
「私には息子を簡単に見分けられるはずなのです。息子の手と足には穴が開いているからです」
キリストは思わず老人の顔を見直すと、こう言った。
「ファーザー?」
老人もキリストの顔を見ると、こう言った。
「ピノキオ?」
|
|
|
(11)![体験談:翌朝寝室を確認すると色々と物が無い [衝撃]](http://kamibakusho.com/image/prevarticle.gif)

![体験談:あの子を跡取りとして引き取りたい [衝撃]](http://kamibakusho.com/image/nextarticle.gif)




