母はある金融機関の、保険と貯金を兼ねたものを契約している。
金額は数百万単位。
うちにとっては大金。
ある日その金融機関の新入社員の営業マンが訪ねてきた。
営業マンの話を聞いてみると、保険と貯金の新しいキャンペーンが始まったそうな。
今の契約を解約して新しい契約に入りなおせば得をしますよ。
とのこと。
それでも納得いかなかったので渋っていると、営業マンが課長を呼び出した。
母がやってきた課長に本当に得なのか聞くと、その課長は本当にお得でオススメなんですよと営業マンと同じことを言った。
営業マンも必死に説明をしているし、課長までもがそこまで言うならと思って契約することにした。
その場で書類に記入して、あとは手数料を払うだけ。
手数料は少額なのでもちろん手持ちはあった。
だけど母は二人の説明を聞いても最初の不信感がなぜかなくならなかったため、後日書類と手数料を窓口へ持って行って契約ということで構わないかと聞いてみた。
すると営業マンは後日窓口で契約手続きをしてもらっても構わないが、今払ってもらえたらあとはこちらでやっておきますよとその場で払わそうとする。
でも結局窓口で手続きすると母が言い張ると
「それならばそれでお願いします」
と営業マン、
「実はこの新人は私の知人の息子でしてね、ぜひこれからもご贔屓に」
と課長は言って帰っていった。
そして後日、母は普段から利用している支店の窓口にいつもいるお兄さんに念のため確認してみた。
家にきた人に得だと言われたが本当なのか計算してほしいと。
するとなんと!
そのお兄さんは正直に、入り直すと損をしますと教えてくれた。
母はやっぱりと思い、契約するのをやめるとお兄さんに伝えた。
お兄さんは担当の営業マンに電話して窓口に来るように言った。
そして計算してみたけど損になるのにどうして嘘をついたのかと母の前で聞いた。
そのタイミングで話を聞きつけた課長もやってきて、窓口のお兄さんを奥に連れて行ってしまった。
このとき母は全てを悟ったそうだ。
そして奥の部屋でお兄さんが怒られているだろうと思うと、自分が確認さえしなければ良かった、申し訳ないことをしたと母は後悔したそうだ。
結局母は、この話はなかったことにしてくださいと営業マンに言って帰ってきた。
家に帰ると金額が金額なだけに、騙されなくて良かったと安心したそうだ。
その後しばらくしてまたその金融機関に用があって行ってみると、お兄さんはいなくなっており、その後いつ行っても姿を見ることはなかった。
このとき母の心の中は修羅場だったと。
こうやって顧客を会社ぐるみで騙して成績を伸ばしている場合もあるから、みなさん気をつけてください。
書いて大丈夫なのか心配だけど、小泉さんの時代に民営化になったあそこです。
会社ぐるみと言っても課長と新入社員の二人がグルになってやっただけだと思うから、他の社員や支店がみんなそうって言ってる訳ではないです、念のため。
数年前のことなのでもう時効かもしれないけど、当時他にも同じ被害にあった方がいるだろうと思うとやるせないです。
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金融商品も銀行には敵わないとか?
やはり出るのは原発反対な白髪ジジイのせいだとボヤいてたわ
今は業者と組んで「郵便局です」とドア開けさせて押し売りしてるからな。
ここで書いてるとおりだとしたら、それをぶっちぎってるってこと。
はっきりとはわからないが解約して新しくしたら金額的損失以外に入院とかの特約が最初低いものがあったりするのでそこら辺も注意した方がいいですよ。
たしか簡保は民間と違って請求したら葬式に間に合うと昔は重宝されてたと思うが民間になってからはどうなんでしょうね。
帰り道に「満期までに死ぬだろう」だと。
※投信とは利回りどころか元本の保証もされていない金融商品
退院や死亡の翌日にはカネが出る。(要病院側の書類)
オフクロの腰痛の手術で簡保は書類出して当日。
民間保険は調査とやらで二ヶ月待たされた。
信用する奴が馬鹿。
このお母さんは賢いよ。
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