嫁:銀行の窓口
俺:会社の経理
俺:こんにちは〜。たくさん処理がありますが、よろしくです。^^
嫁:はーい(またきやがったかぁ〜、ちっ!面倒くせえなぁ〜)
ちなみに嫁は行内ではミス○○銀行といわれていたようだ。
で、俺の上司(50過ぎのおっさん)が目をつけていて、なんとか二人で食事に行きたいと
常々うわごとのようにいっていた。
たまたま嫁の帰行時間と俺の外回り時間があったことがあり、銀行の裏口から出ようとしている嫁を発見。
上司の事が頭に浮かび、面白がって、思い切って嫁に声をかけてみた。
俺:こんばんは!いつもお世話になっております。今、お仕事帰りですか?
嫁:ええ、今日は少し早いんですが。俺さんはまだお仕事ですか?
俺:そうなんですよ〜。あっ、そうそう、うちの○○(上司)からなんですが、
いつもお世話になっているから、お食事でもとのことなんです。そういうのって大丈夫ですか?
嫁:えっ!?(ちぅ!またかよ〜面倒だなぁ〜、
でも、最近外食に行ってないから、数人のグループにしてもらったらいいか!)
嫁:そうですね。2人とかだとちょっとですが、何人かでもいいですか?
俺:えっ!?(面白がっていただけだから、ちょっとびっくり)
いいんですか!じゃ、連絡とかどうしましょ?
嫁:また、窓口に来たときにでもメモに書いてくださいね。
俺:はーい。了解いたしました。お帰り途中に変なこといってすいませんでした。
では、また、おつかれさまでした!
そんなこんなで、俺、上司、嫁、嫁部下の4人で食事にいくことになった。
日時を決める打ち合わせは当然に俺がやらされて、嫁と夜、頻繁に電話するようになった。
(このときは下心はまったくなかった。ミス〜というくらいだから、彼氏くらい普通に居るでしょと思っていた)
しかし、話をするうちに銀行というところは思った以上に出会いがなく(あっても上司からの紹介で見合いとか職場恋愛)、彼氏はもう何年もいないとのことだった。(これも嘘だと思っていた)また、見た目から行内の男性人も俺と同じように思っていたらしい。
話せば見た目とはまったく違い、実に気さくであっさりとして話があった。
食事会当日、上司は張り切っていっちょうらを着てつけなれない香水をふりかけまくって、会社の女どもにくさいくさい色気だしてんじゃねぇ!!とかって言われていた。
食事会は順調に進み、なぜか嫁が最初から最後まで俺の傍におり、お開きのころには腕をずっとくまれていた。。
そりゃ、上司はびっくりするは嫁後輩も・・・。
で、なんだかんだで結婚しちゃいました。
なぜ嫁が腕を組んできたのか・・・。
これを嫁に尋ねたことがあるのですが、私の方が腕を強引に引っ張って
無理やり組んで話さなかったと脳内変換されているようです。
嫁部下に聞いたところ、実は私が窓口に行っているときからずっと気になる存在だったとのことでした(汗
ミラクルというより、前記したように職種的に出会いが限られ、また、客層も若い人がいなかったので、私が目立ったのではとは思うのですが。
言われてみたら、嫁の居た銀行じゃない他行でも話題にされていたと他行の支店長から聞かされました。
で、調子にのって、俺っていけてるんじゃない!?とか思いましたが、これこそマジックでまったくでしたよ(汗
あくまで、話題に上り話のネタになる対象のようで、現実的な対象にはならない存在のようでした。
銀行、病院、そういったところにいくとヒソヒソいわれていたので、喜んでいたら結局そんなもんです。
根が引きこもりで超インドアなんですが、見た目が少々目立つ感じだったのか誤解が多く、対人恐怖気味(特に女性)になりましたよ。
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