不倫騒動に巻き込まれた話。


当時、仕事がむっちゃ激務で連日徹夜続きでぼろんぼろんだった。

んで、学生時代に治療していた腰痛がめちゃくちゃ悪化した。


夜寝てて、ちょっとでも寝返り打てば痛みが走って目がさめちゃう感じ。

当然睡眠不足。


医者に相談して治療・運動とか以外に身体にあったベッドを購入することにした。




当時、腰痛再発の原因にもなった激務が完了したところで

割といい臨時ボーナス貰ったので、これを全部つぎ込んで

フルオーダーの自分専用ベッドを作ることを決意。


んで、とりあえず自分がベッド及びマットレスに望む要望を書き出したり

医者に色々アドバイスもらったり

会社の同僚達にこんなんベッドについてたら面白いんじゃね?

っていう面白アイディア貰ったり

ネットやらで色々調べたり

オーダーでベッドとマットレス作ってくれるって言うお店にも何度も何度も足運んだ。


んで苦労の末、自分専用ベッドが完成した。


んで完成して部屋に運ばれたベッドをセッティングして

いざねっころがったらほんと最高だった。

固くも無くかといってやわらかすぎもせず

やさしくやさしく身体を包み込んでくれるあの感触を

いったらもうwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


その日は超快眠だった。


翌日ニコニコして会社に行くと

ベッドが届いたことを知っている同僚達が

「昨夜はお楽しみでしたねwwww」

と言わんばかりのニヤニヤ顔でベッドどうよ?

って聞いてきた。


そっから自分のベッドトークが続き、しばらく各々のベッド及び布団のすばらしさを語るトークで

盛り上がっていた。


その時その場にいた同僚のAに


「今度寝心地確かめさせてよ〜」


とか言われたけど

冗談だと思った自分は


「いやぁ、自分専用なんで(笑)フヒッ」


とか言って流しながら


「でも、明後日から出張なんでしばらく寝られなくて寂しいんですよー」


と付け加えた。


今思えばこんなこと言わなければよかった。


そんで自分は1週間ほどの出張に旅立った。


1週間後、ようやく激務の出張から生還し

即効ベッドに倒れこむのを楽しみにしながら

アパートに帰宅。

鍵を開けて即効ベッドに向かう。


ただいまーと言ってベッドに倒れこもうとすると

なんかおかしい。


ベッドがおかしい。


出張前にあんなにキレイにしたのにシワがある。

んでマットがちょっとベッドからずれてる。


えっナニコレ?


布団をめくる。

なんか怪しいシミが転々とあるんだけど…

サーっと血の気が引いていく感じ

あわててベッドの隅から隅まで調べた。


・シーツにシワ・シミが十数箇所

・マットの一部に大きい凹み・黒ずみ

・背もたれの根本にひび割れ

・枕の裏に長い髪の毛(自分の髪の毛は短い)

・しかもめくった布団には変なにおいのする大きなシミ


どう見ても精子です。

 本当にありがとうございました。


臭いで精子だとわかった瞬間


「んぎょ!!!!」


という変な悲鳴を上げながら部屋からダッシュで逃げた


驚きと恐怖で涙と鼻水と脂汗が凄かった。


無我夢中でアパートの下の階に住んでる先輩の家に行って

チャイム押しまくった。


先輩の


「誰ー?」


声がして


「S(自分の名前)です!?先輩先輩!!」


と動転しながら言ったら

先輩も何事かと思ったらしくすぐに扉を開けてくれた。


先輩「S!?どした?(扉が開いて先輩と目が合う)うわ!!!!!」


自分の顔はよほどひどいことになってたっぽい。


「先輩!先輩っあの…ごめ…ベッド…dkcじぇhcかうぇhむひゃーーーー」


と大パニックになっている自分。


先輩「とりあえず落ち着け。顔洗え」


と自分のデコを叩きながら部屋にいれてくれた。


玄関でころんだ


とりあえず顔を洗い、先輩が出してくれたあったかいお茶飲んで落ち着いた。


んでひと段落着いたところで、先輩が寝巻き姿なのに気付いて(このとき時間は夜10時過ぎ)


自分「あっこんな夜遅くにすみません。しかも油な顔で…!」


先輩「油な顔ってwwいいよ、どしたの?」


自分「あのっ」


自分、話さなきゃと冷静になったら恐怖がよみがえってきて再び泣きそうに


先輩「いいよ、いいよーゆっくりはなしな」


ゆっくりと先輩に事情を話した。

穏やかな顔で


「うん、うん」


と話を聞いていた先輩だったが

どんどん険しい顔になっていった。


んで、よくよく考えると慌てて出てきてしまったために

自分の部屋に鍵をかけてないことに気がついて

戻らなきゃと思ったんだけど、怖くて足が動かない。


でも先輩についてきてなんて巻き込むようなこと言えない。

一人で行かなきゃと思うとまた脂汗がじんわり出てきた。


そしたら先輩が頭なでてくれて


先輩「んじゃJを呼ぼう。3人なら怖くないよ」


Jは先輩の彼氏。

剣道がつよい。


その後先輩が携帯でJさんを呼ぶ。


待っている間に一体部屋で何が起こったのか可能性をまとめた。


1、長髪の泥棒が侵入してベッドでオナった。

2、長髪の女泥棒が侵入して荒らした挙句何らかの形で入手した精子をかけた。

3、カップルの泥棒がベッドでヤッタ。


まぁ普通に考えたら3が濃厚っぽいよね。


ここまで話したとことでJさんチャリンコで登場

あいさつもそこそこに


「とりあえずこれ!」


っと

竹刀を一人一本ずつ持たされた。


竹刀3本を担いで来たらしい。


んで、3人揃ったところで自分の部屋に向かう。

目的は

・盗まれたものがあるか確認

・鍵をかける


部屋の前に到着。

Jさんが扉をを開ける。


なんか部屋中臭いことに気付く。

最悪だ。


自分は女です。


部屋引っ越さなきゃ…とへこみながら

部屋中を確認。


小物が所定の位置から少し移動していたりして、引き出しや収納なんかは全てあけられたようだが、金目のものも含め、何も無くなってはいなかった。


やはりベッドの被害が一番ひどかった。

あきらかにヤッタ後だった。

隅っこにチ○毛も落ちていた。

先輩もJさんもドン引きしていた。


どこも散らかってはおらず、逆にキレイで証拠隠滅した風だったがバレバレだった。


とりあえずJさんが何故か買ってきてくれていた使い捨てカメラでいろいろ撮影しておいた。

その日の夜は先輩の家に泊めてもらった。


3人で人生ゲームやった。


何も盗られてないもののこれはさすがにやばいので翌朝

私は上司に連絡し、事情を話して有給扱いにしてもらった後

管理人と警察に連絡。

先輩達は仕事に向かった。


来てくれた警察官と管理人も現場のベッドを見てドン引き

即効で管理人さんが鍵交換の手配をしてくれている中で部屋で話を聞かれ、管理人さんにも今後の話をしようをしていたら携帯がなった。


先輩からだった。


自分「もしもし」


先輩「S、犯人わかった」


自分「えっ?」


犯人は前述のAともう一人、Kだった。


先輩に話を聞くとこんな感じだった。

忙しい時期に突然の有給だったために当然、Sどうしたの?って話になって

上司が気を使って


「私の家に泥棒が入って警察とか呼んでるから今日はお休み」


と会社でやんわりぼやかして説明してくれたらしい。


同じアパートに住んでいることを知られていた先輩も心配してくれた皆に聞かれたそうな。


以下、先輩とAを含めた同僚達の会話


同僚1「先輩!S大丈夫なんですか?お金とか盗まれたんですか?怪我とかは?」


先輩「うん、そういうのは大丈夫。だけど精神的にダメージがあって」


同僚2「えっどうしたんですか」


先輩「ベッドがだめになっちゃってたらしくて」


同僚3「えっマジで!?」


同僚4「うっそ!!最悪じゃん!高かったんでしょ。フルオーダーで!?」


同僚5「確かSが○○万円ぐらいって言ってた」


同僚6「フルオーダーってそんなにするんだ」


A「うっそだー。ブランド品じゃあるまいし子供用ぐらいのサイズがそんなにするわけ無いじゃん。

    せいぜい○万円ぐらいでしょ?」


先輩「ん?M美、何であんたがベッドのサイズ知ってんの?」


A「あっ」


私子は身長が低く、普通のベッドだと長さがあまりまくってもったいないので

部屋を広く使えるように、自分のサイズに合った小さめのベッドを作りました。

このことを知っているのは作った業者さん以外では現場をみた先輩とJさんのみ。


先輩「A、どういうこと?なんで知ってんの?」


A「えっだって前に会社でS、そんなこと言ってなかったっけ?」


同僚1「私、初めてきいたよー」


同僚3「私もー」


他同僚「私も聞いたことない」


A「えっだって聞いたよ!ねぇK?」


K「え!!あ、うん」


この様子を遠巻きに見ていたK。

まさかのキラーパスにどもる。


K0(21)

S=私(女)

A=同僚(女)、犯人

先輩=(女)

J=先輩の彼氏

K=犯人


先輩「K、ホントに聞いたの?」


K「ああ、この前聞いた。」


先輩「この前っていつ?」


K「確か…2週間ぐらい前の打ち合わせのとき、なぁA?」


A「そうそう。Sが『子供サイズなんだー』って言ったの」


先輩「…」


先輩「そっかぁ、聞いてたんだ。へんなこと言ってごめんごめんwww」


A 「こっちこそ紛らわしい言い方してごめんねwww」


先輩「でも、めずらしいよねー。ちっちゃいベッドなんてwww」


A「うん、めずらしいよねw」


K「そうだなーww」


先輩「私、昨日実物見たんだけどホントにちっちゃかったよ。

        たぶんKくんの足のこの辺ぐらいだよね?(Kの横でKの足首を指差しながら)」


K「そうそうそのぐらいwwww」


A「……!!」


先輩「…………」


同僚達「…………」


K「…???…………!!!!!!!」


続いてKも自爆


この後やっぱりか!って先輩が激怒して

Aが誘導尋問だって逆ギレして、Kが青くなってちぢこまって

同僚達が止めて、上司を呼んで大変だったらしい。


現在、AとKは別室で上司が事情聞いているらしい。

なので当事者の自分にも来てほしいらしくと

先輩は電話口で興奮していた。


自分としては知らないうちにいろんな人に迷惑をかけていて

申し訳なくて仕方がなかった。


電話を切った後、管理人と警官に事情を説明し

被害届や料金の請求云々はまた後日ご連絡します。

とお礼と謝罪をいって鍵交換が終わった後、会社に向かった。


会社で皆が自分に向けた生暖かい同情の目は今でも忘れない。


自分が会社についたらAとKの姿は無かった。

弁解だかなんだか興奮しまくって仕事にならないと判断した

上司がとりあえず今日は帰れと、帰宅を命じたそうな。


自分と先輩が別室に通され上司に話をする。


・腰痛のためにベッドを買ったこと

・かなり気合入れたオーダーベッドだということ

・出張から帰ったらベッドが悲しいことになっていたこと

・先輩に泣き付いてJさんまで巻き込んで部屋を確認したこと

・その日は先輩の家に泊まって人生ゲームやって夜を明かしたこと


もろもろ説明した。


あと昨晩盗ったベッドの写真色々もスピード現像していたので

それも出した。

ベッドの納品書のコピーも見せた。


警察呼んだことも話した。


案の定、写真を見た上司はドン引いた。


こっちが一通り話し終えると上司がAとKから聞いた話を教えてくれた。


興奮しちゃってる二人の話はなかなか理解できなかった

らしいが頑張って理解すると以下な感じらしい。


・A、Sのオーダーベッドの話に興味を持つ

・ベッドが届いた翌日、めちゃくちゃ幸せ顔なSに「ベッドつかわせて」って言ったけど断られたのでむかついた

・Sが1週間の出張だと知って、こっそり使ってやろうとする

・その為には鍵盗まなきゃいけないけど自分の手は汚したくない

・前々から口説いてきてたKを利用することを思いつく

・Kに「Sの家のベッドでだったらセクースOKだよミ☆」って言う

・K、会社でSが席をはずした隙に家の鍵をこっそり拝借して鍵屋へごー。

夕方、作った合鍵を受け取ってまた鍵を戻す。

(鍵ってこんなに早く作れるもんなのね…知らんかった)

・S、出張へごー

・合鍵で入ってセクースセクース


ちなみに引き出しとかをあさったのは、コンドーム探すためだったみたい。


ドン引きドン引き


そして二人の弁解(みたいなもの)は以下の通り


<Aの弁解>


ベッドを自慢するSがむかつく

断ったのがむかつく、Sがケチなのが悪い

いざ寝てみたらそんなに快適じゃなかった、うそつき(そりゃ自分用だもん合わない人もいるさ)

ていうかサイズちいさずぎ。

寝にくい(そりゃ自分用だもry)


<Kの弁解>


ゴム探したけど無かったから外だしするしかなかった。

汚したのはSがゴム置いとかなかったせいもある


しらねーよ馬鹿


なんかもうこんなしょうもない内容を上司に説明させるのも申し訳なく、上司、先輩、自分の3人の間に微妙な空気になったので解散。


とりあえず会社内で問題になってしまったため上司がもっと偉い人と話し合ってAとKの処分を決めることに。

それまで二人は自宅待機。

自分は引越し代も含めた被害額を出す。


被害届はちょっと保留。


んで、自分は被害額を会社に提出。

KとAは首決定。

二人から謝罪は無いもののかなりの額の慰謝料を払うことを一筆書いてもらった。

かなりむかついていたがお金もらえたし二人は首になってざまぁだし良いかを折り合いを付けようを思った。

そして自分は引越し。

ベッドも慰謝料がはいったら作り直すことにした。


そして一ヶ月が過ぎた。


時間がトラウマを癒してくれて

忙しいながらも元気に自分は働いていた。


もうすぐ昼休みになる直前の時間に


「すいませーん、Sさんってみえますかー?」


という声が職場内に響いた。

振り返ると40代ぐらいのスーツのおじさん。


別の部署の人かな?って思って(大きめの会社なので顔知らない人もいる)


「はい、何でしょうか?」


っておじさんの方へ向かって言ったら


こめかみの辺をむっちゃグーで殴られた。


気絶はしなかったものの頭がぐわんってなって、首がゴキっていってメガネが吹っ飛んで転んだ。

転んだときに背骨を机の角で打った。


倒れてボーゼンとしていると怒鳴り声が聞こえた。


男「このクソ女ぁ!!!うちの嫁そそのかしやがって!!!

     首になるにはお前の方だろうがぁぁぁぁ!!!!!」


って言いながらつかみかかろうとしてきたのを同僚達が止めた。


えーなにこれなにこれ


しばらくしたら警備のおっちゃんたちがきておじさんを連れて行った。

自分は先輩の車で病院に運ばれた。


でっかいたんこぶ出来た。

首は無事だった。

鞭打ちになってなくてよかった。

メガネはバキバキ。

あと背中にアザ。


ひと段落したら怖くなってまた脂汗でた。


治療してなんだか頭の左側だけぼこっとした状態で会社に戻ると警察官が着ていた。

おじさんはどうやら警察に連れて行かれたらしい。


また前と同じ別室で警察官に事情聞かれた。

警察官からおじさんの苗字聞いた。


Aと同じ苗字だった。


…そういやAって既婚者だったけか。


とりあえず、警察官に思い当たる節は無いかっていわれたので

一ヶ月前のごたごたを話した。


会社が保管してくれていた、写真やら一筆やら被害金額やらのコピーの書類もみせた。


警察官もドン引きな顔してた。


各人のスペック(当時)


自分…25歳、女

先輩…30歳、女

Jさん…30歳、男

A…28歳、女

K…28歳、男

おじさん…40歳ぐらい?Aの旦那

上司…47歳、男


こんな感じでいい?


他に知りたい情報あったらできるだけ書くようにする。


翌日、被害届を出しに言った。

話を聞くとおじさんはやはりAの旦那さんだった。


自分をぶん殴った理由なんかも警察官から教えてもらった。


・おじさん(以下B)、急に入用になって通帳からお金を引き落とそうとする。

・引き落とせない。そもそも残高が全然ない。(自分への慰謝料をはらった為)

・Aを問い詰める。A「お金が無かったの」

・B「欲しいもんがあるなら自分の給料があるんだからそれで買いなよ」ってか給料は?

A、仕事首になったとばれる

・B「なんで?ってか俺の口座の金は何に使った?」


↓ここからAの創作話タイム↓


同僚のKに口説かれて困っていた。

そしてそのことを仲良しのSに相談した。

明日から旦那が出張だからKに押しかけられそうで怖いと言ったら

Sに


「じゃあ私、一週間出張だからその間内で寝泊りしなよ。」


と言われて鍵を渡された。

お言葉に甘えてSの家に入ったらKが隠れていて無理やりレイープされた。

Sはお金をもらってKに協力したらしい。

写真も盗られて誰かに言ったら旦那にバラすと言われた。

なのでその後も逆らえずに一週間毎日泣きながらレイープされ続けた。


その後、帰ってきたSに家を無断でラブホ代わりにされたと嘘を会社にばら撒かれたあげくに高額の慰謝料払わされて、Kには引き続き脅されて貢がされてレイープされ続けた。

あなた(B)に嫌われるのが怖かったのごめんなさいシクシク


↑ここまで↑


めだまどこー


どうやら自分の出張をBの出張は時期が偶然被っていたらしい。

んで合鍵作って我が家で毎晩セクース祭り。

ベッドは口実の一つっぽい。

(たぶん自分ちが汚れるのが嫌だったのかな)


んで会社首になってもKと会ってて何かと貢いでたんだろうね。


まぁベッドの時の同僚の証言とか、その後確認した鍵屋の証言とか

あったのであっという間に自分の無実は証明された。


数日後、警察署で警察官立会いの下Bと話をすることになった。


警察官に真実を聞いたっぽいBに土下座された。

めっちゃあやまられた。

Aを好き過ぎての盲目的な犯行だと言われ、この人は基本いい人なんだと思った。

反省してるし治療費だけ頂いて示談ってことで

被害届取り下げようかと思った。

んで


「治療費を…」


って話をしようとしたら


「妻からの慰謝料で何とか示談を…」


って言われた。


ん?どゆこと?

Aが治療費払ってくれるってこと


違った。

ベッドの件でAから頂いた慰謝料で今回のことの治療費を含めての示談にしろって意味だった。


ええーってなってこっちが


「いや、それは」


とかなってうろたえたら

畳み掛けるように今のB家の家計状況の悪さを説明された。


確かに、Aが勝手に発生させた慰謝料、とKに貢いだ金は結構な大金だからB家は今悲惨なことになっているだろう。

確かにBは可愛そうだ。

込みってことで示談にしてしまおうか…

いやでも、だからと言って治療費は貰わなきゃこっちがしんどい

どうしようと数分悩んだ。


でもこの人の次の一言でそんな生易しい考えは消えた。


B「ベッド汚れただけで必要以上の慰謝料もらってるじゃないですか、なんとかそれ込で…」


てめぇふざけんなよ。

こっちはベッド代と最低の引越し代と鍵の交換代しか請求し取らんわ

ホントはベッド周辺のイカ臭くなって処分した家具と洗濯物の代金は可哀想かなって請求しとらんのじゃ

っていうかまだ慰謝料全額振り込んでもらってねーよ

ふざけんな

大体ベッド汚れただけってなぁマットはへこんで駄目になってたし背もたれだってもうもたれられなくなったんじゃ

あのベッドにイクラつぎ込んだか知ってんのか?○○万だぞ○○万

ボーナスだけな足んなくて給料もつぎ込んだんだぞ。

しばらくはモヤシ料理でしのいだんだ!


とまくし立てて怒鳴りつけて


「被害届下げません。弁護士雇います。これ以後のやり取りは全て弁護士さんをとおしてお願いします」


と言って帰った。


ここからは完全にぶちきれた


今までの出来事と、自分の制裁したい相手と希望制裁内容を超具体的に書いて、会社の顧問弁護士に紹介してもらった

弁護士に渡す。

依頼を受けてもらう。


慰謝料支払い半ばで連絡が取れなくなったAとKのことは

まぁしょうがないかを特に何もせずにしていたが

興信所に頼んで探してもらう。

興信所とは別に思いつく限りにAとKの知人達に事情を事細かに話して捜索を依頼。

皆wktkして快く引き受けてくれた。


んでAとKが見つかる前に両人の親、親戚の連絡先がわかったもんで

実家にごあいさつしつつ血縁関係にも事情を事細かに話して捜索を依頼。


んでAとKを発見新たな職場も突き止める。


弁護士さんと職場にいって、一筆を見せて給料を差し押さえる手続き

職場で評判に。


Bは普通に傷害罪。

この間にAとは離婚してて、もうAとは関係ない

許してくれって言ったけど


「関係ねーよ。氏ね」


で無視。

治療費ももぎ取った。


ここら辺で、AとKが直接自分にコンタクトとって、名誉毀損で訴えてやると言ったけど


「だってあんたらがお金払わずに消えちゃうんだもんwwwだからみんなに行方聞いただけじゃん

 何が悪いの?」


と言って弁護士通せといって着信拒否。


んで、知人友人親戚恋人兄弟姉妹両親全てに縁切られたっぽいAとK

このころから自分の携帯にAやKから「頃す頃す頃す頃す頃す頃す頃す頃す」

とかって長文メールが来たのでそろそろお礼参りに来るかな思って

各人の職場に「二人が出社しなくなったら連絡して欲しい」と伝える。


案の定無断欠勤が始まりこっちに連絡が来た。

自分の職場には


「AとKが所在不明になった。多分自分のとこへお礼参りにくるから気をつけて」


と皆に根回し。


警察にもたまりに溜まったメールのコピーを見せて相談済み。

どこか人気の無いところで襲われて殺されたらたまらんので

実家の父に頼み込んで会社の行き帰りを送ってもらうことに。


そしたら痺れを切らしらのか会社の正面玄関を出たところでA&Kの襲撃された。

とりあえずやばいところだけ守って数発無抵抗で殴られたところで

父を含めて周囲の人に二人は取り押さえられて、通報されてタイーホ。


そこで自分は会社やめた。

さすがに会社巻き込んで迷惑かけたし。

ことが大きくなって

事情をよく知らなかった人から自分がKそそのかしたんじゃないかとかいう自分が悪い的な噂がでたりとかして居づらくなったから。


慰謝料はAとKの各両親から払ってもらった。

縁、切ったといえど自分達の子だから責任もって出てきたら育てなおすそうな。


そんな数年前の関東地区で実際にあった話


今でも先輩やJさんとは数ヶ月に一回は会って人生ゲームやってる。

慰謝料でベッド買いなおした。

腰痛もずいぶんましになった。


まぁこの経験から言えることは唯一つ、

オーダーベッド最高wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


A&Kのその後だが

出てきた後はKは実家に強制的に戻されて農業の手伝い。

Aは一旦実家に戻された後、脱走騒ぎを起こして本格的に縁を切られて、実家が肩代わりした借金を返すために風俗始めたとチラッと聞いた。


今何しているのかは全く知らない。


まぁこの後裁判やらなんやらもあったんだけど


怒涛の復讐劇やら会社でのいわれの無い噂で自分が精神やんじゃって

ぶっ倒れて、殆ど弁護士さんと親まかせだったんだよね。


先輩もJさんも何かと世話してくれて今は立ち直れたけど。


私はとにかく周囲の人に恵まれてた。


精神おかしくなったからあんなことできたんだと思う。


Bのその後は全くわからない。

お金は払ってくれたからきっとどこかで普通に生きているのではないかと思う。


あのあと彼氏できた。

オーダーベッド作った業者の兄ちゃんw

テキスト:著名な心理学者リチャード・バンドラー [おもしろ]


「私はイエス・キリストその人だ」


と頑なに主張して譲らない精神疾患者を、著名な心理学者リチャード・バンドラーが診た時の話。


バンドラー「あなたはイエスですか?」


患者「そうだ、息子よ」


すると、バンドラーは巻き尺を取り出して、患者の身長と腕の長さを計り、次に別室から板と釘と金槌を持ってきて、患者の目の前で十字架を作り始めた。


患者「息子よ、何をしているのだ」


バンドラー「あなた、イエスなんでしょ?」


患者「そうだ、息子よ」


バンドラー「それなら、私がどうしてここにいるか、分かりますよね?」


患者は急に我に返って叫んだ。


「俺はイエスじゃない!イエスじゃない!」


バンドラー先生の治療、これにて一件落着。


予想外の心理的衝撃を与えることで、対象の思考の堂々巡りを打破する、この手法は「パターン中断法」と呼ばれているそうだ

 


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名前  記事の評価 情報の記憶
この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:1To28pgg0編集削除
>先輩「んじゃ」を呼ぼう。3人なら怖くないよ」

だと思って必死でんじゃさんの活躍を探してしまった
2 . 名無しさん  ID:DOTS6Xiv0編集削除
要らんオマケ付いてら
3 . 名無しさん  ID:ZWJvC3X90編集削除
オマケが無くても長杉
4 . 名無しさん  ID:lBXJoWsQ0編集削除
えらく古いの引っ張り出してきたな
5 . 名無しさん  ID:.XngJ9lQ0編集削除
業者の兄ちゃんがイエス・キリストかと思った

あと、イエス・キリストは、自分のことをキリストって呼ばない
イエスは、他の人間を息子って呼ばない
この程度で我に帰る奴は病院に来る必要がない
6 . 名無しさん  ID:3loptkKy0編集削除
長いうえに2段構えかい、やれやれ
7 . 名無しさん  ID:Hcw2ksqh0編集削除
A&Kって強そうだよな。
8 . 名無しさん  ID:neDAd8Xn0編集削除
業者の兄ちゃんは巻き尺を取り出して、報告者Sの身長と腕の長さを計り、次に別室から
板と釘と金槌を持ってきて、報告者Sの目の前でオーダーベッドを作り始めた。

まで読んだ。
9 . 名無しさん  ID:dbeiizch0編集削除
最近この手の創作話多いw
給料差押えまでは面白かったが暴走し過ぎw
手続き関係勉強してからねw

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