今から10年以上の前の復讐?っぽい話。
当時
私→7歳、小2にしては小柄でとんでもなく非力だった。
弟→4歳、弱い多動持ち
妹→3歳、多動持ち
大人が誰もいない時、台所で弟が冗談(だったんだと思うけど)で妹に
『お姉ちゃんをコロせ』
と言い出し、本気で首を絞めてコロそうと実行してくる妹。
3歳とは思えないほど妹の力が強くて、死にたくなくて、怖くて、必死でもがいてたのは覚えてる。
一瞬意識が飛んだと思ったら近くにあった硝子張りの食器棚の硝子部分に頭突っ込んでる妹。
弟がすごく吃驚してて、私を見て泣いてたから恐らく自分がやったんだと思う。
それまでは母親がいたから『姉の私は我慢』が当たり前で、我慢我慢。
ずーっと、『姉だから我慢しなきゃ我慢してなきゃ怒られるママに嫌われる。』みたいな強迫観念じみたところもあったし。
弟妹に何されても、母に理不尽な暴力受けても我慢我慢。
ってしてたから、多分『お姉ちゃんには何をしても許してくれる』って感覚だったんじゃないかなー、と今になって思うようになった。
非力でも死にかけると火事場の馬鹿力ってーのは出るんだなって冷静に俯瞰して見てた。
焦りとか、全くなくて。
『自分は正しい、仕方ない、弟妹が悪いんだ』って自分に言い聞かせてた部分もあるし。
何よりそんな風に自分を正当化して考えられた自分にビックリしてた。
一緒に住んでいて、硝子の割れた音に気付いて台所に出てきた祖父にきちんと説明したら弟妹は『恐ろしい子だ』と言われ私を溺愛してた伯父にフルボッコにされた。
それを見ても何とも思わなかった。
実の弟妹に対して冷たいと言われるかも知らないけど
母には何故か私が怒られた。
それ以降、私は本気でキレた時には意識がなくなる。
気付いたら相手が泣いてる、謝ってくる、みたいな。
多分、精神疾患の一つなんじゃないかなって思ってる。
何かあったよね、幼い頃に虐待されたりしてると自衛のために別の人格を作る…みたいな、解離性同一性障害?的な名前の。
一応、復讐になるハズ
因みに弟妹は全然覚えてなくて、私が母の代わりに面倒を見てたこともあって懐いてくれてて母親よりお姉ちゃんが好き、って言ってくれてる。
そんな弟妹が可愛い反面、コロされかけたことが忘れられなくて苦しくて憎らしい。
母親も憎い。
寝てる間に皆の首絞めてコロした後に自分も死んだら楽かなって今でも思う時があるのが怖い。
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