体験談：家まで歩き、中に入ろうとすると鍵が掛かっていた。 [エロ]

高校生の時、部活でバスケの試合をしている途中に気分が悪くなった俺は熱中症の可能性があると家族に伝えていた予定よりも大分早く帰宅する事になった。

※本来は打ち上げがあるので夕食過ぎると伝えていた。

顧問に車で自宅周辺まで送って貰いふらふらの状態で家まで歩き、中に入ろうとすると鍵が掛かっていた。

両親は共に仕事だが、学校がある時以外は部屋に籠もりゲームをしている筈の妹も出掛けているみたいで、近所のコンビニですら面倒臭がる妹が出掛けるなんて珍しいなと何故か不在だと決めつけた俺は、家のスペアキーを紛失していた為に配管から二階へ上がり窓から侵入した。

（一応前提として田舎寄りの地域なので基本的に鍵は開けっ放しで、全員が外出するときのみ施錠される認識が我が家にはある）

配管を昇った所為もあり、体長が更に悪化してきたけど、クツを片付けに一階までなんとか降り、喉も乾いていたので飲み物を取りにキッチン向かった俺は何やら異変を察知。

誰もいない筈なのに居間から微かに声が聞こえる。

ドア越しに耳をすますとやはり声がしたので、誰かがいると身構える俺は泥棒がいると思い込み、玄関に置いてあったゴルフバックから適当なものを手に取りゆっくりと居間へ近づき、深呼吸。

そして、一気にドアを開けゴルフクラブを構える。

するとそこには生まれたままの姿で俺が隠し持っていたＡＶを見てお○にーしている妹の姿があった。

え？何でいるの？と困惑する妹と頭がぼうっとしていて理解が追いつかずに何も言えずにいる俺。

いやぁーっと妹が叫びだしてからはもう二人してパニック状態。

慌てて脱ぎ散らかした服で体を隠し大泣きする妹とてんぱった俺は妹の体を隠す布を差し出そうと着ている服を脱ぎだし、それを見て更に悲鳴を上げる妹。

声にびっくりして上半身裸の状態でカーペットの上でゲロを吐く俺。

それを見て脅えた声を出す猫。

それから直ぐに妹は落ち着きを取り戻し、服を着ると黙々と吐瀉物を片付け始めた。

固まったままの俺は手伝おうかと聞くも無言のまま首を振られ。

体調悪くなったの？　片付けはして置くからうがいだけして寝てなと言われ自室へ戻り、上は裸のまま気絶するかのように寝てしまった。

目が覚めたのは深夜で既に両親と妹は寝ているようだった。

居間へ行くとカーペットは綺麗になっておりゲロの痕や匂いは無かった。

まさか昼間の出来事は体調不良による幻とか夢だったのではないか、いや流石にそれは無いなと溜息。

インターホンを押して不在を確認しなかった事の後悔や、妹に一生物のトラウマを与えてしまったのではと恐怖し、絶望感一杯のまま二度寝。

翌朝、恐る恐る妹に喋りかけるも態度や表情に変化も無く普通に会話できた。

昨日の事など無かったかのようにいつも通りで、以降もその日の出来事について妹と語ったりはせず、就職で家を出るまでの間仲の良い兄妹としてこれまで通りに過ごした。

とはいえ、俺は女性がソファに座りｍ字でお○にしているのをAVやエロ漫画で見る度に思い出してしまい、ゲロまでもが１セットで記憶されているのか吐き気を催すようになったので妹にも何かしらの弊害がもしかしたらあるのかもしれない。

ただまぁ、一つだけ、あの出来事以降はっきりと変ったのは俺の秘蔵コレクションから一本のDVDが消えた事だけだった。

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