大学入学のため上京した一年目友達の出来なかった俺は遅番のバイト帰りの密かな楽しみのために人目を気にしながら嫁の家の裏庭に生垣を掻き分けた。
相手も心得たもので一瞬家の中の気配を気にしたが、直ぐに俺の方によって来た。
如何にも我慢できないという切ない表情のいけない雌(ルビはビッチ)だ。
欲望をたぎらせている。
悪い事とは知りながら俺は皮を剥いたソーセージを手に取った。
恍惚の表情で鼻をつけて匂いを嗅いだ後、よだれをたらしながら俺のを咥え込んだ。
首を前後させながらちょっと恥ずかしそうな上目遣いで俺を見る。
俺は可愛いと思い頭をなでてやる、もう身も心も俺のものって事か、俺の愛撫に気持ちよさそうに目を細めている。
そんな事が何度かあった。
でも至福の時は永く続かなかった。
家の人にバレタのだ。
「家のギョピ(コーギー♀8才)に、隠れて餌やらないで下さい!」嫁(中2)
「…御免なさい」
俺、手にはコンビニで買ったコロッケ、夜中の11時。
その後は、怒り心頭の嫁に呼ばれてお義父さんが出て、
「可愛がって呉れたんだから、怒っちゃダメだよ」
と嫁に、
「病気になるといけませんから、興味本位で餌を与えないで」
と俺に俺平謝りで解放される。
しばらくたった休みの日に近所の河原沿いの公園で俺を見つけて駆け寄ってくるコーギー
「ゆかり(仮名)?」ハフハフクーン、「やっぱりゆかりだ」
と俺が抱き寄せると、走ってきた嫁が
「ギョピです!」
と運命の再開、俺はゆかりと勝手に名づけたコーギーと遊ぶ為に休みの日にはほぼ毎日、嫁と会っていた。
でも、嫁は単なる犬の飼い主さん。
俺が大学3年の時地元に残してきた彼女(ゆかり21)が俺の親友とデキテイタという事を知るまで影ではギョピと呼ばなかった。
俺が大学4年の時、義祖母が入退院を繰り返し
嫁に頼まれてギョピの散歩を毎日請け負った事もある。
その後就職して引越し音信不通になったんだが、突然嫁から
「電話して」
とメールがあって、でんわしてみると泣きながら
「一週間前にお婆ちゃんも死んじゃったし、今日ギョピも死んじゃった」
急いで嫁の家の近くまで行って慰める。
落ち着いた嫁から「偶にあって」と言われて何となく承諾。
その時も彼女が居たんだが段々嫁と会う回数が増え、彼女と別れる。
嫁とペットショップの前を通りかかった時、何気なく
「また、犬飼ってみたら」
と言ったら、
「生涯ギョピ以外に飼うつもりはない!」
と嫁に切れられて、謝っているうちに
「結婚しよう」
と言っていた。
嫁二十歳。
Hな事はおろかキスをしたのもこの後、ロリコンじゃないよね?
|
|




ギョピはどうみても犬の名前じゃないなあ
これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。
これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。
これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。
ロリコンじゃないよね?
楽しまなくちゃうそでしょ?
最初からバレバレだし寒い
あと犬猫に人用のソーセージとかやっちゃ駄目だ
塩分過多で腎不全になって死ぬからな
察してくれよ
まだ知り合って直ぐの頃、
嫁さんにギョピの名前の由来を聞いたことがある。
「わぴこの元気予報だよ」と言われた。
「なに?そのわびこの天気予報って?」
「元気予報!」
なんでも犬を買い始めた頃嫁が好きだったアニメらしい。
さも常識のように言われてムカって来たのを覚えている。
後、コーギーも仮の犬種だからね。
義父とは俺が散歩を請け負った時に再会し挨拶をしたが、
俺の事を勝手に餌をやっていた男と認識してなかった。
プロポーズした後にも会ったがすっかり忘れられていた。
嫁がその事を伝えると不思議そうな顔をした後、
何故か謝られた。
「嫁とずっと仲良しでいてくれればそれだけで良いです」
と言ってくれたのを覚えている。
その時は度量が広いと思ったが、
俺ってギョピの代わりで婿というより飼い犬扱い?
GJ
観てたな
女管理人よ、SEXさせろや。


|
