数年前なんだが、近所に住んでるオバサンにひき逃げされた。
わりと狭い道で両脇が田んぼ。
道と田んぼの高低差がわりとあった。
自分は車が後ろから来たのに気がついて端っこに寄ってたんだが、跳ね飛ばされた。
幸い落ちた先が田植え時の田んぼで泥だらけになってちょっとすりむいた程度。
でもぶつかった瞬間、いきなり景色がモノクロになって音も聞こえないし何もかもがゆっくりに見えて、ああ、これが死ぬ瞬間かと思ったのが修羅場。
自分が死んでないと分かったけど、パニックになったらダメだと自分に言い聞かせてしばらく目を瞑ってゆっくり呼吸とかしてた。
でも後から考えたら、目撃した田んぼのおっちゃんが
「大丈夫か!!」
と叫んでたんだから、目を開けて大丈夫って返事してあげたら良かったんだな。
かなり長い間
「えらいこっちゃー!えらいこっちゃー」
って言ってたから、申し訳ないことした。
轢かれる前に誰が運転してたか見てたからオバサンはすぐに捕まった。
けどオバサンの言い分は
「ご近所なんだから警察沙汰にするなんて。救急車まで呼んで。
こんなので救急車呼んで本当に必要な人に迷惑でしょ。
警察も救急車も、もっと大怪我になってから呼んでちょうだい」
こりゃ話せば話すほどこっちの頭もおかしくなる相手だと思ったんで第三者に丸投げ。
その後、そのオバサンの息子(中学生)が「警察と救急車呼んだ犯人探し」なるものをしてた。
治療費とか諸々がすべて済んでしばらくしてから、またそのオバサンがやらかした。
自宅駐車場でアクセルとブレーキを踏み間違えたとかで自宅に突っ込み、オバサン家を破壊。
その後オバサンがどうしたのかは分からないが、現在その家はさら地になってる。
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