帰省すると連絡すると、冬は布団乾燥機まで使ったふかふかの布団、
夏は干した後クーラーをガンガンに効かせて冷ましたと思われるお布団が用意されている。
婚約期間の母の日に贈ったアジサイの鉢植えを、
「いつまでもあのときの嬉しさを忘れたくないから」
と庭に移植して、忙しいのに大きく育ててくれている。
私の祖父母宅が義実家に近いので、帰りに寄りますと電話で話をしたら、
「おじいさん甘いものお好きだったよね?」
と、私もいつ話したか覚えてないようなことを覚えていてくれて、義実家の近くでは最高級の和菓子の菓子折りを買っておいてくれた。
仕事で疲れているようなので、
「肩でも腰でも揉みますよ」
と言ったら、さんざん遠慮して、やっと揉ませてくれたときに、泣きそうな声で
「ありがとう、ありがとう」
を繰り返してくれた。
送ってくれる宅急便の中には、いつも「私が大好きだけど夫が嫌いな漬物、トマト、スイカ」が一人で食べきれる分量だけ入ってる。
法事のとき、義実家の地方の風習を知らなかった私が近所の人に嘲笑されたときに、
「私が教えてなかったのが悪いんですから、笑うなら私を笑ってください。○○さん(私)、本当にごめんね。」
と、言い放ってくれた。
このお義母さんの息子であるダンナとめぐり合えて、本当によかった。
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