何だかよくわからないうちに目をつけられて、何だかよくわからないうちに巻き込まれて怪我をした話。
箸休め程度に読んでください。
私より一年あとに入社した後輩(年上)。
取引先の上司の親戚で、同系統の職種経験者。
おまけに才女という触れ込みで、人手不足解消の切り札と、鳴り物入りで入社してきた。
私が居なければ私のポジションに収まっただろうなっていう人。
ただし根っこが真逆なので、私のポジションに入ってもうまくいかなかったと思う。
彼女→輪の中心に入りたくて仕方がない、皆から慕われてとにかく注目されたい敬われたいちやほやされたい、でも現実はぼっち。
私 →多大なる誤解でいい人認定されてる自己中
(例)・内面は一人になりたい孤独派だけど、
孤立すると面倒なので誰にでも当たり障りのないお付き合い→「誰とでも社交的ry」
・自前道具の予備の予備&常備薬携帯
→「困った時は私さんとこへ」→お母ちゃんキャラ確定
といった具合。
彼女は「ちやほやされたいちやほやされたいちやほやされたい!!!!!」っていう目的ははっきりしてるんだけど、一体何がしたいのかがよくわからない人。
例えば、同僚同士が天気の話でもしていたとする。
輪に入りたい彼女は呼ばれてもいないのに会話に飛び込む。
そしてちやほやされたいから自分話にもっていく。そこから自慢話→自分ageage
結果ますますぼっちになる→尚更呼ばれてもいないのに入りたがる。この悪循環。
「明日雨だってー」
「うわー困るわー」
「雨が多いと大変よね!
そうそう話は変わるんだけどあたし○○っていう芸能人に似てるってよく言われry!!!!」
一事が万事こんな調子でうざがられないわけがない。
でも彼女にはわからない。
「デキる才女」という触れ込みも、蓋を開けてみれば絶対に自分のミスを認めないだけ。
「ごめんなさい、すみません」は絶対に口から出てこない。
そんな彼女からしてみれば、「誰からも一定の距離」な私は「輪の中心」に見えたのだろう、次第に私のやることを真似するようになった。
例えば私は判断に迷った時、
「ん゙ー…」
と声を上げる(指摘されるまで無自覚だった)らしい。
それを聞きつけた他の人が
「どうしたの?」
と聞きに来てくれる。
すると彼女も仕事をしながら
「うーん困ったなぁ〜」
「うーん、どうしようかなぁ〜」
と呟くようになった。
でも誰も来ない。
そのうち
「うーん、困ったなぁ〜(チラッチラッ」「うーん、わかんなぁい(チラッチラッ」とチラ見するようになる→仕事が遅くなる→皆の反感を買う。
他にも、皆から慕われている人や私なんかが休んだ翌日に必ず休む。
(私の時はわからないけれど、他の人を見る限り、休んだら心配されているのが羨ましかったんだと思う)
一度私が目覚ましセットし忘れて遅刻しかかった(一応間に合った)翌日、何故か「目覚ましをセットし忘れて」遅刻しそうになったり(こちらも間に合った)
ただ、
私の時→「今日遅かったねw」「目覚ましセットし忘れちゃってw」「あははwらしいやw」
彼女→「……(誰も触れない)」「(誰も聞いてないのに)あたしぃー、今日目覚ましセットし忘れちゃってー!!」「ふーん」
それで誰からも相手にされなくなった彼女に対し、
「へーすごいねー」
などと相槌を打つ私(ぶっちゃけ彼女のこともどうでも良かったので)
→彼女からは格下認定、彼女以外からは「そんな彼女にまで相手をしてあげるいい人」認定。
そのうち、「格下と見下げる相手である私」がちやほやされて、自分がちやほやされないことに我慢がならなくなった彼女。
出勤して階段を数段昇ったところの私を引きずり下ろして馬乗りになってフルボッコ→タイーホ\(^o^)/
「何でお前と同じことしてんのに、お前だけちやほやされるんだ!!!!!」
そんなこと言われても困ります。
引きずり倒されて後頭部痛打で朦朧としながら「刺される!!」とか思ったけど、結局握ってたのは鍵だったみたい。
目に刺されなくて良かった。
鞄からは刃物出てきたらしいけど。
今更何でこんな数年前の出来事を書き連ねるかと言うと、です。
今の職場に入ってきた人がちやほやされたい子ちゃんで、私の真似をし始めたから。
同僚全員から「あの人、私さんのこと意識しまくってるよね」と噂になってる。
もし私が唐突に出勤しなくなったら、身の危険を感じたからだと思ってください。
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