バイト先から夕方車で帰ってくるとき、前方の歩道に何だか不自然にジャンプしながら歩いてる人を見つけた。
何となく妙な胸騒ぎがしてスピードを落とした直後、前の車が左折してとある会社の敷地内に入ろうとしたところに、そ
の人が自ら突っ込んで行ってはね飛ばされるのを見てしまった。
人間って、あんなに飛ばされるもんなんだね。
本当に、蹴られたボールみたいにポーン!と宙を飛んでって驚いた。
びっくりして、目撃しただけなのに自分が震えてハンドル持つ手ががくがくしたよ。
すぐに会社や通行人が集まってきたし、細い道だからよけられなくてそのまま帰ってきたけど、後日目撃者を捜してます
の看板がかかってたから、勇気を出して警察に連絡して、被害者が自ら車にぶつかってきたと証言してあげた。
やはり、被害者は知的にちょっと障害があるかたで、保護者がいろいろ騒いで大変だったらしい。
第三者の私が証言したことで、ドライバーの人は罪は一番軽い位ですむだろうと言われて、他人事ながらほっとした。
ぶつけちゃった方のほうが、もっと修羅場ではあったろうな〜。
でも、警察の人は、ご協力ありがとうございますと低姿勢でいい人だったのが救い。
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