中学の同窓生で同窓会で再会し交際・結婚。
本来なら馴れ初めは中学か同窓会になるが、俺にとっては高校時代の出来事が鍵。

嫁は中学1年のとき隣のクラスで2・3年は同級生。
ルックスは学年でTOP10に入るくらい。
俺の脳内でアンスコ補正あり。
俺がエロガキに進化してからは、夜のオカズのレギュラーメンバー。
クラスが一緒になってからはよく話す仲になったけど、特別な出来事は中2のときWデートで一度スキーに行ったことくらい。


といっても俺も嫁も別カップル(A男・B美)の友人として参加しただけのおまけ同士。
B美は嫁より可愛かったが、A男に義理立てした俺はB美をレギュラーから外していたw

あっという間に卒業して俺と嫁は別々の高校へ進学。

嫁と再会したのは高3の夏、隣県で行われていた夏期講習会場。
自宅から通える距離ではなかったので俺は大学に進学していた兄貴のアパートに、嫁はホテルを取ってそれぞれ泊り込みで参加していた。
選択コースが違ったので一緒に講義を受けることはなかったが、そんな場所で再会したことに驚き嬉しくなり空き時間はずっと一緒にいた。
この期間で嫁は俺の中で「同級生だった可愛い子の1人」から「好きな子」に変化した。
高3にして遅い俺の初恋。

夏期講習が終わり地元に戻った俺は、嫁への想いを抑えきれなくなり告白決行。
それも電話で・・・さすが恋愛初心者。
かなりバカw
どんな手段でも結果は同じだったんだけどね。

俺「実は中学のころから(これは嘘)好きだった。明日、会ってほしい」

嫁は驚きつつも会ってくれることになった。

翌日、喫茶店にて

俺「中学のころから好きだった。この前の講習で会って、もう気持ちが抑えられなくて」

嫁「俺君、ありがとう。気持ちは嬉しいです。でも私、好きな人がいるの。・・・C君」

瞬殺Orz
C君は中学の同級生で、中3の二学期に俺の後ろの席だったバスケ部のイケメン。
俺とも嫁とも違う高校に進学した。
そう言われて嫁が俺の席の近くによく来てた理由も納得できた。
そこから延々2時間以上、嫁からC君への熱い想い(ただし片思い)とアプローチについて聞かされ続けた。

夏休みが明け文化祭の時期になると、嫁は関西の大学へ推薦入学が決まっていた。
そのころまでは嫁とちょくちょく会っていたけれど、次第に俺の生活も受験一色になり嫁と会うこともなくなった。
翌春、俺は東京の大学に進学し嫁との接点を失った。

俺のモテ期は大学2・3年に訪れた。
サークルの部長だったことが見る側の眼鏡を曇らせた結果だけどね。

大学を卒業し地元に戻った俺は、中学卒業10周年の同窓会で再び?嫁に再会した。
(高校卒業のとき一回目の同窓会があったが、フラれて避けてたのか余り覚えてない)
このとき話の流れから俺は嫁に高3の秋ごろのことを聞いてみた。
俺は嫁にフラれても未練があったから会っていたけど、嫁は気まずくなかったのかと思って。

同窓会での会話を書いておきます。

俺「○○(嫁の名字)〜、久しぶり。△△(嫁の会社)に入ったんだって?」

嫁「俺君、久しぶり〜。俺君は今、何(仕事)してるの?」

興味持たれてないと判ってちょっと泣きw

俺「××(俺の会社)にいる。DとE(ともに中学の同窓生)って結婚したんだって?」

嫁「そうそう!びっくりだよね〜」

俺「仲は良さそうだったけど付き合ったとは知らなかったし、
     そのまま(交際が続いて)結婚したのは驚きw○○は結婚したの?」

嫁「まだw」

俺「じゃあ彼氏はいるんだ」

嫁「いない、いないw」

俺「へぇ〜」

嫁「他人の不幸が嬉しい?w」

俺「いやいやいやw」

この辺りまでは時候の挨拶みたいなもの。

俺「ところでさぁ・・・C君とはどうなったの?」

嫁「ダメだったw」

俺「そうかぁ・・・頑張ってたのにね。
    ・・・もひとつ聞きたいんだけどさ、あのあと(俺を振ったあと)俺と会うのって気まずくなかった?」

嫁「ああ〜w」
嫁「可哀想だから俺君に誰か友達を紹介しようとしてたんだけど、誰ともうまくいかなかったね」

確かに嫁と会うときは嫁友付きだったOrz

俺「フラれた直後で嫁に未練あったから無理w」
俺「あれからもずっと嫁のこと好きだったし(ちょっと嘘)、いまでも好き」

ずっと嫁だけを想い続けていた訳ではないけど、中学以降、嫁が俺の中でレギュラーメンバーであり続けたことに嘘はない。

嫁「またまた〜w」

いまでも好きといったのは会話の勢いもあったけれど、俺、再突撃を決めた。

俺「いや、ほんと」

嫁「・・・」

ちょっと空気が変わった。
勿論、嫁が引きぎみの方へ。

俺「このあと予定ある?」

嫁「Fちゃん(嫁の部活仲間)達と・・・」

俺「ああ〜そうかぁ。・・・俺、もっと○○と話したいから今度一緒に食事して。お願いw」

嫁「・・・」

俺「お願い」

嫁「・・・」

俺「お・ね・が・い・し・ま・すw」

嫁「・・・うんw」

連絡先を交換して任務終了。
嫁がC君と付き合ったと聞かされてたら凹んで終わってたと思う。

嫁との食事の話です。
話題はお互いの近況、中学時代の思い出とか、お互いの大学時代とか無難なとこだけ。

嫁を送る帰り道。
嫁の反応を見たくて小ネタを披露。

俺「うちの学科ってちょっと変でさ、研修旅行があったの。修学旅行みたいなやつ、大学でw
     それが京都で現地解散だったからさぁ。
     クラスの奴に『お前の好きだった子、△△△(嫁の大学)だったよなぁ。会ってこいよ』
     とか言われて置き去りにされたの。○○(嫁の名字)の連絡先知らないのに。
     奴ら妙に盛り上がってたから、俺、それ言えなくて新幹線一本ずらして帰ったw
     知ってたら会いに行ったけどねw」

嫁「そんなこと話してたの?」

俺「?」

嫁「・・・私のこと」

俺「ああ〜。でも、そういう話したりするでしょ?
    クラスの誰が好みのタイプだとか、『初恋』はどんなだったとか」

自分で言って『初恋』のフレーズは、ちと赤くなった。

俺「・・・あれ、引いた?」

嫁「う〜ん・・・微妙」

俺「俺の初恋は微妙なのかぁ・・・相手○○なのにw」

嫁「・・・俺君、私のことずっと好きだったってほんとなの?」

嫁が緊張というか警戒ぎみに聞いてきた。
急かと迷ったけど特攻。

俺「勿論、ずっと好き。だから今日も誘ったの。○○、俺と付き合って」

嫁「・・・少し考えさせて」

俺「ダメ、今返事がほしい。前回それでフラれてるから・・・期待して待って振られるのはキツイw」

嫁「・・・」

俺「お願い」

嫁「・・・そればっかりだね」

俺「?」

嫁「お願いw」

俺「ああw・・・でも、他にどうしようもないし」

嫁「・・・」

俺「俺と付き合って」

嫁「・・・はい」

俺「ありがとう・・・キャンセル効かないよw」

嫁「・・・うんw」

この会話を馴れ初めとして書かなかったのは、俺の中にスッキリしないモヤモヤ感があったから。
うまく言えないが、勝ち越しのゴール決めたけど押されながらロスタイム戦ってる感じ?
OK貰ったときの嫁の顔が躊躇いがちな笑顔だったので、俺も付き合い始めのころは嬉しさと不安が同居してた。
嫁が目を伏せて考え事してる顔ってアンニュイで色っぽいから好きなんだけど、笑ってる顔はもっと好きだから
強引過ぎて嫁を悩ませたことに心苦しさがあった。
嫁は当時のことを

「様子見のつもりだったのに強引に押し切られたw迷ったけど決めたからこそ返事したんでしょ」

って笑ってるけどね。

だから、いい年なのに初めては慎重に待った。
嫁に充分納得して貰いたかったから。
旅行先でことに及んだのだが、前にちょっと書いたイメトレが役に立たなかったのは嫁が浴衣姿だったためw
嫁を大切に扱いたいと思い自制してたから、反動でイメトレは中・高生の嫁をフル稼働させてた。
今にして思うと、旅行が決まったときに浴衣で花火大会とかバリエーションを増やしておけばよかったよw

少し変だけど、俺と嫁は結婚するまで「○○、俺君」ってお互いの名字で呼び合ってた。
理由は同級生感覚が抜けなかったことと嫁の下の名前。
実は嫁の名前ってよくある名前で、漢字は違うけどレギュラーメンバーに同じ読み方のコが3人いた。
なので名前で呼ぶことが申し訳ないような抵抗感があった。

最後に突撃の戦果だけ書く。
リビングでまったりしていた嫁に後ろから抱きついて

俺「最近、嫁(これは下の名前)にフラれたときのこととか思い出してさぁ・・・」

嫁「うんw」

俺「○○(嫁の旧姓)〜、好きだぞ〜」

嫁「ヤダwなにそれw」

メチャメチャ燃えたけど、今日バレンタインのお返し(嫁の指定品)買わされたw

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この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:c8xELx5K0編集削除
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↑のページのウサギが憎たらしい
ぶち殺して皮剥いでやりてえ
2 . 名無しさん  ID:2AIwXfA60編集削除
棒の皮か、髪の毛だけで許してやってくれ。
3 . 名無しさん  ID:qL9eOFgQ0編集削除
>レギュラーメンバーに同じ読み方のコが3人いた。

レギュラー何人いるんだよ。バスケくらい?野球くらい?ラグビーくらい?www

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