後輩「これ壊しちゃいました」
先輩「会社の金だからいーじゃん」
上司「会社の備品でも財産でガミガミガミ!!」
後輩「これ出来ませんでした残業して良いですか?」
先輩「会社の金だからいーじゃん」
上司「計画のスケジュールをちゃんと立ててガミガミガミ!」
上司「会社の金だからといって勝手に備品追加したり残業ばっかするからガミガミガミ」
先輩「会社の金だからいーじゃん」
上司「お前使えないから飛ばすわ」
一年後
後輩「ごめんなさい、これ壊しちゃいました」
上司「会社の金だからいーじゃん」
何が言いたかったかと言うと、先輩という緩衝材が居なくなって、管理体制が崩壊した。
後輩が残業してたのは先輩が指導して実際に後輩にやらせてたから。
そして後輩に実際に触らせて実務経験をさせてたから物が壊れてた。
上司は勝手に後輩達が成長するものだと思っていたらしいが、残業してはいけない、備品を壊してはいけない、と言われてしまえば
ベテラン社員しか仕事が出来る人がおらず、彼らの定年退職で引き継ぎ相手にしていた先輩も居ないし、
ここ一年で後輩達は雑用しかさせて貰えないで辞めていって、ガチで別の部署と吸収合併あり得るかも(そうなれば後からくっ付いた方の昇進が絶望的)、となっていたら
今度は飛ばされてた先輩が上司として帰って来た。
部長は分かってたのか知らんが、先輩に関しては部内の部長の管轄で別の業務をやって貰いながら昇進の為の資格の取得と根回し配置転換を一年かけてやったらしい。
元上司は先輩が戻ってきて更に自分のポストに居るとなると仕事がやり難いだろう、と部長のにこやかな面談で別の会社に出向となった。
当たり前だが、人が前より少なくなった上に仕事の計画も予算が使えなくて全て自部署で抱えてたものが
急ぎの案件は外注に頼めるようになったり、ギリギリの数量しか発注させて貰えなかった備品を他部署に貰いに行く手間も無くなって
何度も言うが人が減ったのに後輩とマンツーマンで仕事が出来るようになってゆっくり教えられてる現在に何かビビった。
部長と現課長の先輩の手のひらで遊ばれてる自分はあの人達と張り合える自信がないからこのポジで良いです…。
|
|
(11)