犬好きの友人は、虐待されて骨と皮になって死にかけている病気のビーグルを哀れに思ってひきとった。
友人夫妻の献身的な看病のおかげでビーグルは心身ともに元気になり「これがあの哀れな犬?」と思うほどに愛くるしい様子となった。
ビーグルが元気に庭をかけまわるようになったころ、友人のトメは長男嫁をいびりたおして同居を解消されてしまった。
行くところがなくなった友人トメは二男宅つまり友人夫婦の家に押し掛け同居を開始。
数日は大人しくしていたトメだけれど、嫁いびり以外これといって趣味のないせいか、そのうち四六時中嫁である友人を監視し、ひどくいびるようになった。
夫はトメをいさめるけれどあてにならず、友人はストレスで胃を痛めて寝込みがちになった。
ビーグルは、大好きなおかあさんがいじめられているのがわかったらしく、そのうちトメと嫁(犬を助けた友人)との間に入り、トメに対して吠えて威嚇するようになった。
「わうわうわうわうわう」と、まるでトメに説教をかましているような口振りで話す?のだそうだ。
温厚で優しい犬で近所のアイドルになっているような気のいいビーグルなので、ビーグルの説教っぷりに友人もびっくりしたという。
そのうちビーグルは友人につきまとおうとするトメを見かけると、即座にその場で吠えて説教?し、友人から遠ざけるようになった。
もともと犬が嫌いなトメはビーグルに吠えられる生活におそれをなし、実娘に泣きついて二男宅から逃げだしてしまった。
(娘夫婦には相当な財産をちらつかせたらしい)
ウザトメと円満に同居解消できて、
「ビーグルちゃんは、わが家の守り神だわ」
と、友人は涙を流して喜んでいた。
ビーグルは拾われて以来ずっと大事にしてくれた友人に心から感謝していたのだろう。
ビーグルが生死の境をさまよったとき、何日も寝ずの番をしたおかあさんのことを、犬は助けてあげたかったんだろう。
「情けは人のためならずっていうけど本当ね」
と、友人はしみじみ語っていた。
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読んだ後の話だろカス
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うむ。犬のためだ
わうわうわうわうわう
わうわうわうわうわうわうわうわうわうわう
わうわうわうわうわうわうわうわうわうわうわうわうわうわうわう
わうわうわうわうわうわうわうわうわうわう
わうわうわうわうわう
犬語で書き直してみたけど読みやすくなった?
もっとやれwww


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