ある日職場に行ったらコンプライアンス委員に呼ばれた。
内容は
「私さんの課でセクハラ行為があったという報告があるんだけど、被害者は私さん?」
というもの。
全く身に覚えがないので、
「私じゃありません」
と答えた。
内心wktkだったんだけど、その気持ちを抑えつつ、自分の課に戻り、スピーカーなお局様にチクっておいた。
その日のお昼には、セクハラの加害者とされているのが課長で被害者とされてるのがバイトの女性(Aさん)だということが判明。
実はAさん、同じ課の社員(Bくん)と付き合っていて、そのことはみんなが知っていた。
課長は世間話のつもりで
「B君と結婚するの?」
と聞いた。
しかしAさん、ちょっとメンヘラなとこがあり、後になって
「そんなプライベートなこと聞いて気持ち悪い!セクハラだ!」
っと騒いだ。
さらにBくんも思い込みの激しい子で、
「課長が彼女にセクハラ行為をした」
と騒いだ。
この騒ぎが他課のコンプライアンス委員の耳に入り、調査となった。
さらに課長が社内のコンプライアンス委員の一人だったため、余計に話が大きくなってしまった。
その日の夕方になってまた私が呼ばれた。
今度は課長側の証人として。
課長がAさんに世間話をしたとき、私は近くで作業をしていた。
だからセクハラ発言なんてしていなかったことを証言してほしいとのこと。
私の言葉ですべてが決まるんだな、っと思った私は言った。
「課長はAさんに『Bくんと結婚するの?』っと仕事とは関係のないことを聞いていました。
セクハラって相手の女性が不快と感じたらセクハラなんですよね?
研修でも女性に対してちゃん付けで呼ぶだけでもセクハラってありましたよね?」
課長の顔がみるみる険しくなった。
先に私だけ解放されたので、そのままお局様に報告。
「よくやった!」
っとGJもらいました。
課長が戻る前に、ほぼ全課に根回しまでしてくれた。
実際私は何一つ嘘は言ってない。
自分のミスを全部部下にかぶせる課長だったから、いらなかったんだよね。
身に覚えのないことで部長から罵倒されたことがあり、私じゃないと訴えてもその場にいた課長に私のせいにされ、自分は管理責任だけで逃げた。
その夜、猫なで声で自宅に課長からごめんなーって電話があったときは悔しくて吐いたもん。
長年勤めていた方からはもっと恨まれていたんだろう。
課長はその日のうちに役員室でAさんに謝罪させられ、その後、子会社の閑職に飛ばされて職場は平和になった。
時々、本社に用事があるときに、わざわざうちの課に寄って、気持ち悪い猫なで声を出しているが、見事全員にスルーされている。
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セクハラがどうしても許せないってなら分かるけど課長が入らないって目的で限りなく嘘に近いことをあくまでも本当のことと言い張った挙句コンプライアンス委員会に訴えるやつなんて想像上の人間だろ
それだともう営利組織を構成する資格ないぞ…
実際に経験すると分かるけど、社会とか会社って、好き嫌いとかの感情が9割で物事が決定されてるよ。
俺はもうそういうのが嫌で個人開業したけど。
確かに被害者がセクハラだと思えばセクハラに当たる、という判断にはなるが、それは謝罪対象になるって話で、処分対象になるかはまた別の話。
セクハラが頻繁だったり体を触るような重度なものなら処分対象になるだろうけど。
ダメ部長を懲らしめたい、こうなったらいいなの妄想だろw
ここだな。
コンプライアンス委員本人が問題起こしたら、会社側は無視出来ない。
コンプライアンスに沿う意志がある会社なら、相応の処分をするのが妥当。
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嘘は言ってないとか、主観バリバリで何言ってんだか。
あほか。
俺がかつていたブラック会社じゃ、コンプライアンスって言葉が広まり始めた頃、「コンプライアンスが重要なことわかってるな?会社の掟を守れよ」と社長が全社員に訓示した
意味を完全に取り違えているのか、俺らが知らないと思って都合よくねじ曲げて言っていたのかは知らないが、その後俺を指名し「君はコンプライアンスって何か知っているか?」って聞いてきたので、「商法、民法、刑法、労働法等の関係法令遵守、企業倫理の遵守と聞いております」と答えたら、しまったというような顔をして、戻れと言われた
翌月の月次訓示では、「売上と利益が第一、コンプライアンスなんてのは仕事のできないヤツと負け組会社の言い訳だ」と言ってのけていた
厚顔無恥でないと務まらない仕事なんだなと感心してしまった
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