借金があると嘘をつかれた。
ある日、大事な話があるからすぐに来てくれと電話があり、何事かと指定されたカフェへ。
なかなか話さない元彼にこっちも気が急いて催促。
するとようやく
「実は……………借金があるんだ」
と一言。
ものすごく間が長かった。
いきなりのことに面食らって奨学金とかではなく?何の借金?いくら?といろいろ質問。
「理由はきかないでくれ…」
の一点張り。
そして続けて
「何も聞かずに200万貸してくれないか」
と。
目玉ポーン
当時まだ学生。
バイトはしてるが貯金なんて微々たる物。
200万なぞ持っているわけがない。
そんなん無理だと答えると
「親に頼んでくれ」
と。
いやいやいやいや。
おかしいだろう、まずは自分の親、無理なら親戚に当たるのが筋だろう。
まだ婚約もしてないただの恋人にそんな大金貸すなんて無理だし普通じゃない。
という内容をもう少し丁寧に答えた。
すると
「親には話す気はない、俺に恥をかかせたいのか?」
「君は俺との結婚を考えてないのか。薄情だ」
と斜め上の回答。
あまりの宇宙人っぷりにぽかーん放心してたら、
「もういいよ。君には失望した。釣りはいらない」
と言って千円札をぴらっとおいて元彼帰宅。ちなみに会計はぴったり千円だったのでおつりはなかった。
メールが一通「俺達これで終わりだから」と入っていたけど、私ももう関わりたくなかったのでスルー。
しかし後日、共通の友人に
「なんか元彼があんたが冷たい女だの金にがめついだのさんざん言ってるけど何があったの」
と聞かれ、がっくり来ると同時にさらに気持ちが冷めた。
こちらばかり悪者にされるのは心外だったので隠さずに上記のことを話しておいた。
仲間内で噂が広まって借金はギャンブルですったらしいとか年上女に貢いでいるとか株に手を出して失敗したとかまあいろいろ尾ひれが付いてすごいことになった。
当然元彼ブチギレ。
着拒かいくぐって罵詈雑言メール。
長かったけれど要約すると
「ふざけるな。借金は君が俺にどれだけ尽くせるか見るための演技だったんだ。
努力もせずに無理無理無理の一辺倒な君には心底失望した、
けれど俺は君への情が残っていたから静かに別れを告げたんだ。
なのに君はこんな噂を広げやがって。どうしてくれる!!」
返信に
「ごめんよ、じゃあ責任もってさっきのメール一斉送信しとくから。借金の誤解はこれで解けるよ。サヨナラー」
と送ってアド変。
噂は止んだけれどもっと白い目で見られるようになったらしい。
元彼はもともと役者がかったしゃべりをする人ではあったけれど、いきなりトチ狂ったのが今までかなり不思議だった。
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むしろ断られたらプロポーズだろ
ある日、大切な話があるといって呼び出され、
「ついにプロポーズかな?」と胸をトキメかせたものの、
いつもは高級レストランなのに、その日はなぜかファミレス。
他愛もない話を少しして、彼が突然こう切り出してきた。
「実は事業が失敗して、かなりの額の借金を抱えてしまったんだ。」
それ以降の彼の言葉を全然覚えてないよ。
帰宅後、彼から電話があり、これからも変わらず付き合っていけるよね?
と聞かれたけど、私はなんだか怖くなって
「今は私のことより事業を立て直すことに専念して欲しい」
と思わず言っちゃった。
それ以降彼とは疎遠になり、結局別れてしまった。
それよりショックだったのは、彼の事業は順調そのもので
失敗などしていないと聞いたことだった。
私もしかして試されてたのかな?(つд∩) ウエーン
好きだったのに、どーして支えてあげようと思わなかったんだろ。
でも、こんなのってヒドいよ!
この話をどう思いますか?
おかしいだろう、まずは自分の親、無理なら親戚に当たるのが筋だろう。
まだ婚約もしてないただの恋人にそんな大金貸すなんて無理だし普通じゃない。
という内容をもう少し丁寧に答えた。
すると
「これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。」
「閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。」
と斜め上の回答。
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