小学校6生の時、クラスの女子でAさんとBさんがいた。
Aさんは、服装とか既にギャルっぽくって、流行に敏感なので、おませな女の子グループの中心にいた。
本人は頼れる姉御肌を気取ってたんだけど、キツい性格で、グループ外の人(特に男子)からは敬遠されていた。
Bさんは、三つ編みお下げで、子供らしい服装って言えば良いのかな?Aさんとは間逆。
休み時間に本を読んでるような大人しい子で、授業で指されると緊張してどもっちゃう感じ。
ある時、AがBさんをいじめ始めた。
当時いじめを題材にした漫画とか流行ってたので、それを真似たのではと思う。
机に落書き・泥を乗せる、上履き隠し、Bさんを指して笑う…etc.典型的なのは大体やってた。
派手好きなAだったからか、陰湿に、気付かれないようにいじめるんじゃなくて、クラスみんなに分かるように「私があの子をいじめてます!」って態度だった。
そんな様子にクラスはドン引き。
Aのグループの子以外は、みんなBさんに味方してた。
口が達者で、すぐ怒鳴るAには、言っても無駄だと思い、落書きは消す、泥は片付ける、隠されたらみんなで探す、Aがクスクスしてたら、黙るまでみんなでじっとと見返す…を黙々とやった。
そのBさんいじめ自体は、1週間足らずで終わったんだけど、そんなことしたAを、みんな自然と避けるようになった。
Aの取り巻きもいなくなった。
あいさつしなかったり(そもそもAが挨拶しない)、グループ分けの時、Aを入れたがらなかった。
無視ではなかった。
Aが話しかければ答えたりしたけど、性格の悪さを露呈したAと仲良くなりたがる人はいなかった。
クラス自体は、Aいじめ対策の結果、みんなとBさんが仲良くなれて、いたく平和だったのだが、授業参観の日の帰りの会に、事件は起きた。
保護者が後ろで見守る中、担任が、
「Aさんが、みんなに話したいことがあるようです」
と言った。
すると、Aが立ち上がり、泣きじゃくりながら
「みんなで、私をいじめるのやめてください!」
と。
Bさんいじめの件は、短期間で終わったし、クラスで立ち回ったからBさんに実害ほとんどなかったから、担任に誰も報告してなかった。(あんま信頼されてなかった)
だから、担任は経緯を知らず、クラスの態度からも、Aの「みんなにいじめられてる」という主張を疑わなかったんだろう。
ざわつく保護者。凍りつくクラス、静かに私たちを責め始める担任。
すると、おもむろにBさんが挙手した。
「先生」
「なんですか、Bさん」
担任はものすごく驚いたような顔つきだった。
Bさんは、震えながら立ち上がり、話し始めた。
「先生は、机をぐちゃぐちゃにしたり、体操着袋に泥を入れたりする人と、友達になれますか?
私はできません。
私が、Aさんにそうされたとき、みんなは、机を掃除してくれました、体操着袋を洗ってくれました。
だから、私は、みんなと友達になりたいと思いました。
みんなは、Aさんの机に落書きしたり、上履き隠したりしません。指さして笑ったりもしません。
だから、私は、Aさんはいじめられてないと思います。
みんなが、Aさんと友達になりたくなくなったんだと思います」
すごく小さな声だったけど、ちゃんと聞こえた。
途中から、Bさんは泣いていた。
クラスの何人かも泣いていた。
それでなくてもあがり症なのに、保護者のいる中で、どれだけ勇気を振り絞っただろうか。
Aの「やべっ」って顔、何人見てたかな。
ものすごく腹立った。
その後、終礼のチャイムがなり、男子の一人が号令を怒鳴って、みんなは無言で立ち上がり、帰りの会は終わった。
それから、Aは学校に来なくなり、中学の入学式のときにはいなかった。
越したのかも。
なぜ授業参観の日にあの話題を切り出したのかは、担任の意向なのか、Aの復讐?だったのか、未だに謎。
Bさんが子供と手をつないで歩いてるの見かけた
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Bさん小6で子持ちかよ
※1
読んで理解できないんだから、※書くな
読んで理解できないんだから、※書くな
※1-2
きっとBさんの弟か妹だよ!(得意気
きっとBさんの弟か妹だよ!(得意気
先生は、濡れ衣を着せたり、ウソを告げ口したり、仏像を盗んだりするヒトモドキと、友達になれますか?
私はできません。
私はできません。
授業参観の帰りの会って話だし、実話なら保護者の反応が気になるなー
報告者の親は、その日の夕飯にでも保護者に何か聞いてきたのかな?
報告者の親は、その日の夕飯にでも保護者に何か聞いてきたのかな?
A本人としては大人を味方につけて解決しようって魂胆だったのだろうね。
自分がやらかしたことも忘れて。
自分がやらかしたことも忘れて。
Bさんが(ヌシの知らない)子供と手をつないで歩いてるの見かけた
Aが泣きつく→先公が「ご父兄にデキる所を見せるチャーンス☆」とはっちゃけ
→B&クラス中からの総ツッコミ→Aの所業と先公のフヌケっぷり露見でどっとはらい
→B&クラス中からの総ツッコミ→Aの所業と先公のフヌケっぷり露見でどっとはらい
Bさんが子供と手をつないで歩いてるの見かけた
妄想作文によくあるオチ
妄想作文によくあるオチ
※8
まぁ、そんなところだろうね。
なお言えばできない間抜けなヤツ(教師に限らないが)ほどこういうパフォーマンスで自分を上げようとする。できるヤツは転けたときの被害の方がでかいのでむしろこういうバクチ的パフォーマンスは避けようとする
まぁ、そんなところだろうね。
なお言えばできない間抜けなヤツ(教師に限らないが)ほどこういうパフォーマンスで自分を上げようとする。できるヤツは転けたときの被害の方がでかいのでむしろこういうバクチ的パフォーマンスは避けようとする
あー、これは小学六年生のBさんが俺と歩いていたの間違いだね。
妄想だけど。
妄想だけど。
Aのように足を引っ張る馬鹿ほど悪知恵は見事なもので、先手を打って事情を知らない人たちに大嘘をアピールする。※8の指摘するような感じで担任が乗ってきてくれるであろうことはもちろん想定していたろう。保護者を前にして教壇に立って発言するということは、嘘をついていじめの加害―被害の関係を逆転させた上、大人たちによる断罪を加えて返すということ。クラスメイトの反撃を嘘で返すもので、まさに※10の言うバクチ的パフォーマンスであり、失敗すれば親子ともども信頼を失う破滅的な賭け。
そうしたところ、気の弱いBが大々的に自己主張するという、全く予想外の反撃を受けてしまった。気の弱そうな子が一生懸命声を絞り出し主張する様は、派手目な子がウソ泣きするよりずっと鬼気迫ったリアリティを感じさせる。その上、いじめの内容を具体的に語れる分、Bの方がはるかに説得力がある。
バクチに出たAはすべてを失うどころか、予想外の強力な反撃によって悪質な嘘つきという評価(単に嘘がバレただけならこれだけが損害)に加えて悪辣ないじめっ子という評価までついてしまった。持っているもの以上を失ってしまったAには差し出せるものがない(ハブられた段階=ただ負けただけの段階なら謝罪すれば済んだ)。残された手段はコミュニティから逃げることだけ。
そうしたところ、気の弱いBが大々的に自己主張するという、全く予想外の反撃を受けてしまった。気の弱そうな子が一生懸命声を絞り出し主張する様は、派手目な子がウソ泣きするよりずっと鬼気迫ったリアリティを感じさせる。その上、いじめの内容を具体的に語れる分、Bの方がはるかに説得力がある。
バクチに出たAはすべてを失うどころか、予想外の強力な反撃によって悪質な嘘つきという評価(単に嘘がバレただけならこれだけが損害)に加えて悪辣ないじめっ子という評価までついてしまった。持っているもの以上を失ってしまったAには差し出せるものがない(ハブられた段階=ただ負けただけの段階なら謝罪すれば済んだ)。残された手段はコミュニティから逃げることだけ。


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