私は、趣味でバイク乗っていて、そこで夫と出会いました。
その後結婚し、私が妊娠し、私はバイクを降りました。
子供が小学校に上がった頃、夫がこう言い出しました。
「お前、バイク復活してみないか?」
そして、夫と同居中の良トメさんに連れられて、ガレージを覗きに行ったら。
私の欲しがっていたバイクが、ピッカピカの新品でドーンとおいてありました。
「お前が、俺のバイクを見てため息ついてるの知ってたよ。たまにまたがっていたろ?
もう、子供も学校に上がったし、いいよ。乗って。」
って言われて、グスッと涙ぐんでしまいました。
「楽しんでね。あ、事故にだけは気をつけるのよ。」
って笑いかけてくれました。
ですが、ウトさんだけはブツブツと面白くない顔をしてるんです。
まあ、ウトさんがいう
「バイクは女が乗るものじゃない!」
「危ないし、事故るに決まっている!」
は、まあ心配してくれてるのねーって感じでわかるのですが、
「だいたい、バイクにまたがる格好は、ありゃメスブタだ。
誰にでも股を広げますよって言う意味のポーズだって、俺は昔アメリカ人から聞いた!」
とか、なんだか聞いたことなく、またありえないことを言い出したのです。
トメさんが、そんなウトさんを〆てはくれますが、ブツブツ言うのは相変わらずです。
そんな中、トメさんがウトさんがゴルフにいってる間に茶飲み話でこんな話をしてくれました。
トメさんは、結婚前になんとバイクの大型免許を取っていたそうです。
でも、ウトさん側の大トメさんに、やはり今のウトさんと同じ事を言われ、泣く泣く、バイクを降りたそうです。
そのついでに、エネ夫なウトさんに、免許証まで取り上げられたそうです。
まあ、今は流石に免許は取り返したそうですが、バイクも車すらも許可が出ないとかです。
ちなみに、大トメさんは、もう亡くなっています。
「あの人は、お母さん大好きな人だったし、今で言うマザコンなのよね。
母親が死んでからも、ああやって縛られて。でも、ああいう人だから放っておけないの。」
と、笑いながらため息をついていました。
「昔はね、女だからって理由だけで何もかも奪われてしまっていたのよ。
だけど、貴方は今のお嫁さんなんだから、そんな思いしなくてもいいのよ?」
と、言われた時は、
「トメさん、あのバイク、私たちの共有財産にしましょうよ!」
って提案しましたが、笑ってそれは首を横に振られてしまいました。
トメさんは、トメさんなりにそれでもウトさんを愛してるようで、
ウトさんの今の唯一の願いの、「バイクに乗るな」を守ってあげたいそうです。
そういわれると、しょうがないので、引き下がりました。
ちなみに、夫にトメさんが大型免許取得してるの知ってるのか聞いたら、
「あれっ?バイクの免許は持ってるって聞いたけど、中型かと」
とか言っていました。
それから、バイクに乗って、あちこちにツーリングをしました。
子供には、この乗り物はどうすればどうなるかって言うことを散々注意し、近所を慣らした後、後ろに乗っけてツーリングへ連れて行って、あちらこちらの自然と戯れました。
(この事については、色々と意見はありますでしょうが、無理せず、安全面を考えての行動を常に心がけていますので、安心していただければと思います。)
そんな写真や、話。後は子供が一生懸命喋る姿を、トメさんは目を細めて聞いています。
ウトさんは、バイクで行ったってだけで、
「不愉快だ!お前たちは何処かで転んでニュースになっても知らんぞ!」
と、不吉な事を言い、いつも部屋から出て行ってしまいます。
そんな中、トメさんは何か落ち着きなくソワソワとしている時が多いのが見受けられました。
理由を聞いたら、
「やっぱり、私も乗りたいっ!」
と言いました。
「もう、十分ですよ、トメさんだって昔は何もかも奪われたお嫁さんだったと思いますが、
今は、今の時代を生きるお嫁さんなんでしょう?」
って言ったら、ハッとした顔で、
「そうよね!」
と言い、その勢いで一緒にバイク店へ行きました。
トメさんは、流石に大型は無理と言う事で、250ccの乗りやすいバイクをチョイスしました。
ウトさんに黙って、でもバレてしまいましが、それでも強引に納車を済ませました。
その後、私とトメさん二人で慣らし運転をしました。
「毎日が楽しい!なんか目の前が晴れてきたようですよ!」
と、トメさんは、目を輝かせながらバイクにまたがっていて、ちょっと可愛いのです。
ですが、ある日、トメさんのバイクのミラーが割られていました。
割られていたというか、取って下にたたきつけて何度も踏んづけたって感じです。
トメさんは、ため息をつきながらそのミラーを片付けていました。
ウトさんは、そんなトメさんの姿を見たら、速攻玄関から飛び出てきて
「ホラ見たことか!バイクなんて不良が乗るものだ!だから不良にやられたんだ!」
って言い出しました。
その時、トメさんは直感的に「あ、これはウトさんがやったのか」って思ったらしいです。
でもまあ、ミラーだけだったら、取替えもききますので、即効取り替えました。
「まったくあの人は子供臭いことを。でもこれ、息子ちゃんや嫁ちゃんのじゃなくて良かった。」
と、トメさんは笑いながらミラー交換のついでにオイル交換もしていました。
「今までね、黙っていたけど。ウトは知らないけども。私、こう見えても整備も出来るの。
流石にプロ並ってわけじゃないけど、だからちょっとやそっとは平気よ。」
と、ガッツポーズをするトメさん、いじらしく、可愛かったです。
結局証拠も何もないので、ウトさんを問い詰めることも出来ませんでした。
ので、ここでトメさんと相談の上、DQN返しを決行することにしました。
年に2回は家族旅行に出かけるのですが。
今年の行き場所を決める話し合いの中で、私が手をあげました。
「○○温泉なんていかがでしょうか?」
ウトさんは、温泉好きなので凄く喜んでくれました。
が、
「交通手段はバイクで。子供は私の後ろに乗せていきます。
ウトさんはそうですね〜トメさんの後ろでお願いしますね。賛成の人は挙手っ!」
そうすると、ウトさん以外全員手をあげました。
ウトさんは、
「馬鹿な事いうな!そんな危ないこと出来るわけないだろう!
そうだ、孫ちゃんはそんな怖い乗り物のりたくねーよなあ?」
と、子供に甘ったるい声ですがりつきましたが、
「うーうん。危なくないよ。ちゃんと大人しくお母さんの言うこときいていれば大丈夫なんだよ。
だからお爺ちゃんはお婆ちゃんの言うことをきけばいいんだよ。」
と、一蹴されてしまいました。
結果的に。
夫、私、トメさん、そして私と夫のタンデムシートに交代で子供が乗って、楽しく旅に行ってきました。
ウトさんは、勿論お留守番です。
「家長をないがしろにして!」
ってお怒りでしたが、多数決で決まったことですもの。
それに、今の時代、家長なんて古い制度はないですよね。
だって、私たちは今を生きる嫁なんですから。
「今を生きる嫁」宣言は、トメさんが言ってくれたことで、コレ実は我が家のブームなんです。
「今を生きる嫁だから、同窓会行ってきちゃいます。」
という使い方から、
「今を生きる嫁だから、テレビみまーす」
とか、訳のわからない使い方までしています。
ただ、これ、夫もまねし始めましたので、夫まで嫁になっちゃっています。
我が家は、嫁だらけです。
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ここを見る理由はSEXマシーンだけか。
就職ぎりぎりのタイミングで取ったから
中型運転できないわ。
お陰でリフト運搬とかの面倒臭い雑務しなくて良いけど
他人の怨み妬みなんて読んでもすかっとしません
30年前、中学の校長先生(おじいさん)が650ccのバイクで通勤してて、めちゃカッコよかった。
事故を起こした場合の致死率は五倍だそうで(原付き含まず)
やっぱり子供とか乗せるのはちょっと怖いね
こんな下ネタだけのコメントを見に来てくれる人がいるとは・・・感無量です!
では早速・・・
バイク好きの女かー。こういう女はSEXに誘いやすいよね!
「バイクに跨るのも良いけど・・・もっと他に跨るものがあるだろ?俺だよ!」
とか言いながらなw
ってわけで女管理人、SEXさせろや。騎乗位でな!
30年前の650ccって言うとGSかな。メガゾーン23思い出した。
ちょっと古めならザッパーかも。
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