子どもの頃、2つ上の従兄が悪ガキだった。
その頃うちも従兄の家も祖母宅に集まることが多くて、従兄は暴れていろいろ壊すから
次なにか壊したら、離婚したお父さんの家にやっちゃうからね!と言われていた。
ある日、私と従兄だけで遊んでいたら
従兄が障子のガラスを割った。
でも従兄がガクブルして
「今度やったらお父さんとこ行かなくちゃならない」
って泣いて
「(私)ちゃんがやったことにして」
って言うから、今度だけだよって約束して私が割ったことにした。
ものすごく怒られたし親も祖母に対して恐縮してたけど
せいいっぱい謝ったら祖母は許してくれた。
なのに従兄は、ほんとは自分が割ったのを忘れたかのように
「あのとき誰かさんが障子割ったからー
俺はあのガラスほど高いもの壊してないしー
ガラス割った誰かさんにまでおやつ食べさすの?へえ〜ガラス代のぶん引けばいいのに〜」
と1年にわたってチクチクいびってきた。
さすがに腹が立って、
「もう二度とかばわない」
と言うと
「ハァ?なんのことpgr
おまえにかばってもらったことなんかねーし。頭おかしいの?親ゆずりのきちがい」
と言い返された。
うちの母は当時鬱病だったから、当時よくこの従兄にきちがいきちがい言われてたんだ。
泣いた。
それからしばらくしてお盆の時期が来て
お祭りに来てた女の子が殴られたとかどうこうという事件が起きた。
ふだんから乱暴なうちの従兄がまっさきにあやしまれた。
私が「その時間従兄と一緒にいた」と証言すれば疑いは晴れたんだろうけど
「従兄と一緒にいなかったから知らない
大嫌いなんだから一緒になんかいるわけない
ほんとはあの日障子割ったのも従兄。二度と従兄のためになんか嘘つかない」
と全部ほんとのことを言った。
従兄は絶望を絵に描いたような顔してた。
その後、従兄はほんとにお父さんの家に行かされたみたいで、二度と会うことはなかった。
あの日女の子に乱暴したのが
従兄かどうか今も真実はわからないけど
あんまり後悔はしてない。
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本気で実の父を恐れてた様子が見て取れたから、優しい正確の報告者は罪をかぶったんだろう
普通の人間ならそれくらいはするもんだよ
文面からして小学校低学年くらいの時の話をしてると思うんだが、その発言は大人げなさすぎないか?
でもまあ、幼少の頃は安易に人の役に立とうと自分を省みないことをする物なんですよね。実子を持ってみると、本当によく分かる。
世間ではそれをただの馬鹿と言うんだよ。


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