体験談：プロの仕事で姐さん顔になりました [おもしろ]

なじみの美容師さんに頼んで、姐さんヘア＆メイクをバッチリ。
地顔は地味目のぼんやり系ですが、プロの仕事で姐さん顔になりました。
喪服の着付けは自分でやりましたが、上前をあんなに持ちあげて着付けると
おはしょりの処理が大変なんですね orz

さらに、ダークスーツの現旦那と娘とともに、私の実の弟が運転する
黒光りのする四角い車で会場に乗り付けました。
日射しが眩しかったので、現旦那も弟ももちろんサングラス装備で。
旦那は会葬者名簿に「××組社長　◆◆○○」と書き、横に私と娘の名を自分の苗字で書き添えました。
弟は、

「私は社長と姉さんのお供ですので」

と入口で仁王立ち。

葬儀を終えてお骨あげを待ってるときに、元夫と義父を懇々と〆ましたとも。

「娘は今の夫と正式に養子縁組もして、幸福に暮らしてる。
　今の夫の子である義理兄と結婚させ、組の跡取りにする話も出ている。金輪際関わるな」

この頃にはもう、問題の毒男含む参列者全員が、私たちの風貌にgkbrあるいはwktkしていたので、元夫も元義父もgkbrしつつ
用意してきた念書にサインするしかありませんでした。

一応娘に実の祖母の骨を拾わせて、帰宅する際、焼き場の出口に夫の組の年寄りから若いのまでがダークスーツで勢ぞろいで

「社長！　お嬢！　お疲れ様でした」

と。

タネ明かしすると、旦那の商売はちょっと大きな造園業。
「××組」も昔からの屋号だけど、知らない人にはまあそっちに聞えるわな。
迎えに来てくれた人たちも、普段身体張って仕事してる人たちばっかりだから、ガタイがいいのがずらっと並んでて恐ろしく迫力があった。
娘は草花に興味があって、商売ものの木なんかが置いてあるところに
しょっちゅう見に行ってお茶出しなんかもしてて、職場ではアイドル。
（つーてもまだ小柄なので、癒やし子役系ですが）

「その娘ちゃんになんてことを！」

と憤った人たちが、ＤＱＮ返しに協力してくれたワケ。

娘は

「もー、笑い堪えるのが大変だったよ〜〜」

と腹を押さえながら、

「お前は来るな」

といわれた義理兄にすべての顛末を話してます。

まあ、車で２時間の他県なので、風評被害も問題ないでしょう。
地元の人にはそれなりに馴染んでもらってる古い屋号だし。

建設業ほどじゃないけど、造園業もそれなりに
モノホンの方々に知り合いができちゃうものなので、そっち関係に知られても大丈夫でしょう。