昨日、父ちゃんがストーブの前に転がって昼寝してた。
結構長く寝てたんだけど、突然むにゃむにゃと寝言を言い始めた。
「…かあさん…」
やがてむくりと起きた父ちゃん、同じ部屋にいる私には目もくれず、2階で裁縫してる母ちゃんのところへ上がっていって「お茶くれ」と言う。
ヤレヤレと腰を上げた母ちゃんの後ろについて降りてくる父ちゃん。
お茶を淹れる間もずっと背後にへばりつき、お茶を飲む間も母ちゃんから離れない。
「何よ子供じゃあるまいし!気持ち悪い!」
と怒る母ちゃんに
「怖い夢見たんだよ…」
とようやく漏らした父ちゃん。
すんごい目が赤い。
ウッ…と泣きかける53歳を宥める母ちゃん。
そして今朝の会話↓
母「ゆうべは怖い夢見なかったの?」
父「実は母さんが入院して、何日経っても帰ってこない夢だったんだ
夢の中で何日も何日も一人で待ってて、母さんのご飯が食べたくて…」
母「まあー」
朝から台所でキャッキャウフフしてる両親テラカワイス
娘、寂しくなんかないんだからね…
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