実家では、お隣のおばあちゃんからいつも漬物をもらっていた
ガレージの片隅で漬けていて、頂く時にはボウルを持ってぬか床から取り出したての漬物をそこへ入れてもらう
大きいポリバケツにしわくちゃの手を肘くらいまで突っ込んで漬物を取り出す瞬間は、見ていていつも楽しかった
漬物をいただく代わりと言っては何だけど、母が病院やスーパーへ車で送迎、場合によっては付き添いしていたみたい
その母が「うちのお漬物は全部お隣のおばあちゃんが作ってくれたもの」と言っていたのを、私は何を勘違いしたのか「この世すべての漬物はお隣のおばあちゃんが作ったもの」だと勘違いしていた
スーパーで漬物を見るたびに誇らしい気持ちになっていたけど、小学校低学年くらいの時に同級生に指摘され、そうじゃないことが分かった
「隣のおばあちゃんがそんなに凄い人なわけないじゃん」
って笑いながら言われたのが悔しくてたまらなかった
帰宅後、母に
「お隣のおばあちゃん凄いのに!あんなにお漬物おいしいのに!絶対スーパーのよりおいしいのに!」
と泣きながら縋り付いた
その次に貰ったお漬物がいつもより多かった。
丸聞こえだったらしい。
恥ずかしかったと同時に懐かしい思い出です。
先日ご家族のご好意でお隣のおばあちゃんの法事に参加してきたので、懐かしくなった。
例のぬか床は現在実家にありますが、やっぱり少し味が違う。
お隣のおばあちゃんのお漬物もう1度食べたいなあ
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1 . 名無しさん ID:UuraILbr0 : 編集:削除
嘘松
なかなか 和むいい話じゃないか
そう言う 思い出話 イイよね。
そう言う 思い出話 イイよね。
味が違うのはおばあちゃんのダシかな。
味が違うのは、
まぶされている、「愛情」の味?
まぶされている、「愛情」の味?
不思議だが、同じレシピで同じように作っても上手な人とそうでない人で味に差が出る。
上手い下手もあるけど同じ様にしてても汗に含まれるアミノ酸や常在菌で味は変わるんだよ
マジレスして悪いが、ぬか床内で構成されている細菌のバランスが変わったのが味の変化の理由
おでんの大根もやり方聞いて隠し包丁とかコメの磨ぎ汁とかやるけどなんか味が違う・・・。なんでだろ?
ぬかも生き物ですからなぁ。
いい話だけど、我々が求めてるのはもっと嘘松臭のするネタ投稿なんだ
本当は隣の大嫌いなジジイがつくっていた
ぬか喜びだった
ぬか喜びだった
手に含まれている成分も確かに影響するのだけど
一番重要なのは温度
一番重要なのは温度
いいではないか。
俺もその漬け物を食べたい。
俺もその漬け物を食べたい。
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