私は中2まで、いじめに遭っていました。
それは小5の時に授業が終わるまで腹痛を我慢し続け、授業が終わって咄嗟にトイレに駆け込んだんですが、その時にクラスのAという女子にトイレの前を塞がれて、耐えきれず漏らしてしまったことがキッカケです。
その後Aは先生からしこたま怒られていましたが、ちっとも懲りずにほとぼりが冷めた頃に私をいじめ出しました。
Aはクラスの中心的人物で(性格はともかく、クラスでダントツで可愛かったからだと思う)友達も多かったので、そいつらからもいじめられました。
「お漏らしっ子」や「クソたれ女」と何度罵られたことか。
私の味方してくれる子もいましたが、それもごく少数だし、クラスの代表格+その取り巻きと戦ったところで結果なんて知れていますし。(味方してくれた子達には勿論感謝していますが)
私はただ自分に大恥をかかせたAが許せませんでした。
ある中2の夏の日のこと、Aとは中学も一緒でまた同じクラスでした。
前の席がAでした。
授業中ずっと落ち着きがなかったのです。
足を組み替えたりあそこを押さえたりして。
私は確信しました。
彼女はおしっこを我慢しているのだと。
私は3年前のことを思い出し、同じことやり返してやることにしました。
授業が終わり号令が終わると、案の定Aはトイレに駆け込んで行きました。
私はすかさず先回りし、トイレの前でとうせんぼしたら、Aはもう余裕がないのか右手であそこを押さえ出し
「どっ、どいてよ!」
と言うので
「なんで?」
と返すと
「もう漏れそうなの!お願い!」
と懇願してきました。
必死でジタバタしてましたが、私は最後まで許しませんでした。
この日のこの瞬間までいじめ倒されてきたのだから。
しばらくしてAの肩の力が抜けていくのがわかりました。
床には水たまりが出来始め、Aは泣き顔に。
その時に
「ねぇ、あんたが私につけた名前、忘れてないよね?」
ととどめを刺すと、
「ごめんなさい…」
とか細い声で言い、しゃがみ込んで大泣き。
おしっこの量がハンパじゃなかったので、トイレの前から廊下にまで伝っており、それを見た同級生に
「えっ、何?この子おしっこ漏らしたの!?」とか
「ウソー!散々人の事おもらし女とか言ってたのに自分が漏らしてんのかよー!」とか
口々に言われてました。
この時にAの事をあまり良く思っていなかった子達が多かった事がわかりました。
まあこの行為自体は私が悪いので同じく先生に〆られましたが、事情を説明すると納得してくれました。
それ以後、私に対するいじめはなくなり、無事に中学を卒業出来ました。
新高3ですが、充実した楽しい高校生活をおくっております。
ちなみにAは、私よりもはるかに偏差値の高い高校に行っております。
昔から頭と顔は良かったんで。
でもそこの高校について行けず退学寸前というのを人づてに聞きました。
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