夫と二人で、そば屋に入って座敷席に通された。
隣の親子連れが席を立つ際に
「これ履きなさい」
と聞こえて何気なく見ると
小学生男児(多分)が一生懸命履こうとしている靴は私の物だった。
「ちょっ、それ私の靴です!」
と言うと
相手の母親が
「は?これはうちの息子の靴ですが?何を言っているんですか?」
と言い返してきた。
小さいお店だったので他のお客さん達にも注目される中、言い争う女二人
(旦那そっちのけ)
(旦那そっちのけ)
「だいたいどう見ても子どもの靴でしょうが!」
と言うや
母親は、まだ靴を履き終わっていない子どもの手を引っ張って出ていこうとした…
途端に子どもが凄い勢いで転んだ。
この靴、見た目もサイズも確かに成人女性用よりも小学生男児用に見えるが、ウォーキングシューズなので底が不安定な形。
しかも、足に入いり切っていない状態でいきなり引っ張られれば、転ぶの当たり前。
鼻血まみれで泣く子と怒鳴る母親で修羅場でした。
証拠として靴に足を履いてみせた所、男児には靴はきつくて入らず、私には当然ぴったり。
母親は
「間違えただけじゃない」
「まぎらわしい」
だのブツブツ言いながら、
親子は店を出ていきました。
本当の子供の靴は明らかに私の物より大きい&ボロい&色違う
(こっちはグレーで向こうは黒)
これをどう間違えたのやら。
私たちも「シンデレラだね」と話しながら帰りました。
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