高校のクラスメイトだった嫁
高校生になって一週間くらいした帰り道
おっさん「なーなー、あんた処女か?」
嫁「?」(鞄から電子辞書を取り出す)
おっさん「あんたキムスメやな!」
俺(やばい!)
ダッシュで嫁の手を取り逃げる
俺「大丈夫?」
嫁「はい、ところで、処女ってなんですか?」
俺「 」
後に結婚
俺が教えたというより、嫁友がエロエロ大魔神だったんだよな
嫁は極度の天然で女友達が居ない、女慣れしてない男にモテるっていう、典型的な女から嫌われるタイプ
ただ、中学が同じだったクラスメイトの一人が面倒見のイイ姉御肌タイプの人で、その人が嫁を気にかけてくれて、更に姉御が仲良くなった女の子3人も嫁を可愛がってて5人でよく一緒にいた
嫁は感性ぶっ飛んでるところがあって、教室内で平気でひとりメシしたりする人で、それを姉御や友達が気遣ってわざわざ一緒にご飯食べてたりしてくれるくらい面倒みられてた
更によく知らない男からしつこくメールが送られて来たときも、姉御たちが男を〆にいくくらい大切にされてた
その男が逆恨みしたときも姉御がぎっちり〆ていた
これ、高校生活始まって一ヶ月の間にあったんだぜ?
嫁、ハプニング大王すぎて、教室から浮きまくっていたし、他の女からは嫌われまくってた
で、その周りの友達がものすごーくエロかった
女なのに男のごとく性欲真っ盛り
朝から
「朝は下ねたダメよー」
「いやいや私らの間では10時解禁ですから!」とか
言って彼氏とのエロ話展開
ただ嫁がおそろしくエロ知識なさすぎたせいで、四人から
「純情すぎて聞かせられないわ!」
と耳を塞がれてた
嫁は( ゚д゚ )こんな顔して楽しく話す4人を眺めてた
どうやらところどころ聞こえてたらしくて、「ドー〇ー」「フ〇ラ」「ア〇ル」とか単語を知っていて意味を知らないというなんかトンデモキャラが出来上がった
ただ4人とも意味を教えてくれるわけじゃなく、他に友達もいないので聞ける人もおらず、何でか高校生活一週間で助けた俺にメールしてくんのよ
「フ〇ラってなに?フ〇ラーリ?」
聞くなよ!男に聞くなよ!
「ドー〇ーって男の人のことだよね?俺くんはドー〇ー族なの?」
何この子!純粋な心で俺の心粉砕してくるんですけど!
俺はたまらず、姉御に
「あの、嫁子さんに変な単語教えないでくれますか、俺このままじゃ死にます」
と、ドー〇ーメールを見せてお願いした
姉御は俺に
「男の甲斐性みせな?」
と哀れみとため息混じりに慰められた
俺「あの、それって嫁子さんに俺が教えt」
姉御「あぁ?」
怖かった、俺にどうしろと
三ヶ月後、帰り道でまた嫁が変質者に絡まれてた
オッサンが嫁につきまとい
「マ○コぬれてんじゃねーの」
「ほらみろオジさんのでかくなっただろ」とか
言ってんの
嫁は単語の意味も解らず「はぁ」とか相槌うちながら歩き続けてた
また嫁を連れてダッシュで逃げた
姉御に
「嫁子変な男を惹き寄せる才能があるんじゃないの!?」
と訴えたら、姉御からチョップ食らって
「変態の男は嫁子みたいな純粋無垢なターゲットを見つけるレーダーがついてんだよ!」
と説教された
それから帰り道が同じ俺が、姉御たちが忙しい時かわりに嫁子と下校することに
嫁はただ下校しているだけなのに、その後一年間で4回も変質者に絡まれた
高2になると姉御や友達は生徒会役員をしたりT大合格に向け塾に通いだしたりと時間があわなくなってきた
苦肉の策で変質者対策としてエロ知識を仕込むことに
姉御「あんた男ならエロ本くらい持ってるでしょ」
俺「いや、紙媒体は」
姉御「紙じゃなければあるんだ?」
俺涙目
姉御に丸め込まれ、俺はエロゲを嫁に貸すことになった
なるべく、なるべーくエロを全面に押し出しすぎず、尚且つ嫁が好きだったバトル系の話をチョイスして、Fateを…
俺「嫁子さん、勘違いしないでほしいんだけどね」
嫁「うん?」
俺「俺、けしてね、女の子にエロゲすすめるような趣味とかあるわけじゃなくてね」
嫁「うん」
俺「だからつまりこれは、エロいものじゃなくて、こう、特にストーリーがいいものを選んでね」
嫁「あ、俺くんエロゲが好きだったんだ」
俺、色々自滅して死亡
更に3日後
嫁「今ね、トラのスタンプ集めてるんだよ、カッコイイサーヴァントいっぱいだね、俺くんはどのキャラクターが好き?」
俺「 」
それ!それ多分まだエロい部分に到達すらしてませんよね!?どんなエロゲと知らずとは言え、その質問は性癖露呈させることになるからすごく答えづらいんですけど!?
嫁「ゲームまだ遊んでなかったの?ごめん、先に貸してくれたのかな?」
俺「はい凛が好きです靴下最高です絶対領域はこの世の至高!すいませんでしたぁぁぁ!」
俺の青春は砕け散った
このとき嫁は攻略対象のキャラではなく、お気に入りのサーヴァントを聞いていただけらしい
…それならセイバーだよ、ってそれもアカン気がしてきた
その後一月ほどしてゲームが帰ってきた、生きた心地がしなかった
嫁の感想、
「えっちぃシーン長かった(´・ω・`)」
ストーリーの続きが気になるのに、エロシーンが長くて苦痛だったらしい
その後持ってるエロゲを聞かれて、
「うたわれるものってゲームのストーリーが気になる」
と言われるも、俺の豆腐メンタルが砕けそうでゲームは死守した
学校帰りに鉢合わせした俺の友達が冗談でAIRをすすめたりしたこともあったが、しばき倒してごまかした
こんな感じで、Fateのゲームとそれに纏わる関連物によって、嫁はエロ知識を得ていった
しかし、姉御や友達のように、エロエロ大魔神になることなく、金ピカの「ゴキブリ」みたいと評価したギルガメッシュのダサい服装について思いを馳せたり(主に貶してたが)
ストーリーを書いた人の別の作品に手を出したりと、趣味の幅を広げるに留まったのであった
あとクラスで浮きまくってた嫁だが、3年間の高校生活の間に何やら女子のハートをキャッチしたらしく、最終的にクラスの半分の女子から可愛がられてた
そのおかげか、大学受験を控えた大変な時期は平穏に過ごせてた
偏差値60超えてる学校の特進クラスのメンバーです
一応遊びはなく、姉御たちもビッチだったわけじゃないよ
ドーテーのことを童〇だと知った高2の中頃
嫁「俺くん童〇だったよね」
俺(ななな何だ、今度は何されんだ俺)ドキドキ
嫁「エロゲマスターでも、童〇」
俺「ちょっと待て、俺のこと勘違いしてるだろ」
嫁「ん?」
俺「俺が変態オ〇ニストみたいに言われているが、俺は健全な彼女募集中の男であって」
嫁「オ〇ニスト?」
俺(また墓穴掘ったー)
嫁「オ〇ニスト?」
俺(見逃してくれない!?)
嫁「・・・」
俺「彼女募集中でぇっす!」
こうして俺は逃げ出した
突然の告白は嫁の処理能力を超え(というより伝わってなかった)、俺は女を求める貪欲な男認定されてしまう
そのまま誤解を解こうにも、姉御から「ガルルルル」と威嚇されて手も足も出せず、そのまま受験モードが始まって恋愛なんてできる雰囲気じゃなくなった
気まずいまま半年くらい、ろくに口も聞かなかったな
無事受験を終えたあたりで嫁がポツポツラブレターをもらい始め、中学の卒業式で3人から告白されたという姉御の話を信じざるを得なくなった
俺も流れに乗って告白したが・・・
嫁「女に飢えてるからって、大学で女の子襲っちゃダメだぞ( ・`ー・´」
俺「誰でもイイってわけじゃないわ!」
嫁「凛ちゃん」
・・・嫁の頭の良さがこういうときににくいぜ
俺「嫁子がいいです」
嫁「私俺くんみたいに経験豊富なオ〇ニストじゃないし」
俺「俺だって未経験童〇だわ!!!」
嫁「( ・´ー・`)」
メールの顔文字から漂う哀れみと軽蔑の眼差し
その後大学生になった嫁にアタックしまくり、6回目で条件付きでOKをもらい、夏頃にお付き合いをはじめ、嫁親とも仲良くしてもらった
俺19歳、嫁18のころに脱童〇
脱童〇する前、嫁母から「私の娘が選んだ人だもの、ね?」とものスゴーイ圧力があったりなんだり
修学旅行生の時の嫁がぶっ飛びすぎてていい思い出だったな
両手にナマコ掴んで笑顔で「なまこだよぉ!」と駆けつける嫁と、修羅の形相で逃げ惑うクラスメイト女子
その後巨大なカニを見つけて「とったどー!」と決めポーズをとる嫁とそれをカメラを構えて撮りまくる姉御
嫁はむしろ苦学生
高校から奨学金貰ってたし、修学旅行もお金ないから行くか行かないか迷ってた
俺の通ってた学校は県内で上から三番目くらいなんだけど、一番と二番目の学校はかなり離れてて、通学に片道一時間半以上かかる
四番目以下の学校も通学一時間超えはザラ
近くにある学校はFラン高校ばかり
私立なら偏差値70超えた学校が近くにもいくつかあったから、お金ある人はみんなそっち行ってた
だから俺らの高校は勉強できる地元の一般家庭の生徒ばかりが集まってた
東大を狙ってたのも、都会に進出したいけど、早稲田や慶応だと学費が高いからって理由の人ばかりだしね
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くっさ、あざとい
意味がわからん
ちようせんたまいれの看板に処女オープンとか書いてあって
子どもがあれなにーとか聞いてくる。
玉入れ屋は全部爆発しろ。
子どもがあれなにーとか聞いてくる。
玉入れ屋は全部爆発しろ。
創作にしても下の下すぎて頭の中が心配になるレベル
今おしっこしたい気持ちで読んでて、てかお酒お義父さんとシコタマ飲んでから読んでたから全く頭に入って来ないのと眠たいのとでこの本文は二度と読みません。
米3
そこはパの部分のネオンが切れてる所を娘さんが追求してくるって所だろ。
そこはパの部分のネオンが切れてる所を娘さんが追求してくるって所だろ。
これが偏差値60以上の書く文章なのか?
俺の青春時代を思い出すわ
修学旅行のエピソードはどっかで読んだような気がする。
単なるクラスメートの視点だったけど。
単なるクラスメートの視点だったけど。
これが創作以外のなんだというのか
オタクの考えた恋愛ストーリーってかんじ
中1の時に昼休みに机に突っ伏して寝てたら片思いの子に肩を叩かれて
「フエラチオって何」って聞かれたの思い出した。
エロい言葉と思ってなかったらしく雑学に明るい私に回答を求めてきただけだったけど
大衆の面前でそんなこと教えられるわけねーだろと思いつつ「ごめん、知らない」
って答えた。
今の俺だったら間違いなく教えてやるから放課後・・・とか言っちゃうだろな。
もったいないことした
「フエラチオって何」って聞かれたの思い出した。
エロい言葉と思ってなかったらしく雑学に明るい私に回答を求めてきただけだったけど
大衆の面前でそんなこと教えられるわけねーだろと思いつつ「ごめん、知らない」
って答えた。
今の俺だったら間違いなく教えてやるから放課後・・・とか言っちゃうだろな。
もったいないことした
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