うちの姑は横からちまちま細かいことを指摘してくる人。
料理をしていたら、
「塩ふりすぎ!」
「混ぜすぎ!」
と突っ込んできた。
この人、私が嫌いなのかと結構ショックを受けたことがある。
息子のテレビゲーム(1日1時間)も気にいらず、
「ハイテク(ゲームのこと)ばかり遊んで!私らの時はこんなのなかったのよ!」
と溜め息をついていた。
ある日、息子が宿題を終わらせて夕飯までの間、スマブラ(格闘ゲーム)をやっていたんだが、夕飯が思っていたより早く出来上がってしまったので、息子のゲームを中断させて食べようという事になった。
姑は、「私が呼んでくる」と言って息子の部屋へ凸。
・・・のはずが何分たっても戻ってこない。
どうしたんだ?と思って息子の部屋に行ってみると、
「息子ちゃん、このクッパという怪獣はどうすれば炎吐くの?」
「嫁ちゃんはどんな子使うの?」
「私も練習すれば嫁ちゃんより強くなれるかしら」
と、まさかの会話。
姑、息子とスマブラやってた・・・
姑は私の存在に気づき、
「こ、これは違うのよ!あまりに画面が綺麗だからつい・・・」
と、滅茶苦茶慌ててた。
とりあえず夕食。
姑がポツポツ語りだす。
「私もね、ハイテクやってみたかったの」
「私、和食は得意なんだけど洋食は上手く作れなくて・・・。教えてもらいたかったんだけど、うまく言えなくて・・・」
(´・ω・`)←まさにこんな感じの表情だった。
意地悪で腹立つババアだとおもってたけど、この人本当は根は悪くない人なんじゃ・・・と思い、
「息子にスマブラ教えてもらってみてください。時間があれば私もおしえますよ。
それに姑さんの和食、伝授してください。」
と言ったら
(*´∀`)という表情に変わり、なんだか和んだ。
それからと言うものの、姑は悪姑から良姑にジョブチェンジ。
この変わりっぷりにいまだに心が追いつかないのが修羅場。
今ではスマブラは息子より強い。
使用キャラはクッパかガノンドロフである。
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