嫁とは出会って今年で11年


出会いは高校 初めてのクラスで隣の席になったのが始まりだった。

最初は特に特別な会話も無く

俺の印象としては「ガリ勉で静かな女」程度だった

嫁は一目惚れしたらしい←ここが一番よくわからなかった

学年も学科も同じで少しづつ話すようになった

1年の夏に突然告白された

だが女性経験が皆無だった当時の俺はキョドってしまい返事を保留してしまった

俺の親は完全な放任主義でそれが嫌になった俺は親父の弟である叔父の家に居候していた

叔父はヤがつく職業の人間で今では非常に珍しい義理人情に厚い人だった

どうしていいかわからなかった俺はその日の夜に叔父に相談した




俺「叔父さん、今日俺告白された」


叔父「よかったじゃねぇか、んで?付き合うんだろ?」


俺「どうしていいかわかんなかったから返事を返せなかった」


ここで叔父がキレる


叔父「バカヤロウ!自分に惚れてる女が勇気出して告白してんだ!!

       男なら自分にィ惚れたぁ女なら誰であろうが受け入れんのが男だろうが!」


俺「叔父さん、すまん俺がバカだったわ」


叔父「おう、わかってんじゃねぇか」


叔父「だがよ、そんな女には隠し事しちゃぁダメだぞ?

       お前がどんなことしてるまで全部話してそれで心が揺らがねぇ女ならなんら気にするこたぁねぇ受け入れてやんな」


俺「わかった」


俺は叔父と一緒に住んでる影響で高1で酒、タバコ、パチンコ、ヤ○ザ相手に賭け麻/雀など日常茶飯事だった

俺はありのままの全てを話しそんな自分でいいのかと嫁に問いかけた


嫁「あなたが何しようと私の心は揺るぎません。あなたが好きです」


俺が嫁を一生守って行く決意を固めた瞬間だった

俺はそこからいままで遊んでいた頻度を1/10以下に減らしバイトを始め資格を取ることを目標にし猛勉強した

途中資格の勉強に時間を割きすぎて普通教科の勉強がおろそかになり学年トップだった嫁に勉強を教えてもらい赤点回避

バイト先からの家までの距離を考え嫁父が家の合鍵を渡してくれて半分同居状態だったりとあり

資格を大量に取ってなんとか高校を卒業することができた


そして俺は、関東のとある企業に就職が決まっており嫁も東京の大学へ入学が決まっていた


そこで上京するに伴い俺は嫁父にある決意を話した


俺「嫁父さん」


嫁父「なんだい?俺君」


俺、紙袋から諭吉500人を召喚


俺「嫁さんを俺にください!!絶対不自由にはさせません!これからの援助も要りません!俺が養います!だから嫁さんを俺にください!」


嫁父「なるほど、俺君の気持ちはよく分かったならその覚悟見せてもらおうか。

       嫁がもし私たちに泣きついてくるようなことがあれば別れて貰うよ?いいね?」


俺「上等です」


ということでまず嫁の学費・生活費・小遣いそれに嫁の入学費用全額を負担することを約束することで同棲(結婚)の許しを得た

金の暴力で解決したと言われれば否定できないのは事実である

金の出所は自分で賭け麻/雀で稼いで貯めていた諭吉1000人程の中から出した

バイトで稼いだ諭吉300人程も仲間に加え、俺と嫁は上京した

入籍は嫁が大学を卒業してからすることに決めていた


そして二人で過ごし付き合い始めて7年がたった年嫁の誕生日


俺が当時乗ってたバイクに二人で乗りバイクショップへ

そこには俺がオーダーメイドで密かに注文していた嫁が好きな色のハーレー

それと一緒に


俺「こんなアホな俺に付き合ってくれてありがとう今更だと思うが結婚してくれるか?」


と指輪を出す。


嫁「嫌だ。なんて言える訳無いでしょwよろしくお願いします」


と俺らは晴れて結婚


今は1女そして今度産まれる1男を楽しみに幸せに暮らしてます。


イギリス出張の最中に我らが娘が歩いた

 


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この記事のコメント一覧
1 . @  ID:A0Z6v.ip0編集削除
嘘松
2 . 名無しさん  ID:y9mo9DcX0編集削除
つまんね
3 . 名無しさん  ID:e8C7W7Fk0編集削除
一番最後に2行くらい空けて「だったらいいのになぁ・・・」って入ってたら信じた

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