ラディッツ「ふん…戦闘力5…500…5万…まだ上がっていくだと!?」
ラディッツ「ば…バカな…!貴様地球人じゃないのか…!?」
農家「違うな…オラは…超地球人だ」
ラディッツ「超地球人だと…ふん!バカなハッタリかましやがって…!」
農家「なんだ?オラとやる気かい?」
ラディッツ「ふん…こんな数字あってたまるか!どうせスカウターの故障だ!」 ダッ
農家「足元がお留守だべよ」 ヒュッ
ラディッツ「うべっ!」 ベシャッ
ラディッツ「く…クソッタレめ…!」
農家「オラ今から牛の世話しねぇといかんべや、な、やめとけって」
ラディッツ「ふ…ふざけやがって…!はぁぁぁぁっ!!」 キュイン キュィン
ラディッツ「食らえっ!ダブルサンデーーーっ!!」
農家「渇ッッ!!」 ボシュンッ
ラディッツ「あ……あ……!?」ガクガク
ラディッツ(く…くそっ…落ち着け…俺の今回の役目はカカロットを連れてくることだ……)
ラディッツ(そうだ、こんな地球人のジジィに構っている暇など無い…!)
ラディッツ「ふん、命拾いしたな!」 バシュッ
農家「あ、どこさ行くべな!!」 シュビッ
ラディッツ「んなっ…!ごはぁっ!!」 バキャァッ
農家「おめー、オラの牧場ボロボロにしといて逃げる気だっただか?そうは……」
ラディッツ「が……あ……」 ピクピク
農家「ありゃ、少し強く殴り過ぎちまったべな」
ラディッツ「はっ…!」 ガバッ
農家「おや、起きたべか」
ラディッツ「き…貴様っ!何のつもりだ!」
農家「まったく、あの丸いのが落ちてきたせいでオラの牧場はメチャクチャだべよ」
農家「だからオラの牧場を治すだけの分おめぇに働いてもらわねーといかんべや」
ラディッツ「ふざけるな!なぜエリート戦士であるこの俺が……」
農家「嫌なら消し飛ばすだけだべ」 シュイン シュイン シュイン
ラディッツ「すまん」
農家「おおー、オラのお古だがピッタリだべな!」
ラディッツ「ちっ…なぜ俺がこんな格好を…!」
農家「似合っとるべよ、はは」
ラディッツ「どこがだ!袖がつんつるてんだろうが!」
農家「まあまあ、さっきまで来てた鎧パンツよりはマシだべよ」
ラディッツ「俺の戦闘服を馬鹿にするな!」
農家「ほらほら、もっと腰を入れるべよ」
ラディッツ「くっ…なぜ俺がこんなことを…!」 ゴシゴシ
牛「モゥー!」
農家「ああ、そんな擦り方じゃ駄目だべ!牛が痛がるべよ!」
ラディッツ「くっ…貴様!さっきからゴチャゴチャと!」
農家「手元がお留守だべ」 ベキャァッ
ラディッツ「ウギャアアーーーッ!!」
農家「あっ」
農家「痛かったべか、すまんすまん」
ラディッツ「くっ…貴様…!」 ジンジン
農家「ほれほれ、それが終わったら次は畑の草むしりだべ」
農家「それとも腕が痛くて動かないべか?」
ラディッツ「ぐっ…!馬鹿にするな!これぐらいで負けるわけがあるか!」
農家「なら良かったべ、んじゃ草むしり頼んだべよ」
ラディッツ「ふん…それで、貴様の畑とやらはどれだ」
農家「ここから見える畑全部だべ」
ラディッツ「えっ」
農家「んじゃ、オラはしばらく買い物に行っとるから後は頼んだべ」
ラディッツ「くっ…!なんて奴だ…!」
牛「モー」
ラディッツ「くそったれ…俺はサイヤ人だ…!エリート戦士だぞ…!その俺があんな奴に……!」
牛「モー」
ラディッツ「ええい!黙れ貴様ァッ!!波ぁっ!!」 ズオッ
牛「モー!!」 バシュゥゥッ
ラディッツ「はあ…はあ…へへ…少しはスッキリし……」
牛「モォォォーッ!!」 ズギャアアアッ
ラディッツ「なっ…ぐああああーーーっ!!!」
牛「モー」
ラディッツ「が…!ば…バカな…!俺がこんな牛なんぞに……!!」
牛「モー」
ラディッツ「ま…まさかこいつの戦闘力も……」ピッ
ラディッツ「5…500…5000…ば、バカな…更に上がって…うおっ!!」 ボンッ
牛「私の戦闘力は53万です」
ラディッツ「あ…ああ……」 ガクガク
ラディッツ「ちっ…ちくしょおぉぉぉーっ!!」
にわとり「コケッ?」
ラディッツ「やってられるか!俺は惑星フリーザへ戻るぞ!!」 バシュッ
にわとり「コケッ!コケーッ!!」 バサバサ
ラディッツ「ええい!来るんじゃあない!!」 バキャッ
にわとり「コケッ…コ…コ…コケッコーーーーー!!!」 バサバサバサバサ
にわとりは なかまをよんだ!
にわとりBがあらわれた!にわとりCがあらわれた!にわとりDがあらわれた!にわとりEが……
ラディッツ「なっ…こ、こいつらどこから…!くそっ…!やめっ!このっ!!」 バサバサバサバサ
にわとり達「コケェェェェェーッ」 バサバサバサバサ
ラディッツ「く…わぷっ…この…!く……クソッタレーーーッ!!!」 バサバサバサバサバサバサ
農家「おうーい、戻ったべやー…って、ありゃりゃ」
ラディッツ「……」 ボロッ
農家「こら随分こっぴどい目にあったべな、あはは」
ラディッツ「く…貴様…!」
農家「んで草むしりは…何だべこりゃ!半分しか出来とらんべか!?」
農家「それにむしり方も雑だべなぁ…根っこから抜かないとまた生えてくるべよ」
ラディッツ「き…貴様……」
農家「まあ初めてだし仕方ないべや、んじゃ、そろそろ夕飯にするべさ」
ラディッツ「あ…ああ……うん……」
農家「できたべ!オラ特製のミルクシチューだ!」
農家「さあ、たんと食うべよ!」
ラディッツ「ああ…じゃあ……こ、これは…!」
ラディッツ「うまい…!くっ…うぐっ……」 ポロ… ポロ…
農家「ど、どうしたべや!?そんなに旨かったべか!?」
ラディッツ「ふ…ここ最近は異星人の肉や宇宙食しか食ってなかったからな……」
ラディッツ「それにこの…味以外にも胸に来る…この感覚は……」
農家「ああ、それが労働の喜びってやつだべ」
ラディッツ「そうか…ふ…まさかこの俺が地球人に教えられることになるとはな……」ムシャムシャ
ラディッツ(ベジータとか今頃俺の悪口言いながら異星人の腕とかかじってんだろうなあ…) ムシャムシャ
ラディッツ「ふう…食った食った」
農家「はは、満足したようで良かったべ」
農家「あ、そうそう、さっきこれ買ってきたんだべ、良かったら使ったらいいべよ」 ゴソゴソ
ラディッツ「これは…なんだ?」
農家「あんた用の作業着に長靴と軍手だべ、やっぱりいつまでもオラのお古じゃあ……」
ラディッツ「な……ふ、ふん…礼は言わんからな……!」
農家「はは、良いべよ別に、それより今日は頑張ってくれたべな、どうだべ酒でも一杯」
ラディッツ「ふん…この俺が地球の酒なんぞ……」 ゴクゴク
ラディッツ「む…何だ、以外にいけ……うぎゃあああああああ!!!」 ドタン バタン
農家「あっ、し、しまった!間違って水じゃなく超神水で割っちまっただ!!」
ラディッツ「うぎゃああああああああああああああああああ!!!!」 ビクッ ビクン
ラディッツの戦闘力が上がった
翌日……
農家「いやー、すまんかった、大丈夫だべか?」
ラディッツ「ああ…ふふ、むしろ生まれ変わった気分だぜ…!」 シュイン シュィン
ラディッツ(ふ…エネルギーが溢れてくる…今ならこいつにも勝てるかもしれんぞ!!)
ラディッツ(だが真正面からでは流石にかわされるかもしれん…ここは不意をついて後ろから……せーの……)
ラディッツ「ずあああああっ!!!」 ズギャァァッ
農家「ほっ」 ゲシッ
農家の足払い!ラディッツは転んでしまった!
ラディッツ「おべっ!!」 ベシャァァッ
農家「なに遊んでるべか、さっさと作業にとりかかるべよ」
ラディッツ「……はい」
農家「今日は畑を耕してもらうべ」
ラディッツ「ここ一帯を全部か?」
農家「そうだべ、もちろん手と鍬でな」
ラディッツ「ち…まさか俺がこんなことをするハメになるとはな……」
農家「サービスに少し手本を見せてやるべ、よーく見とくべよ……すー……」
農家「ちぇいっ!!」 ブォォッ
ズギャガガガガガガガ ボゴゴンッ ベゴッ ボゴンッ
ラディッツ「……おい、普通は一振りでこんなに耕せるものなのか…?」
農家「あ…はは、ちょっとやりすぎちまったべな、まあラディッツさんはもうちょいゆっくりやればいいべ」
ラディッツ「……あ…ああ…」
それから数ヶ月が過ぎ……
ラディッツ「ずあああああっっ!!」 ガガガガガ
農家「おおい、ラディッツさん、そろそろナスの収穫の準備を……」
ラディッツ「ふっ…丁度終わったところだぜ…!」
農家「ははは、流石だべな!そんじゃあ今日は街に一緒に出かけるべか!」
ラディッツ「くく…良いだろう、そろそろ肥料が切れかかっていたところだ」
農家「ははは、もうすっかり農家だべな」
ラディッツ「ああ、俺はもう戦士ではない…サイヤ人のエリート農家……ラディッツ様だ!」
都会
農家「いやー、今日は少し買いすぎたかもしれんべなあ」ブロロロロ
ラディッツ「ふん、だがあって困るということは無いだろう」
農家「ははは、それもそうだべな……ん?ありゃあ……」
ズドォーンッ
ラディッツ「う、うおっ…!くっ…あ、あの宇宙船はまさか……!」
ベジータ「ふん…ここが地球か…」
ナッパ「へへ、ピーピーうるせぇひよこどもに挨拶してやるとするか…!」
ラディッツ「ずりゃあああっ!!」
ナッパ「なっ…うおおっ!!」 バギャァァッ
ベジータ「ほう…貴様ラディッツか…久しぶりだな……」
ラディッツ「ハァ…ベ…ベジータ……!」
ナッパ「あてて…ったく弱虫ラディッツがいきなり…ぶはっ!なんだその格好!」
ベジータ「音沙汰が無いと思ったらこんな田舎で地球人に溶け込んでいたとはな……」
ナッパ「へへ、やっぱりよおラディッツ!お前は弱虫だ!サイヤ人の恥さらしだぜ!」
ラディッツ「ふん…弱虫か…確かにな、俺はもはや戦闘民族ではないのかもしれん……」
ラディッツ「そうだ…俺は戦闘種族のサイヤ人ではない……農耕種族のヤサイ人だ!!」
ナッパ「ちっ…ふざけたこと言いやがって……」
ベジータ「待てナッパ、先程一瞬だがラディッツの戦闘力が1万を越えていた」
ナッパ「1万!?そんなわけあるかよベジータ!スカウターの故障だろ!?」
ベジータ「だが警戒しておくにこしたことはない……」
ナッパ「ちっ…!」
ラディッツ「おいベジータ、ここは人がいてやりづらい…こっちにこい、人気の無いところでやろう」
ナッパ「へへ、人がいるから無理っていうなら全部焼き尽くしてやってもいいんだぜ?」
ベジータ「まあ待てナッパ、面白い、死に場所ぐらいは自分で決めさせてやろう」
ラディッツ「ふん…こっちだ!付いて来い!」 バシュッ
農家所有の山
ラディッツ「よし…ここで良いだろう、ここならまだ畑も耕していない」
ナッパ「へへ、弱虫ラディッツがどこまで戦えるか見せてもらおうじゃねーか……」
ラディッツ「ふん…それはこちらのセリフだ」
ベジータ「む…おいナッパ、こちらに近付いてくる戦闘力3000ほどの者がいるぞ」
ナッパ「3000!?この星にそんな奴がいるわけ……」
悟空「よっ…と!へへ、オッス!オラ悟空!」
ラディッツ「なっ…カ、カカロット!?」
悟空「いやー、おでれぇた!まっさか近くにえれぇ強い気を3つも感じるもんだからよぉ!」
ベジータ「カカロット…ふん、なるほどな…ラディッツ…貴様、弟に懐柔されたということか」
悟空・ラディッツ「へ?」
ナッパ「ちっ…そういうことか…兄弟の情に流されるたあ弱虫ラディッツらしいぜ!!」
悟空「えっと…こいつら何の話してんだ?」
ラディッツ「ちっ…後で詳しく話してやる…」
農家「おっ、まだ始まってないみたいだべな、ははは」 ブロロロロ
牛「モー」
ナッパ「へへ、となるとまずはカカロットの方から潰してやるか!!」 バウッ
悟空「うわっち!!」 ガキィッ
高速で殴りかかるが、それを防御する悟空
ラディッツ「カカロット!」
悟空「こんにゃろ…!やっぱりオメェ悪い奴だったか!だっ!」 ゴンッ
組み合ったまま蹴りを食らわせて距離を取る悟空!そして…
悟空「か…め…は…め…」
ナッパ「!」
悟空「波ぁーーーっ!!!」 ズオッ
ラディッツ(カカロット…!俺が見ない間に…いつの間にこんな……)
悟空「はぁ…はぁ…」
ナッパ「…へへ…今のは痛かったぜぇ…!」
悟空「!」
ナッパ「今度はこっちの番だ!食らいやがれ!!」 カパッ
悟空「やっべ…!」
ラディッツ「ずあっ!!」 ボゴッ
ナッパ「お…ごっ…!?」
と、攻撃前のナッパへと瞬時に腹パンを食らわせるラディッツ
悟空「うひゃあ!ありがとうな!誰だか知らねぇけど助かったよ!」
ラディッツ「ふん…さあベジータ!次はテメェだ!」
ラディッツ「はあああっ!!」 シュイン シュイン
悟空「す…すげぇ気だ…!」
ベジータ「戦闘力1万…1万2000…1万8000……ふん」
ラディッツ「どうだベジータ…このくらいならお前と対等に戦える筈だ!」
ベジータ「ふふ、少しばかり戦闘力が増えたぐらいで調子に乗りやがって…いいだろう…遊んでやる!」
ラディッツ「ずあああっ!!」 バギャァァッ
ラディッツの回し蹴り!それを防ぎ、すかさず反撃するベジータ!
一進一退の攻防が続く!
悟空「うひゃあ…す…すっげぇ…!!」
農家「ははは、兄さんあのぐらいで驚いてちゃいかんべよ」
悟空「へ?」
農家「ありゃあラディッツさんはまだ本気出してないべや」
悟空「へぇっ!?」
ベジータ「だだだだだ!!!」 ガガガガガ
ラディッツ「ぐっ…!」
ベジータ「はっはぁっ!!」 ズギャッ
連続エネルギー弾を撃ち込み、エルボーでラディッツを突き飛ばすベジータ!
ベジータ「ふん、食らえ…ギャリック砲ーーーっ!!!」 ズオォォッ
すさまじいエネルギーがラディッツを飲み込む!
ベジータ「ふふ…はーはっは!所詮ラディッツ程度がこのベジータ様に勝てる筈が……」
ラディッツ「ほほう…勝てる筈が…何だって?」
ベジータ「なっ…ば、馬鹿な!」
ラディッツ「一つ良いことを教えてやろうベジータ…今の俺の戦闘力は…5万3000だ!」
ベジータ「く…ハッタリを…!」
ラディッツ「くく…そう思うなら自慢のスカウターで計ってみればどうだ?」
ベジータ「3万…4万…5万……うおっ!」 ボンッ
ラディッツ「どうした……? 笑えよベジータ」シュイン シュイン
ベジータ「お…俺は戦闘民族だ…サイヤ人の王子なんだぞ…!」
ベジータ「その俺がこんな下級戦士に……負ける筈があるかぁーっ!!」
ベジータ「消し飛べ…!!ギャリック砲ーーーーーーーっっ!!!」 ズギャァッ
ラディッツ「ち…おとなしく帰れば許してやったのによ……仕方ねぇ!」
ラディッツ「食らえぇっ!ダブルサンデーーーッ!!」 ギュオォォッ
ベジータ「なっ…ば…馬鹿な…俺はベジータ様だ!サイヤ人の王子だぞ…その俺が……!!」 ググ・・・
ベジータ「くっ…くそったれーーーっ!!!」 バシュゥゥンッ…
ラディッツ「へっ…きたねぇ花火だぜ」
完
悟空「いやー!おめーすげぇな!今度オラにも修行つけてくれよ!」
ラディッツ「ふん…残念だが俺は農家でな…修行はつけていない」
ラディッツ「だが農業なら…たまに教えてやろう」
農家「やれやれ、自分もまだまだ未熟なくせによく言うべなあ」
農家「ほれ、仙豆だ」
ベジータ「が…はっ…!こ…これは…!」
ベジータ「くくく…馬鹿め…!自らこのベジータ様を回復させるとは…くたばれっ!」 ブンッ
農家「せいっ」 ベギャァッ
ベジータ「ごっ…うおおおっ…!!?」 ピクピク
農家「全く、そんでこいつらどうするべか」
ラディッツ「ん…ああ、送り返しても良いんだがフリーザに俺達のことが知れても厄介だな……」
農家「そうだべか…んじゃ、やっぱりここで働いてもらうしかないべな」
こうしてサイヤ人の王子の農業生活が始まることとなったのだった
そしてそれからまた数ヶ月後……
ベジータ「ええい!何度言えば分かるナッパ!ホウレンソウの種は水につけて冷暗所で保存してから撒け!」
ナッパ「す…すまねぇベジータ!」
ベジータ「ちい……おいカカロット!貴様も畑に水を撒き過ぎだ!!」
悟空「わっ、悪いベジータ!でもよぉ水は多い方がいいんじゃ」
ベジータ「クソッタレ!水に溺れては呼吸が塞がれて発芽しないだろうが!」
サイバイマン「キキィーッ」
ベジータ「む…落ち葉の回収が終わったのか…チッ…貴様らよりサイバイマンの方がよっぽど役に立つわ!」
ナッパ「チクショー…良いサイバイマンが育ち過ぎだぜ…」
ラディッツ「ずあああああああああああっっ!!!」 ゴシゴシゴシゴシ
牛「モーッ!!」
ラディッツ「ふはは!ここが良いのか!!ははは!!」 ゴシゴシゴシ
牛「モーッ!!」 ブンッ
ラディッツ「ふんっ!」 ガシッ
牛「モッ!?」
ラディッツ「くく…残念だったな…正確には分からんが今の俺は戦闘力53万は超えているだろう……」
ラディッツ「いつもいつも貴様には負けてばかりだったが今日からはもう負けん!農耕種族を舐めるなよ!!」
牛「ンモーッ!!」
ラディッツ「はーっはっはっは!!」
農家「いやー、人が増えたおかげでオラの仕事も随分楽になったべ」
ラディッツ「ふん…むしろ事業拡大しても良い程だな」
農家「そうだべなぁ、牧場の他にリンゴ園なんかを作るべきだべか」
ベジータ「リンゴか…チッ、だが果実栽培ならイチゴ狩りでもさせた方が客は入るだろう」
ラディッツ「なるほど、単に出荷だけではなく観光でも利益を出すわけか、流石だなベジータ」
ベジータ「ふん……ん…?おいラディッツ…この気はまさか……!」
ナッパ「あ…ああ…間違いねぇ…フリーザだ!何でここに…!」
ラディッツ「フリーザだと…!?ふん、丁度良いぜ…うちの土で採れたサイバイマンの質を奴らに見せ付けるチャンスだ!!」
ラディッツ「そう…俺たちはまだまだ登り始めたばかりだからな…この果てしなく長い農業坂をよ……!!」
―完ー
ちなみに俺の脳内妄想だけど
この話での戦闘力は最終的に
おっさん 5億
ラディッツ 54万
ベジータ 90万
ナッパ 50万
悟空 100万(でも界王拳も元気玉も無し)
サイバイマン 3万
ぐらいじゃないかーと思って書いてた
地味にフリーザ戦キツすぎるな
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