私の故郷は沖縄の離島です。
島には10月頃になると、“サシバ”と呼ばれる
保護動物に指定されている
タカ科の渡り鳥が台湾の方から 何千と渡ってきます。
昔の貧しかった時代はこの鳥を林に入り捕ってきては食べていたらしく、味が忘れられないと未だに捕る人達がいて島ではこの時期になると保護活動が盛んになります。
小6のある日、私は叔父の家に呼ばれ夕飯をご馳走になりました。
夕飯のメニューは鍋焼きうどんでその中に入ってたお肉がすっごく美味しくて2回もおかわりして食べました。
食べ終わって叔父さんに
「あれ、なんのお肉?すごくおいしーね」
と言うと叔父さんはニコニコしながら
「物置をみればわかるよ」
と一言。
意味が分からず物置を開けてみた。
そこには“サシバ”が2匹 目をパチパチさせて私を見ていた。
私はその時 学校でサシバ保護のボランティア活動の真っ最中。
なのに「おいしい おいしい」と食べてしまった。
おかわりもした。
そんな自分にすごい罪悪感を感じて泣きました。
叔父さんちの物置をみるとあのうどんを思い出す。
|
|
|
(17)![体験談:高校の頃だけど、二つ上の従姉とエロい仲だった [エロ]](http://kamibakusho.com/image/prevarticle.gif)

![体験談:なんで子供できないの?不妊?離婚すれば? [おもしろ]](http://kamibakusho.com/image/nextarticle.gif)




