昔、小売業に勤めてた。
ある日、店で一人で店番(小さな店、同僚は昼休憩で不在)中、見たことない中年の男性のお客さんが入ってきた。
おじさん「おまえのとこの社長に昨日飲み屋で頼まれて一晩かけて書いたんだ!一枚三千円!」
よく町中に貼ってある、金属の板にペンキで書いた近隣の家の名前とか書いてある看板見せられた。
おじさん「地域活性のために役立てたいってな!三千円!」
自分「あー、すみませんけどそれはないです」
おじさん「なんでだよ!店の名前を特に大きく書いてくれっていうから書いたんだぞ!」
自分「いや、明日この店閉店するので、ありえません」
おじさん「」
10日前にいきなり普段顔見せない社長がいきなり来て
「こんな売れない地域で店やってもしょうがないから潰しちゃおう♪」
って言って、いきなり閉店が決まって。
「閉店セールとかで安くなった時だけワーッと買いにくるお客をみるのが嫌だ」
って閉店のお知らせもしなかったんだよね・・・。
おじさん、あれ?隣の店だったかな?とか慌てて逃げていったが
初めてどうしようもないタイミングで詐欺師を見た修羅場(なのか?)。
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