お盆で夫の実家に集まった時、義兄の嫁さんが
「もういい加減にしてよ!」
とブチ切れた。
結婚直後にうまずめじゃないのか、女の子を産んだら男も産めない役立たず、夫実家の家事をやらされて、家事もろくにできない穀潰し、他にも容姿、性格、学歴、行動、ありとあらゆるものに難癖つけられて、いびられてて、その日も陰で言われたらしい。
「あなただってやられてるでしょ?この持ち寄りの赤飯だってケチつけられたでしょ?」
って私も聞かれたけど、私はこの三年全くそんな経験はなく、赤飯もとても喜んでもらった。
義兄の嫁さんに問い詰められて、そんな経験は全くないと白状したら、義兄の嫁さんはさらにブチ切れて、
「なんで私だけなの!?」
と私に座布団を乱れ投げてきた。
夫が盾になってくれて座布団が当たらなかったら、
「何庇われてんだよ!」
とお盆で殴りかかってきた。
姑、舅、大舅からは義兄の嫁さんの悪口がマシンガンのようにで出始め、他にいた親戚は気まずく縮こまってるか、wktk!kwsk!状態。
「なんであんただけ!なんで私だけ!」
と夫にお盆を取られた義兄の嫁さんが湯呑を投げ始めたら、普段老人ホームにいて一時帰宅してきてた、物静かで縁側の猫のような大姑が
「なんでって、(夫)が婚約の時に
『俺は一生結婚しない、子供もいらないつもりだったけど、(私)とだけはどうしても結婚したい。
(私)を認められないなら、俺は今ここで死んだものと思ってくれ』
と言ったから、この人たちも(私)さんに下手なことを言えなかったんでしょう」
と言った。
義兄の嫁さんの矛先は義兄に変わり、
「なんであんた黙って見てるんだよ!私を庇えよ!私をなんだと思ってるんだよ!」
と料理を義兄にぶちまけて、その料理が載ってた大皿で殴りかかった。
義兄は
「やめろよ!俺は関係ないだろ!」
って義兄の嫁さんに反撃した…
周りの制止に殴り合いが止まったかと思いきや、また夫に矛先が向いて
「あんたもなんで私を庇わないの?自分の嫁だけ無事ならいいと思ってるの?
本当はあんたが嫁に向かないように私だけ親にいびらせてるんじゃないの?」
と難癖をつけ始め、私にも再び飛び火して
「あんたも私がいびられてるの見てニヤニヤしてたんじゃないの?」とか
「あんた散々いい思いしたんでしょ?夫交換してよ。離婚して私にそいつくれよ」とか
言われた。
言いたいことを言い終わったのか、義兄の嫁さんは大きなため息をついてバッグをつかんで出て行った。
親戚の数人に
「あなた本当に何もされてないの?言っていいんだよ?」
とwktkされたけど、夫が
「悪いけど片づけたら俺たち帰るから」
って遮ってくれて、一緒に飛び散った諸々をざっと片づけてすぐ帰った。
義兄の子は小学校の夏休み体験?とかで来てなくて、あれを見なくて本当に良かった。
今は義兄夫婦は離婚話の真っ最中らしく、義兄から
「あの時(義兄の嫁さん)は(夫)と離婚して自分にくれと言ってた。
(義兄の嫁さん)と(夫)は浮気してたんだろ?慰謝料よこせ」
と電話が来た。
義兄が話の通じない人になっててびっくりした。
義実家両親が毒親で、義兄は無自覚に染まっていた馬鹿男。
報告者夫は、毒親家庭で結婚自体に絶望していたが、自分の幸せ追求を諦めていなかった、正常側に脱出できた人。
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