息子が「なんで、夏になると太陽は夕方になってもいるの?!」って叫んだのが去年の夏の終わりの時期。
じゃあ調べてみようよと話し、マンションの西と東のベランダのそれぞれ同じ位置で
毎朝6時と、夕方17時に写真を撮るようになった。
朝はそんなに変わりはしなかったけど、夏と冬で日没の時間が違うと気づいた息子。
それは寒さと暑さに関係がある。というところまで自力で気づき、ストーブに近いと暑い、離れると丁度いいというアドバイスすで、太陽が近いのと遠い!とまで気づいたのが今年の4月。
息子が小学1年生になった時だった。
今年の夏休みの宿題はコロナのせいでプリントだけだったけど
自由研究は自由参加としてあった。
息子は幼稚園〜この夏までちょうど1年分の朝と夕方の写真を撮ったものをまとめたものを提出。
調べ始めた動機と、研究の方法、考察などを書いて提出した。
そうしたら市の小学校〜高校までの自由研究の賞みたいなものの小学校部門最優秀賞をゲット。
校長室で表彰され、笑顔の息子と校長先生、市長のスリーショットが市の広報として先月末、配布された。
そうしたら息子の同級生A君ののお母さんから
「バッカみたい、秀才気取り?教育委員会に媚売って、ドヤってんじゃないわよ」
って言われた。
別の同級生のお母さんに
「何嫉妬してんの?素直に羨ましいって言いなよ」
って言われて顔真っ赤にしてプリプリして怒って帰っていった。
翌日、A君が家に寄って
「研究のネタない?お母さんが◯◯君(息子の名前)より凄い自由研究今からやれって…」
と困った顔をして尋ねに来た。
息子は
「何で?って思ったことを研究したらいいよ!僕は今、ペット(犬でトイプーとハスキー)のうんこが土の場合、草が土の上にある場合、浜辺の砂の場合、土にかえるまでの時間を研究してる!」
って言っていた。
家庭版脳のせいで、ネタ盗まれるんじゃ…って私は横で聞いてて思ったけど
心配もいらなかったようで、A君は
「そっかあ!ありがとう!いい案が浮かんだよ」
って言って帰ってった。
そしたら翌日家にA母がA君を連れて
「あなたのせいで!」って怒りだしたが、A君の手前、ハッとして顔を引き攣らせながら
「息子に変なこと教えないでくれる?」
って言ってきた。
私はA君に
「なんの研究してるの?」
って聞いたら
「お母さんいつも怒ってるから、家にいる時のお母さんの怒ってる時間数と、怒ってる理由を研究してるの!」
って笑顔で答えてくれた。
申し訳ないけど笑い崩れてしまった。
A母が怒っても、すぐ横でA君がメモを取り出すので、その姿を見て笑いすぎて涙まで出てきてしまった。
その後、A君は自由研究を辞めるようにお母さんに叱られたらしいが、もともと真面目なA君は、しっかりと続けている模様。
息子と研究ノートを毎週見せ合っているらしい。
来年はA君が広報にのると思うわ〜先生も凄く素晴らしいと褒めてたらしいもん(笑)
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