下ネタ注意。
すんごい俺様な義兄。
弟(夫)は従者、嫁たちは奴隷、母親は召使という思考の人。(ウト鬼籍)
どんな雑用も、弟にやらせて「俺偉い」というのに酔ってる。
トメや義兄嫁が〆ても「うるせーうるせー!」と逃げ回る。
義実家に集まり、義兄夫婦と私たち夫婦で夕飯を食べることになった日。
夏だったので、義兄子もうちの息子(仲良し)も汗びっしょりで、お風呂に入ることに。
「義兄さんが入れてあげればいいじゃないですか。夫君は忙しいんです」
と私が反論するも、
「たまに実家にきたんだ、働け」
と(そっくりそのまま返してやりたい)
奴隷の言葉なんか聞きゃしない。
ピリピリした空気を感じたのか、義兄子とうちの子が
「お風呂要らない」
「二人ではいる」
と言い出したので、夫が入れることに。
10分くらいして、義兄子がギャンギャン泣きながら風呂から飛び出してきた。
息子に何をした!と食ってかかる義兄に、義兄子が涙ながらに
「おじちゃん(夫)のちんちん怖い!父ちゃんのと違う!オーム(ナウシカのアレ?)みたい!」
と。
文字通り硬直する義兄、義兄子の体を拭いてあげようとするが、怖がられてオロオロする夫、どう反応していいか分からない女衆(笑いこらえるのに必死)
「男がちんちん怖がってどうする!みんな同じだろ!」
と義兄が叱るも
「全然ちがう!父ちゃんはオレ(亀と同じ発音)と一緒だけど、
おじちゃんの、大きさも形も全然違った!違ったんだもん!」
と、いかに義兄のそれが自分と同じか、それに対して、夫のそれがどう違ったのかを、涙ながらに大声で叫ぶ義兄子に、とう義兄嫁が噴出し、トメさんと私も爆笑。
最終的に「比べてみなよ!」と迫る義兄子に、義兄が
「いや、そうか、そんなこともあるんだな」
と降参する形でその場は一応収まった。
その後、義兄嫁、いつか義兄も義兄子も、夫君みたいになるんだよと説明し、義兄子が夫を怖がることは無くなった。
以来、義兄は、誰か(特に夫)を指図したりすることも無くなって、大人しくなり平和。
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