体験談：某ゲームの初回限定版を予約で購入した [衝撃]

「なに人の物盗ろうとしてんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

と叫んで私を突き飛ばし、いってしまいました。
追いかけたかったんですが、突き飛ばされたときに転んで、ついた手をくじいてしまって痛くて断念。
友ママが警察を呼ぼうとしてくれましたが、泥ママが前科もちであること、泥子ちゃんがあの母親の下で何でというほどいい子であること、野次馬の中に知り合いがいたので証人になってくれること、買った店の店員とは馴染みだしレシートや予約券もあるので買ったことは証明できること、などの理由で届けは後にしようと通報キャンセル。
病院にいって診断書をとった後、夜に私夫婦、友ママ夫婦と泥家に凸しました。

ひと悶着あるかと思ったのですが、泥家で事情を話すと泥ママあっさり罪を認め、ゲームくらいで大袈裟なとpgr態度。
あなたのやったことは強盗傷害ですと前置きし、こちらから示談案を提出。
内容はゲームの弁償、治療費の支払い、泥ママの引越し、泥子ちゃんを泥ママから引き離し、元旦那が望むならそちらで育てること。
飲むなら通報はしないといったよといっても、

「警察？行けばいいじゃん。コンくらいで罪にならないのは経験済みだしー」

とまたpgr。
どうやら前回の窃盗で執行猶予がついたことを言っているようですが、窃盗と強盗では罪の重さが全然違うこと、おそらく実刑になることを言っても聞く耳持たず。

ここで、今まで黙って話を聞いていた姑さんが深々と頭を下げ、

「お願いいたします、どうか届けを出してください。
 情けない母親とお思いでしょうが、もはや私の手には負えなくなってしまっております。
 どうか、罪を償い、更生の機会を与えてやってください。
 もちろん、治療費、弁償は支払わせていただきます」

と、涙をこらえながら語りだし、泥子ちゃんもその横で

「お願いします」

と頭を下げてしまって・・・。

泥子ちゃん、高校生なんだけど、働かない泥ママに代わってバイトして、姑さんの年金と合わせて生活費にしているの。
で、泥子ちゃんと私、同じ店で働いてるパート仲間なんだ。
だから、何とか泥ママと泥子ちゃんを引き離せないかと思ったんだけど。

結局、泥ママは塀の中にいきました。
弁護人は一応減刑出来るよう頑張ったようですが、姑さんが厳罰を望んでいるので、私との間に示談が成立するはずも無く、結構長めのお勤めとなりました。

泥子ちゃんに、失礼なのを承知で泥ママがお勤めのうちに引越ししちゃって縁をきりなよと勧めたんですが、

「あれでも、母親ですから。見捨てられません」

と悲しそうに微笑まれてしまって何もいえなくなってしまいました。

そんな泥ママがそろそろお勤め終えてかえって来るそうです。

泥子ちゃんはもう社会人として頑張っております。
私とはずっと付き合いがあって、娘のように思っているので、何とか幸せになって欲しい。
泥ママが更生されたのを願いつつ、ダメなようなら今度こそ何とかしてあげたい。