嫁が自宅で破水→直後に破水した量と同じくらいの出血。
激痛に耐えながら自分で救急車を呼び、病院に運ばれた。
俺は病院から意識がないと連絡をもらって慌てた。
子供は?嫁は大丈夫なのか?死ぬのか?
俺は今、病院に行けばいいんだよな?とタクシーの後部座席で吐きそうになるくらい考えた。
病院につくと、すでに手術が始まっていた。
そこに到着した両親ズ。
俺親は手を合わせてガタガタ震え、嫁母は嫁父に支えられながら
真っ赤な目でフラフラと現れたと思ったら、手術室の前で倒れた。
嫁母の過呼吸で苦しそうな顔を見て、俺もおかしくなりそうだった。
その後、無事に手術が終わり子供も誕生したが、嫁の意識が戻らなかった。
意識の戻らない嫁に代わり、沐浴指導や助産師指導に出席して、食事と風呂以外は病院。
夜中の授乳の代わりにミルクをあげた。
何日も何日も。
仕事はたまっていた有給を一気に使わせてもらい、足りない分は自宅仕事ということにしてもらった。
病院の計らいで、予定より5日多く入院してた子供を自宅で迎え入れる準備が出来たので、嫁を残して子供だけ先に退院。
夜泣きや3時間ごとのミルクは正直辛かった。
ベットに置くと泣くから洗濯がどんどんたまった。
どうにもならず洗いから乾燥まで、洗濯機にお任せした。
掃除機の音でせっかく寝たのに目を覚ましてしまうから、抱っこしながら片手でコロコロ使いまくった。
両親ズに本当に助けられた。
4人で手分けして嫁の病院と俺らの自宅に通ってくれて、行き届かない掃除や庭の手入れ、食事も用意してくれた。
子供はかわいい。
愛しい。
だけどたった2週間で限界だった。
旅行用のバックに洋服を詰め、車にオムツとミルクのストックを詰め込んで実家に帰った。
子供を抱きながら玄関で
「悪いんだけど、しばらく一緒に育ててほしい」
と親に頭を下げたら涙が止まらなかった。
嫁が意識を失ってから、子供が産まれた日から、始めて泣いた。
声を出して、早く目覚めてくれと泣いた。
泣いて泣いて、子供より泣いたかもしれない。
そしたらそれが嫁に伝わったのか、俺が実家に帰って泣いてる間に意識を取り戻した。
子供と両親と病院に行き、俺の名前と、二人で考えた子供の名前を呼んだ嫁を見てまた泣いた。
のらりくらりと生きてきた俺の人生で、一番の修羅場。
その時産まれた子の七五三を昨日してきた。
家族3人で写真取って、両親ズとお祝いしてきた。
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ログインしないと続き見られないの?
どんだけ荒んでんだ
ログインの必要性を考える前にできることがあるだろ?
どんなに良い話でも、プライベートモードにログインのせいで台無しさw
(話の続きがあるなしにかかわらず)
お ま え ら は や く ロ グ イ ン し ろ よ ! ! ! ( 管 理 人 心 の 声 )
ってなわけでお友達ちゃんカモ〜〜ン


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