小学校4年のころかな。
うちにファミコンがあったんだけど、TVと繋げる線の部分が調子わるくて画面の50%は砂嵐。
(ツーコンを微妙に動かすとたまに画面が綺麗になる場合もある)
でもファミコン大好きだったからそれでも毎日あそんでたね。
そんな砂嵐ファミコンで夢中で遊ぶオレにオヤジもブチ切れですわ。
「そんな画面ばっかみてたら目がわるくなるだけだ!そんなもんもーすてるそ!」
と。
うわぁ〜捨てられる。
ファミコン捨てられる。。。と一晩中考えてました。
学校が早く終わり
「よし!ファミコン修理しよう!」
と決心。
綺麗な画面で遊べば目もわるくならないからファミコンも捨てられない。
と考えた賢い俺。(修理っていっても分解して中のホコリを取り除くだけ)
んで「いざ分解!」ってときに、いつもは簡単に抜けるTVとファミコンを繋ぐ線が抜けない!
抜けないわけが無いので強引に引っ張る。
でも抜けない。
足でファミコンを固定し、コードを両手でひっぱる。
すると線はブッチーーーンと途中でちぎれましたわ。
「終わった。。オレのファミコン人生はもー終わった。。線がちぎれちゃファミコンできねー。。
こんなことならあの砂嵐のほうがよかったな。。」
と肩をおとして落ち込んでるとこにかーちゃん帰宅。
母「どぉ!?ファミコンなおってたでしょ!?ふふふ。
おとーさんが今朝直してくれてたよ。お礼いっときなさいよ。
・・・あれ?どした?」
!?どゆことだ!?
聞けば接続が悪くなっていた端子を本体内部のボードにハンダで直結したそうな。
オヤジにすごく悪いことをした気がした。
落ち込んでるとこにオヤジ帰宅。
「とーちゃんありがとー!」とくるのを期待してたであろうオヤジ。
しかしそこには半泣きでしょぼくれたバカ息子とブッチーーンとなった哀れなファミコンの線。
絶対に怒られる!と思って覚悟してたのに、怒るどころかむしろ穏やかな顔で
父「あー。なんか書いておいておけばよかたなぁ。」
そーいってニッパーやハンダゴテをとりだしてもくもくと修理開始。
その姿をずっと見ながら、恥ずかしくて口にはだせなかったけど
「オヤジごめんな。ありがとな。」ってずっと思っていた。
実家の押入れに眠っているそのファミコンは
最近のPS2なんかよりも何倍もかっこいいぜ!
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初代ファミコンは画像出力部が異常に壊れやすかったのを覚えている。
当時は、テレビを占領するから、今の3DSなんかよりももっと煙たがられていた。
それでも、子供のために、2度も半田ゴテ持ち出して治してくれたオヤジはすてきだな。
と言うのはデマな
さんざん失敗てどんどん短くなって親に泣きついたら
ニッパーの付け根の穴空いてる所を使うんだって教わって
騙されたと思ってやってみたら綺麗に切れた
あの瞬間だけは親を尊敬したな
いやいや食糞台送りだよ
接触が悪いと中心周波数がずれるのかも
2chがファミコンだった人も多いのでは
子供のためにそっと直しておいてくれる父親っていいよな
よしわかった。
地獄の断頭台−!>※1
しかし・・・僕もこんなお父さんが良かったです。


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