高校2年で生徒会副会長の俺。
当時の執行部は風紀副委員長の席が空白だった。
風紀委員長(m子:同級生♀)と階段で話し込んでいたら、1年生が通りかかった。
m子:あっ、優子、ちょっと待って。
優子:なに?
m子:優子、生徒会に入るんじゃろ?
優子:うん。ウチで役たつんか分からんけどやってみたいんよ。
m子:じゃぁやりんさい。で、こいつ(俺)が副会長じゃけぇ。
俺:あ、どうも。
優子:よろしくです。
(結婚後に嫁から聞いた話では、このとき鐘の音が聞こえたらしい)
で、生徒会任期終了後、告白→自爆→絶交→交際→結婚に至る。
時々、標準語ですが基本広島弁で。
生徒会任期中に惚れました、優子ちゃん。
m子と優子は従姉妹と言うこともわかりました。
バレンタインには義理チョコも頂きました。
優子は遠距離通学で、通学路が我が家の途中なので時々一緒に帰ったり。
ただ俺は文化系。
中学:電気部、高校:理科部。
唯一やってたスポーツは中学卒業までやってた水泳。
優子が惚れてたのは剣道部で俺の同級生。
でも結局優子はそいつとつき合わずに生徒会任期終了。
3年になって優子がとあう機会もめっきりなくなりました。
偶然会えば一緒に帰ったり、プール行ったり。
会えない日が続けば電話してみたり。(昔だから携帯なんか当然無い)
大学受験を控え、もう会うことも全くなくなり、勉強が手に着かなくなってきて電話をしました。
そこでの会話。
与太話ばっかりで会話がと切れて・・
優子:で、結局なんの用で電話してきたん?
俺:いや、別に。え〜っと、どぉしたん?
優子:え〜っと、言いづらいんだけど、ええかな?
俺:ええよ。
優子:ウチさぁ、俺君のこと嫌いなんよ。もう電話せんといて。わかった?
俺:う、うん。
優子:じゃね。ガチャン
俺:(゚◇゚)Σガーン
その後俺は大学受験に失敗し、暗黒の一浪生活。(失恋のせいじゃなく、単に学力不足)
当時の優子はゴキブリより俺の方が嫌いだったんだって。
キモオタ=俺<フツメン<イケメンという嫁のカースト制度。
それでもまぁ頑張って関西の大学に合格。
入学後、二輪部(単車部)に入って俺は単車に夢中になってました。
入学後、七月ころ実家から支援物資が届いて、その中に絵はがきが一通。
差出人は優子で内容は、短大に入ったこと、自転車部に入った事等の取り止めのないこと。
結婚してから聞いたんだけど、手紙はその時、元生徒会役員全員に出してたみたい。
そんな事を知らず、夏休みに帰省した俺は恐る恐る優子に電話。
ビビりながら電話。
なんかスムーズに話が進む。
30分位話をした後、勇気を出して
俺:優子ちゃん、暇だったら単車乗る?
優子:ホンマ?いいの?じゃぁどっかツーリング連れてってよ。
俺:(声に出さずガッツポーズ)
あっという間にツーリングの約束完了。
ツーリングの話は長くなるから端折るけど、分かったことは
・優子は彼がいる
・タンデムを恐がらない
ツーリングの最後に自宅まで送って
優子:楽しかったよ。なんか俺君、雰囲気変わったね。また乗せて?
俺:でも彼がおるんじゃろ?
優子:そうじゃねぇ。じゃ、分かれたらまた乗せて。
俺:別れたらねw
後に嫁に聞いた話では電話で話終わった時点で一階級上がって
キモオタ<フツメン=俺<イケメン=彼
だったそうな。
彼がいるのにツーリングに来たのは、純粋に単車に乗せて欲しかったみたい。
結果、キモオタの俺は一階級アップ。
結局、その年は会うのは一回だけで、電話もあまりしなかった。
翌年、二回生の前期終了後、退学して広島に帰ってきたんだわ、俺。
で、ふと思いだして久しぶりに優子ちゃんに電話。
一年以上電話してない。
俺:(退学した経緯や広島に帰ってきたことを説明)
優子:広島帰ってきたんじゃね。そっかぁ。じゃ、また遊ぼうやぁ。
俺:彼氏はどしたん?
優子:え〜っと、別れたんよ。
俺:ほうかぁ。
てな感じで。
そこで優子ちゃんの同級生と俺の同級生と合コンすることになった。
その時点で優子に対する恋愛感情はなかったし、新しい出会いを期待してた。
合コンは焼肉→カラオケと遊園地の2回開催。
なんで優子が俺のこと嫌いだったのかは、なんか粘着っぽくてオタで・・・・
鬱になるからこれくらいで勘弁して。
とにかく生理的に受け付けられなかったとの事。
(結婚後しばらくして聞いた話で、かなり聞くのに勇気がいったw)
ちなみに俺が退学した理由は単車で日本一周したかったから。
海岸線沿いをのんびりと走りながら、気に入った土地でバイトをして金ためて。
それを繰り返して。
とりあえず当座の資金を稼ぐために運送屋で荷役作業のバイト三昧。
合コン後
友達が優子のこと気に入ったみたいで、俺は優子の連れが少し気になってた。
で、ちゃんと交際してた訳じゃ無いけど、それぞれが別々に遊んでた。
5月の日曜日、バイト帰りにゲーセンに寄ってまったりとしてたら、優子ちゃんと例の友達が来た。
友達:おっ、久しぶりじゃん。優子ちゃんとドライブ行ってきたわ。バイト帰りか?
俺:そう。金稼がんと日本一周出来んしね。優子ちゃん、久しぶり。元気?
優子:うん・・・・。俺君、まだ5月なのに半袖で単車乗っとるん?
俺:肉体労働じゃけぇ暑いんよ。
優子:そう・・・事故だけはせんといてね。
俺:単車で氏ぬんは本望よ。
優子:だめ。絶対だめ。事故は絶対だめっ!!死んじゃいけん。
俺:冗談だってば。日本一周終わるまでは死ぬことはないわw
優子:うん。絶対に事故せんとって。約束して。
俺:ははっ。大丈夫だって。
優子:うん・・・。
で、友達とだべって解散した。
優子ちゃんの必氏の形相が少し気になった。
これも結婚後に聞いたんだけど、そのときの俺は青白い顔をして、フラフラに見えたらしい。
実際、ガテン仕事はしんどかったし、167センチ(禁止ワード:チビ)で体重が50kgを切る寸前だったから。
2、3日してバイトから帰るとオフクロが、優子と言う女の子から電話があったとの事。
俺から電話することはあっても優子ちゃんからかかることはあまりなかったし、珍しいと思いながら優子ちゃんに電話。
俺:電話くれたんかな?
優子:うん、電話した。
俺:そっか。そういやこないだ二人でどこに行ってきたん?
優子:(島根県)浜田まで行ってきた。
俺:いいなぁ。俺、車の免許ないからドライブは縁がね〜なぁ。
優子:ウチが連れてってあげるよ。
俺:う〜ん。友達に悪いし・・。
優子:また別れたら?
俺:あ〜そんな話、前にしたなぁw
優子:うん。でも前はウチから言った。
俺:そうだっけ?
優子:うん・・・。
俺:で、どしたん?俺に電話なんか珍しいじゃん。
優子:うん・・・・(優子ちゃんが急に口ごもる)
俺:なんか相談があるんならのるよ?まさか妊娠?
優子:ううん。友達君とはしてない。っていうかちゃんとつき合ってないし。
俺:そうなん?俺はてっきりつき合っとるかと思っとった。
優子:そういう俺君だって、こないだの合コンの子と・・。
俺:あ〜・・・。あの子は無理。単車嫌いなんだって。
優子:そうなん!!じゃぁウチらどっちも独り身じゃん。
俺・優子:www
俺:じゃぁどっか行くか。
優子:飲みに行こう。
次の休みに飲みに行くことに。
結局、昼から近場にツーリング行って居酒屋へ。
俺:っていうかさぁ、「別れたら」って言ったのどっちも俺じゃない?
優子:あははっ。そうかも。
俺:俺、倫理観はしっかりしてるんだからさぁ。
優子:ほんと・・・・。
俺:で、こないだの電話はなんじゃったん?
優子:え〜っと、もういいよぉ。
俺:へっ?なんなん?すげぇ気になる。
優子:もういいよぉ。それ以上言ったら粘着!
俺:げっw
こんな感じで9時頃まで呑んでた。
俺:満腹〜
優子:ウチも。
俺:出よっか。
優子:そうじゃね。どっか行く?
俺:学校に忍び込んでみようか?
優子:いいかもっ。
てなわけで二人の母校へ。
母校は階段・廊下が校舎の外にあって校舎に入らなければ警報は鳴らない。
校門を乗り越えて、廊下へ。
誰もいない静かな校舎と懐かしい匂い。
しばらく散策して最上階の非常階段へ。
高校より高い建物は周囲に無いし、高台にあるから夜景が凄くきれいだった。
最上段に二人で座る。
俺:結局どっちもつき合って無かったんじゃね〜
優子:そうじゃね。でも・・
俺:何?
優子:わたし友達君から交際申し込まれてもつき合う気は無かったんよ。手すら繋いでないw
俺:そうだったん?
優子:・・・
しばらく無言が続く。
団地の坂道を路線バスが登っていく。
一瞬、バスのライトがあたりを照らす。
優子:ねぇ、顔触ってもいい?
不意に優子が言った。
俺:えっ。別にいいけど?
優子:じゃ、目瞑って。
そして優子ちゃんの手が俺の顔をそっと触っていく。
夜中近い時間だし、気温ももう低い。
優子の手の温もりが気持ちいい。
そっと優子ちゃんの手が顔から離れる。
急に頬に冷気をかんじる。
俺:目瞑ってって言うからキスが来るかと期待したのに〜w
優子:・・・・キスしていいよ。
蚊の泣くような声で優子ちゃんが言う。
俺:え、何?ごめん、聞こえんかった。
優子:じゃけぇ・・・キスしていいよ・・。
やっと聞き取れた俺。
俺:じゃぁ今度は優子ちゃんが目を閉じて。
優子ちゃんが目を閉じる。
そっと唇を重ねる。
舌を優子の唇の奥に押し入れる。
絡み合う舌。
んっ・・
優子ちゃんの声が漏れる。
キスをしながら自分の気持ちを考える。
キスにしろ仲良くにしろつき合った事のない子とはしたことがない。
自分の気持ちは?
俺、優子の事が好きなのかも。
そう思ったら我慢が出来なくなった。
優子ちゃんの肩にそっと手を回しゆっくり押し倒す。
何の抵抗もなく、優子ちゃんは押し倒される。
優子ちゃんの胸に手をおく。
オーバーオールを着ているから、ゴワゴワした中の柔らかさがもどかしい。
嫌われてるの解ってて電話したのは、葉書が来る直前に当時つき合っていた彼女に振られて自暴自棄になってたから。
電話してまた嫌いって言われたら、なら葉書送るなっ男の気持ちをもてあそぶんじゃねぇって文句(八つ当たり)言って、こっちからガチャ切りしてやろうと思ってた。
オーバーオールの胸元のボタンをはずし、上半身をTシャツにし、また胸の上に手を載せる。
膨らみの一番上に硬い弾力ができている。Tシャツの上からそっと摘んでみる。
しばらくバストの感触を堪能する。
優子:ねぇ・・俺君・・
俺:なに?
優子:あの・・ウチ、我慢できないかも・・・
俺:(欲しいって言うのかな?)何?
優子:え〜っと
はっくしょん。俺君、ウチすごく寒い。
俺:そうだね(少し涙目)帰ろうか。送るわ。
優子:そうだね。もう12時すぎとるよ。
俺:ホンマにっ?門限大丈夫?
優子:うん。今日は遅くなるって言ってるし、ウチ20歳だよ。
俺:そっか。じゃ帰ろう。
優子:・・・ウチ、俺君とキスしちゃった。
俺:もっと凄いことしたような・・
優子:ばかっ
そのまま優子ちゃんの自宅近くまで送った。
その日、俺はどうしたらいいか、凄く悩んだ。
友達は優子に気がある。
たぶん、優子ちゃんは俺に気がある(野生の勘。時々はずれて痛い目をよく見る)。
俺の気持ちは?高校の時、片思いの挙げ句、こっぴどく振られた。
今の気持ちは?
gdgdのまま2日ほど過ぎた。
優子ちゃんとは連絡を取らずにいた。
その日はバイト休みで、昼から例の友達が来ることになってた。
家には俺しかいないし、ダラダラしてたら電話が鳴った。
俺:はい。俺んちです。
優子:優子です。この前はありがとう。近くにいるから今から行ってもいい?
俺:昼から友達君くるよ?
優子:ちょっとだけ。電話切ったら外に出ててよ。
俺:わかった。
電話を切って外にでる。
たばこを吸おうと火をつけた瞬間、家の前に白い車が止まる。
優子:じゃ〜んw
俺:どっから電話してきたん?
優子:あそこ
車からニコリと指さす先は家から100mほど行った酒屋。
そりゃ早いわ。
やっぱり俺、優子ちゃんの事が好きかも。
この笑い顔、めっちゃかわいい。
優子ちゃんが車から降りる。
喪服を着てる。
俺:誰かの不幸があったん?
優子:うん。遠い親戚のおばあさん。今から親戚を迎えに行くとこ。
俺:忙しいんじゃ・・
優子:俺君の顔見たかったんよ。
俺:そっか。
優子:じゃウチ、行くね。
俺:へっ?何しに来たん?
優子:顔見に。
そのまま車に乗り込む。
慌てて運転席に駆け寄る俺。
優子ちゃんが窓を開け、エンジンをかける。
不意に優子ちゃんが帰ることに、すごい不安を感じた。
俺:ちょっっと待って。
優子:なに?
窓から優子にキスをする。
不意のことで、びっくりした顔をしてる。
俺:ごめん
優子ちゃんは何も言わず、行った。
あちゃ〜やっちまったよ、俺。
優子ちゃん、怒ったかな。
庭先でたばこに火をつけたら、例の友達が来た。
友達:よっ
俺:おぅ。
友達:どおしたんや、元気無いで?
そりゃそうだ。言うなりゃ友達の想い人を寝取ったわけだし。
俺:すまん、俺おまえに謝らにゃいけん。
友達:なんかあったんか?
俺:実は俺、優子ちゃんに惚れとるんじゃ。こないだ気づいた。
友達:ば〜か。知っとるわい。いつおまえが言うか待ちよったわ。それに優子ちゃんもお前に惚れとるで?
俺:!!
友達:見りゃわかるわい。
俺:すまんっ!!
このあと、二人でボーリング行ってきた。
とりあえず友達を裏切った俺だけど、友達を失うことは避けられた。
あとは、優子ちゃんの事。
当時の優子ちゃんは短大卒業して家事手伝い。
微妙な表情で行った優子ちゃんが気になる。
バイトが早仕舞いの日に、優子ちゃんに電話。
優子:優子んちです。
俺:こんちわ。いま会う時間ある?
優子:ん〜あと1時間したら夕食作るから、無理かなぁ?
俺:じゃぁ1時間あるじゃん。優子ちゃんちの近所に神社があるじゃん、今からそこに行ってよ。
優子:ワガママじゃねぇ。ええよ、今からでる。
今度は俺が優子ちゃんちの近くから電話してみた。
神社の境内に座って、たばこに火をつける。
ちょうど1本吸った頃に、優子ちゃん登場。
優子:あれ?早いじゃん。どこから電話してきたん?
俺:○○郵便局。
優子:ウチのそばじゃん。会えんかったらどうするつもりだったんw
俺:泣きながら帰る。
機嫌は悪くなさそう。
俺:実は友達にこの前の事話した。
優子:えっ!全部?
俺:うん。
優子:(涙目)あんな事したのを?
今気づいたけど、つき合うまでの会話じゃん、これ。
結婚に至るのはもっと長くなるよ。
とりあえず、おつき合い編は次回で終了。
俺:冗談っす。友達君に話したんは、優子ちゃんの事。
優子:ウチの事?
俺:うん。俺が優子ちゃん好きだって事。
優子:!!(涙目)
俺:ちゃんと友達君に話したし、わかってもらえたんじゃ。
優子ちゃんは泣きじゃくってる。
優子:うん・・・友達君・・ごめん・・
俺:優子ちゃんが気にすること無いよ、あいつ根に持つ奴じゃないし。で、肝心な話があるんじゃけど。
優子:なに?
俺:俺とちゃんとつき合って欲しい。ええかな?
優子:ばかっ当たり前じゃんかぁっ(優子号泣)
後は優子が落ち着くのを待って、いろんな話を時間いっぱいまでした。
例えばいつから優子ちゃんが俺を好きになったとか。
ずっと気になってたんで聞いてみた。
本人がはっきり自覚したのは、友達と優子がドライブ帰りに寄ったゲーセンで俺に会ったとき。
ボロボロの格好で薄汚れてて、前会ったときより明らかに痩せてるっていうか、やつれてる。この人、なんでこんなになるまで働くんだろう。
って、目標のために頑張ってるとこを見て自覚したらしい。
おつき合いまではこんな感じ。
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