嫁は実家の近所に住んでいた、
一つ年上で中学から付き合っていた幼馴染
の浮気相手の姉
世の中何が起こるか本当によーわからん
最初はホントありがちな話
幼馴染(元カノ)とは小学、中学、高校と同じ学校に通っていたんだが
向こうが大学に進学した時に遠距離恋愛になったのよ
俺は一つ年下だからまだ高校生だったし、実家はド田舎で、実家から通える大学なんて無かったからね
で、幼馴染(元カノ)に会いたい一心で、同じ大学ではないけど
場所が近い大学に進学してみたら、幼馴染(元カノ)にはすでに別の男がいたっていう、ほんとありがち
しかも現義弟含め3人www俺も含めると4股wwww
てか俺は幼馴染(元カノ)とヤったことないから実質3股?wwww
余談ですが幼馴染(元カノ)は、現在義弟になってる男ではない他の間男がおいしくいただきましたとのこと
つか、この時点で幼馴染(元カノ)の本命はすでに俺ではなく
ささげた間男だった模様。
俺は安心確実な保険という位置づけ。
ホントあの頃は地獄だったぜフゥハハハーハァー! !
浮気のばれた経緯とか修羅場の模様とかはめちゃくちゃ長い上にいろんなことがありすぎて濃すぎるので割愛
現義弟とはその修羅場のさなかに知り合った(?)んだが、他の間男が軒並み絵にかいたようなクズ野郎だったのに対し、彼は完全に幼馴染(元カノ)に騙されていた、つまり立場が俺と一緒だったわけで
接してみてわかったが、彼は「いい奴」なのよ。
お人好しすぎるくらい
しかも186の長身でイケメン。
またお母さんが美人でってのはあまり関係ないな
現義弟は幼馴染と同じ大学、同じサークルの同学年で現義弟が幼馴染に一目ぼれして告白し、付き合ってたとのことらしい
俺の存在や他の間男の存在など知る由もなく、しかも現義弟にとって人生初彼女
幼馴染も幼馴染で、現義弟の実家に出入りしてその家族にまでお世話になってるありさま。
(現義弟は実家から大学に通ってた)
4股が明るみに出た時のコイツの落ち込みようは半端ではなく、最大の被害者であろう俺が心底かわいそうだと思うほどだったよ。
ちなみに現義弟含む3人の間男には警察沙汰を覚悟の上きっちりと制裁を加えたよ
身長182、体重80ちょっとの空手有段者なめんなって感じで
結果的には様々な理由があって、警察のお世話にはならなかったけどな
まあ、いろいろすったもんだした挙句、幼馴染と別れたんだが
彼女が復縁を迫って毎日のように俺のアパートに来るんだわ。
もちろん無視し続けたけど
それから2か月位たった頃、ふと、そういや現義弟はどうしてるんだろーか、やはり幼馴染は現義弟の所にも復縁を迫りに行ってるんだろうかと気になって
現義弟に連絡してみたんだが何度かけても携帯も出ないしメールも返事が来ない
頭にきてその日も俺のアパートの部屋の前で佇んでいた幼馴染を締め上げて
現義弟の住所を吐かせて、そこに単身乗り込んでいったのよ
現義弟、ショックのあまり引きこもってました
彼と同じ大学の友人のふりをして、彼の母親(現義母)から話を伺うと
幼馴染と別れてしばらくしてから、たまにテレビでやっている
ご飯を部屋の前に持っていかなきゃいけないようなガチの引きこもりになってしまった
大学にももちろんいかないし、ここ1か月ちょっとは顔も見ていないetcetc
その話をしながら泣き始めた彼の母親(現義母)を見てたらね、なんかふつふつと腹の底から怒りがこみあげてきてね、その日は何もせず現義弟の家を後にして、帰り道にホームセンターによってね
少し大きめだけど手ごろなハンマーを購入してね
次の日も現義弟の家に赴き、彼の部屋の前でノックをしても話しかけてもね
何の反応もない現義弟に、ついに俺の怒りが爆発してね
「てめえ!加害者の!くせに!被害者ぶってんじゃねええええええええ!」
って感じで叫んで前日購入したハンマーで彼の部屋のドアのすりガラスを破壊
割れたガラスから強引に手を入れてドアのカギを開け、ベッドでふて寝してたけど
突然乱入されビックリして飛び起きたであろう頭ぼさぼさの現義弟をフルボッコ。
ヘッドロックの要領で現義弟を抱えて無理やり部屋から出すことに成功
その騒ぎを聞きつけ何事かと、隣の部屋から
上半身ブラのみ下は高校時代のイモジャーという出で立ちで
食べかけのガリガリ君を右手に携えて現義弟の姉、すなわち現俺の嫁登場
これが俺と嫁のファーストコンタクト。
まさに未知との遭遇
ちなみにその時の俺の格好は、
短髪に髭、がっちり体系に小さめのTシャツ(季節は夏)
嫁曰く
「ゲイが弟を襲ってると思った」
現義弟母(義母)は泣きながらうろたえるのみ
少し落ち着いてから、現義弟が俺が何者であるかを家族に説明
現義弟家族は、幼馴染と現義弟が別れたことは知っていても、その原因が幼馴染の4股だったことは知らなかった模様
なんか俺を無視して現義弟家族間で何か話し合ってたんだが
現義弟が、大学には行きたくない
(幼馴染はもちろん、間男の一人が同じ大学、同じサークルの顔見知りだった)
大学をを辞めたい旨を話し始めた時に、なぜかまた俺が激怒
「じゃあ俺がお前の大学に一緒にいってやるよ!」
って勢いで言ってしまったことで
なぜか俺が自分の大学そっちのけで、現義弟に同伴して彼の大学に一緒に行くことに
もちろん彼の大学と俺の大学は違います
現義弟家族と普通に仲良しになってしまい、
(現義弟家族にとっては、俺は彼を引きこもりから脱却させた恩人って感じらしい)
俺が、別れた幼馴染が毎日のようにアパートまで来てうんざりしている旨を話すと
現嫁、
「じゃあいつでも家にきてご飯食べたり泊まったりすればいいよ」
とあっさり
そんなこんなで現義弟家族に厄介になることが多くなり、現嫁ともだんだん親密になり
現義弟宅襲撃から4年位立った時に俺の方から嫁に告白。
そっからはとんとん拍子で婚約、結婚、でこないだ結婚一周年
馴れ初めは、「大学時代のバイト先の友人の姉」ということになってます
最後はあっさりしてますが、現義弟が引きこもりから割と簡単に脱却してからは
年数こそ結構経ってるけど嫁とは比較的穏やかに進んで、とりたてて書くことがないってのがホントのところです。
幼馴染関係とか他のことではいろいろあったけどな!
幼馴染とはその後もいろいろあった後、完全に縁切り
その後いろいろあって亡くなりました
幼馴染は結婚式には来てませんというか上記のとおり
本命間男は・・・実はこの男が一番のクズだったというか
幼馴染に名前、年、職業、学歴等すべて偽っていて
挙句の果てに実は既婚者だったことも判明。
いろいろと発覚の後、幼馴染とは別れてます
現嫁とはだんだん親密になってきたと書きましたが、告白する頃まではあくまで「友人(?)の姉」として仲良くしていた感じで
俺としては、いわゆる男女として嫁を意識したことはあまりなかったです
だからこそ「穏やか」だったんだと思いますが
嫁は違ったようですが
後、話の中での俺の行動や言動がかなりおかしいと思われるかもしれませんが
あの頃の自分は長年ずーっと好きで好きでしょうがなかった
幼馴染にこれ以上ないくらいこっぴどく裏切られ
精神的にかなり参ってぶっ壊れていた時期でして、
振り返ればこれ以外にも「奇行」が多かったです
大学でも友人はほとんどいなかったですし、よく卒業できたなwって位でしてw
嫁曰く「会ったころは本当に怖くて、目が合えば殺されるかと思った」とのこと
今ではだいぶ緩和されたと言ってますが
まあ人生いろいろです。
嫁視点
婚約後にいろいろ聞いたんですが
ぶっちゃけ、第一印象は
「めちゃくちゃ怖いゲイ」w
それから接しているうちに「もともとちょっとタイプだった」ということもあり、俺に対する印象が「案外悪い人じゃない、というかむしろいい人」に変わり
「友人の姉」として接していた自分とは逆に結構男として意識していたらしいです。
あと筋肉が好きだと
ちなみに俺が告白した時は、直感で「あ、彼(俺)と結婚するんだな」と思ったそうです
まあ年も俺23、彼女25ですから、ある程度は結婚を意識するとは思いますが
で、結婚前提で考えた場合、俺のことが好きというのは大前提のうえで、
「家族、とりわけ両親と仲が大変良い、つか、親がものすごく俺を気に入っている」
「一緒に生活するうえで価値観の相違とかとりたてて不都合なところがない」
(告白したころは、週に4日は嫁の実家にお世話になっていました)
「勤め先はその地域では一流の企業で年収もそれなりのはず」
などなど結構生臭い思惑もありーので俺の告白を受け入れたそうです
ただ弟を襲撃した怖いイメージも完全には払拭されてなかったようで
「断ったらさんざんヤラれて山奥に連れてかれ殺されるかもしれない」
みたいなこともふと頭をかすめたとも言ってましたが・・・w
まあ俺も結婚というのは視野に入っていましたから、お互いの考えが合えば
後は婚約、結婚までエスカレーターでした。
「緩和された」というのは「昔と比べて表情がやらかくなった」という意味だそうです
出会った当初は、非常に険しい表情をしていることが多かったらしいです
おそらく精神状態がそれくらい悪かったんでしょうね
ただ、今でもちょっと怖い時があるとも言っていました
よく考えれば、幼馴染とのことはまだ6年位前の出来事ですから
自分では吹っ切れたつもりなんですけどね
嫁はまんま「お姉さん」、「姉さん女房」ですねw懐が深いってのはその通りだと思います
深い愛も深い情も様々な思惑もある感じです。
後、制裁についてですが、上記の義弟宅襲撃のほかに、幼馴染関連で二回ほど、義弟はボコボコにしました。
また、客観的にみれば、義弟は「被害者」ですが、あくまで「俺から見れば加害者」ということで
かわいそうだけど、それはそれ、これはこれってことで。
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