農地改革で落ちぶれた母方実家の話
よくある話なんだろうけど
曾祖父は村一番の地主だった
地主といえば裕福なイメージだけどそれは農業だけでやっていける豊かな村の話
曾祖父の住んでいた村(埼玉北部)は険しい山奥の痩せた土地で
農作物はとれず養蚕で食べていた
養蚕が主産業の村は大抵貧しい。
農作物がろくすっぽ採れないのに子だくさん家庭が多く
物価が上がるか、生糸の買い取り値段が下がると多くの世帯が破産寸前に
村の名士としては助けないわけにいかず借金の肩代わりしてあげたり
村の子供に雑用頼んで御駄賃払ってあげたり持ち出しばかりだったそうだ
特に貧しい村人を小作人として雇い給料を払ったり
本当は小作人を何人も雇う余裕なんてなかったのに
太平洋戦争が終結すると農地改革が実施され
困窮している村人を小作人として雇い入れ大部分の畑を耕させていた曾祖父はほとんどの土地を失い村一番の貧乏に
転落した曾祖父一家を見た村人達は掌を返して嘲笑い始めた。
借金を肩代わりした曾祖父の手をとってこのご恩は一生忘れませんと泣いた村人も
養蚕よりずっと割のいい給料で雇ってくれてありがとうございますと頭を下げていた村人も
世話になったことなんかすっかり忘れて曾祖父夫婦をガン無視、聞えよがしに馬鹿にする
祖母の漫画や人形を借りて祖母のお下がりのブラウスを貰い受け
祖母と仲の良いことを誇っていた級友達はみすぼらしくなった祖母を馬鹿にしてばい菌扱い
嫁に行くまで村中から苛め抜かれた祖母はすっかり人間不信になってしまった。
学校の歴史の授業で小作人は地主から搾取されている可哀想な存在で
農地改革は不公正を正す改革だったと教えられ
祖母と聞かされた話とあまりに違って驚いてしまった
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そして、やたら立派な家を建てているのは、もともと小作人だった連中が多いんだと。
タダで手に入れた土地を売って大金を手に入れたビンボー人がまず考えるのが、
「地主よりも立派な家に住みたい」ということらしい。
今の日本の農業が非効率で、百姓の程度が低いのは、この時自作農に成った者が多いから、
今になり農業の規模拡大名と度と言っている、元々の百姓は、それなりの品位と教養が有る。
得てして、人は自分達の悪い部分は話したがらないものだろうし。
村人も腹に溜めてたものがあったんじゃない?
負担が減って状況は良くなってるはずだろ?おかしくないか?
田畑の話であって、
山林地主については関係なかったんだけどもな。
零落した自分たちが嫉妬に狂っただけ
かけてやった恩だけは覚えているが、それ以上にひどい事をやってきたのだろう
慕われていたならこうはならない
一部の人間なんか切り捨てるでしょ
今なんて1%が恩恵に預かれればその政策は成功アピール
99%なんか知らねえよ
そんな時代です
最高!!
結局、貧乏に逆戻りしていたのが実情なんだよ
農地解放の真実はwww
これだけで嘘松ってわかるんだよね。戦前の養蚕は花形産業だかんね。悲惨だったのは戦後になってから。
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